江戸千家サイトマップ
江戸千家について
人の心を落ち着かせ、和ませる抹茶。日本に伝えられたのは今からおよそ八百年くらい前の鎌倉時代です。やがて室町時代そして続く桃山時代に、抹茶を飲みながら豊かな時を過ごす工夫がなされて、日本独特の文化「茶の湯」が生まれました...
表千家七代如心斎の元で修業を重ね、江戸に千家流の茶の湯を広めた流租川上不白、明治維新後の東京・池之端に茶家を復興した七代蓮々斎、当代名心庵宗雪など、歴代家元の活動をもとに江戸千家の歴史を紹介します。
流租川上不白ゆかりの書や画,茶碗や茶杓などの茶道具を写真とともに紹介します。
江戸千家の茶室から、川上不白が神田明神台に建て建てた茶室を昭和初めに復元した蓮華庵、東京都指定有形文化財の一円庵、表千家七代如心斎を中心に不白らの高弟も加わって制定された七事式に適した座敷として考案された花月の間を紹介します。
抹茶は日常生活の中でも十分に楽しめる飲みものです。専用の茶道具がそろっていなくても、日頃の道具を転用するなどして、誰でも抹茶を楽しめます。自宅や職場などの普通の場所で、多忙な時間の中、一服のお茶を味わうことで、静かなひとときをつくり出すことができます。また雑然とした場所を落ち着いた空間に変えることもできるでしょう...
-
「盆点て」は、「テーブル茶」などともいわれ、客の前で気軽に抹茶を点て出す方法です。お盆に簡略な茶具を用意しておけば、いつでもどこでも茶の湯の場になります...
-
本来の茶会では、点前をして抹茶を差しあげる前に、主客が打ち解け語り合う時間が必要だと思います。最も効果があるのは、食事、あるいは一献(点心)を用意することでしょう...
-
不時の客に、とりあえずビール。ありあわせのつまみ物を用意。ワイン片手に楽しい語らいの時を。そして、ちょっと改まって一服の抹茶を...
江戸千家は、全国各地で活発な活動を行っています。事務局にお問い合わせいただければ、各支部を通じてご希望にあう教室・先生をご紹介いたします。お稽古を始められたい方は、電話・メールなどでお気軽にお問い合わせください。
江戸千家事務局からの連絡や、ニュースなどをお知らせします。江戸千家のサイトの障害情報もこちらでお伝えします。
江戸千家の行事・活動
-
-
-
八日、九日、十日と行われた恒例の初釜は、元日の能登半島地震で被害に遭われた方々や被災された皆様に思いを馳せる黙祷から始められました。被災地に近い新潟からの参会者も多く、家元から心配と労いの言葉がありました。明るい陽が差し込む穏やかな三日間で、香り高い大福茶、点心と福引き、蓮華庵では薄茶が振る舞われました。教場では初笑いの一席と獅子舞が披露され、今年が笑顔の多い無事な一年となるよう祈られました...
-
四月七日、音羽護国寺茶寮において恒例の東京不白会春の茶会が開催されました。開花が遅れた桜が、この日に合わせたように満開で、早朝の雨に清められた青空を背景に咲き誇っていました。この日五席で釜が掛けられ、皆様穏やかな春の一日を楽しんでおられました...
-
-
-
正月八日、九日、十日。江戸千家家元初釜が執り行われました。穏やかな好天続きで、今年はコロナ禍前の通例に戻り、午前と午後の一日二回の席が設けられました。北は七戸から南は四国の高知、九州八女からも来客がありました...
-
四月二日、東京不白会春の茶会が四年年ぶりに音羽護国寺にて開催されました。 広間を中心にした五つの茶室に釜が掛けられ、月光殿では余興も披露されました。参加された会員の皆様はそれぞれのお席の趣向を楽しみつつ、改めて茶会の楽しさを味わっておられました。...
-
七月九日、恒例の東京不白会主催夏期講習会がオンラインで開催されました。今年は二人の講師を迎えま した。お話の一部を紹介します...
-
十一月四日、恒例の孤峰忌が江戸千家家元にて執り行われました。読経の後、家元による供茶点前と新柳氏によるお香の点前があり、天目茶碗に点てられた口切りの抹茶とお香が流祖の像に供えられました。続いて今年の講話は、前静嘉堂文庫美術館館長で『國華』編輯委員である河野元昭先生による、江戸千家蔵の「宗達白鷺図」と「岩松図屏風」についてのお話でした,,,
-
岡倉天心の命日近くに、ゆかりの地・天心巡りが、今年は九月七日に行われました。この日、家元は幸田露伴に宛てた天心の手紙を持参しました。天心が東京美術学校を辞し日本美術院を設立した年のもので...
-
昭和三十六年五月に結成をみた高田不白会が六十周年を迎え、記念茶会を開催しました。五年ごとに記念の催しが行われてきましたが、数年を経、ようやくこの年祝賀の会を開くができました。家元夫妻、近隣支部からも歴史ある高田不白会のお祝いに参加されました。翌日は妙高赤倉の天心六角堂で供茶が行われました,,,
-
九州四支部改編三十周年を記念する茶会と祝賀会が久留米梅林寺と萃香園にて行われました。記念茶会では、家元席はじめ三つの席に釜がかかりました。華やかな記念の一日となりました...
-
年に一度、十一月三日の文化の日に根津美術館で催される全慶應茶会。慶應茶道会OBの江戸千家の川上宗康氏が披錦斎の薄茶席を担当しました。茶席の様子を紹介します...
-
-
-
令和四年、恒例の初釜が正月八、九、十日の三日間、二年ぶりに執り行われました。東京を中心に、高知や新潟、群馬、茨城からも参加がありました。常任理事の落合文雪氏に感想を寄せていただきました...
-
今年の夏期講習会は、昨年に引き続き家元宅からのオンライン開催で、二人の講師をお招きしました。
-
四月十、十一日の二日間、音羽護国寺において、二年ぶりとなる東京茶道会招待茶会が催されました。令和二年二月十一日以来の開催です。制限を設けた入場者を二日に分散し、検温や来場者の把握など感染症の対策が丁寧になされていました。六席に各流家元・宗匠が釜を掛けられました...
-
令和4年10月15日・16日、岩手不白会担当にて全国大会が開催されました。大会は平成30年の大分に続く20回目で、岩手不白会は第7回(昭和59年)、第17回(平成21年)と担当し今回は3回目の開催です。15日の記念式典・懇親会、そして16日、大会史上初めての試みである「自宅の茶」をテーマにした記念茶会が行われました...
-
十一月四日、恒例の孤峰忌が江戸千家家元にて執り行われました。しめやかな読経の後に家元による供茶点前があり、祥瑞の茶碗に口切りの抹茶が点てられ流祖の像に供えられました。冒頭には炉開きの儀式があり、皆様に披露されました...
-
穏やかな好天に恵まれた十一月の東京茶道会月釜。江戸千家では、コロナ禍以来延期になっていた雲鶴先生のお席が開かれました。床は、万古青薬手桶に白椿や照葉、実物がざっくりと入れられ、紹鴎棚に銀地の風炉先屏風が合わされました...
-
-
-
正月八・九・十日の三日間を予定していた恒例の初釜は、コロナ禍の状況を踏まえて中止となりました。そこで少人数をお招きして記録の映像を撮影し、動画の公開をしました。台炭の点前、点心、嶋台の茶碗での家元による点前など、正式な流れで執り行われ、全国の皆様に視聴していただきました...
-
毎年都内の会場を借りて行われてきた夏期講習会。昨年はコロナ禍で中止になりましたが、今年はオンライン配信に切り替えて家元教場で開らかれました。東京リハビリテーション総合研究所の武藤芳照先生、宗雪宗匠の二人の講師を迎え、対談を挟みながらのお話でした...
-
流祖不白の命日である十一月四日、恒例の孤峰忌が家元邸で催されました。昨年に引き続き人数をしぼっての開催です。今年は如心斎と不白が参禅した大徳寺玉林院の森玉雲和尚がお越し下さり、初めて読経をいただきました。続いて家元により口切りの茶が天目茶碗にて流祖の尊像に供えられました...
-
-
-
今年は比較的近郊の支部が対象で、新潟、高田から静岡までのお客様が家元邸の正月飾りの門をくぐられました。不白生誕三百年という記念の年が明け、温かく穏やかな陽気に恵まれた新たな一年の始まりで、お家元によりたっぷりと練られた濃茶を味わいながら静かに新春を寿いでおられました...
-
台東区谷中にある日本美術院は、毎年天心の命日である九月二日に天心忌を行っていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止ということでした。家元一行は通例となっている天心ゆかりの地を巡る天心巡りとして翌三日に美術院をお参りし、院の皆様に歓迎していただきました...
-
恒例の孤峰忌が十一月四日、江戸千家家元邸で開催されました。今年は新型コロナの感染状況に鑑み、家元直門を中心とする少人数の参列をもって開かれました。新潟支部長中野宗順氏にその日の様子をお寄せいただきました...
-
-
-
今年の初釜は、昨年十月に全国大会を開催した大分から多くのお客様が、また、八女、佐賀、福岡、高知や神戸と遠方の方々が新年の挨拶に見えられました。新宮同好会からも初参加がありました...
-
建国記念日恒例の招待茶会。宗雪宗匠は不昧軒に釜を掛けられました。遠州流の森田知実様に席に入られた感想をお寄せいただきました...
-
今年の東京不白会春の茶会は、流祖不白生誕三百年を記念する茶会となりました。月光殿に不白に因む展示がなされ、各席それぞれ趣向を凝らしたお祝いの席でした...
-
流祖不白生誕三百年を記念して、今秋「江戸の茶の湯―川上不白生誕三百年」展が根津美術館で開催される。同館の顧問で、東洋陶磁史をご専門とされる西田宏子先生に、奥高麗茶碗についてご講演いただいた。そして宗雪宗匠からは、本年刊行予定の『川上不白茶会記集』に因んだお話があった...
-
令和元年霜月二日、恒例の孤峰忌が菩提寺安立寺で営まれました。今年は、不白生誕三百年にあたり、「江戸の茶の湯』」として特別展が根津美術館で開催されるなど大きめな節目の年です...
-
毎年、その命日近くに都内の岡倉天心ゆかりの地を辿る「天心巡り」が家元と数名の役員で行われています。今年も谷中の日本美術院をスタートに行われました...
-
南青山の根津美術館で開催された「江戸の茶の湯」展の記念 茶会が、庭園内茶室「弘仁亭」 にて開催されました。十一月二 十三日は、川上宗雪宗匠が釜を 掛けられました。
-
川上不白生誕三百年の記念として、東京南青山の根津美術館にて「江戸の茶の湯」をテーマとする展覧会が開催されました。不白好みの道具をはじめ、如心斎との係わりや、門人や周辺の人達とのつながりを示す多くの書画、茶道具が展示されました...
-
二〇一九年十二月一日、『川上不白茶会記集』『不白筆記』(中央公論新社刊)の出版を記念して、全国各不白会、また御縁のある方々六百五十人が集い帝国ホテル東京「孔雀の間」で、祝賀会が開催されました...
-
-
-
「八日、九日、十日の内、朝なりとも昼なりとも御茶申すべく候」 初釜の日取りの由来となっている光悦の手紙が広間の脇床に掲げられた。明るい日差しの暖かな三日間で、青森、岩手、山形、福島など東北からの参加者は殊の外喜ばれている様子だった...
-
大龍宗丈の命日である三月十六日、玉林院洞雲庵で月釜が行われた。宗雪宗匠が席をもたれるのは二年ぶり四回目となる。今年は、神戸同好会に加え発足間もない新宮同好会の協力もあり、両会の交流が図られた...
-
今年は早い春の訪れで、桜も名残。明るい日差しの中、恒例の春の茶会に多くの参加者があり、趣向の凝らされた七席を楽しみました。毎年参会される村上瑛二郎氏に家元席の感想を、また、今回初めて席をもたれた江戸千家不白流家元川上渭白宗匠に文章を寄せていただきました...
-
今年の東京不白会夏期講習会は、会場を新宿区箪笥区民ホールに移し、二年ぶりの開催となった。日本野鳥の会・主席研究員で、野鳥や自然観察、環境教育などをテーマに活動をされている安西英明先生には、身近な野鳥を見る楽しさ、自然の仕組みについてお話していただいた。宗雪宗匠は、没後二百年になる松平不昧公の二通の手紙を読み解きながら、流祖不白との関わり、不昧の人間像などについて話された...
-
岡倉天心の命日である九月二日、第十五回目になる天心忌茶会が江戸千家家元邸で行われた。花月の間の床には白隠の達磨画賛が掲げられ、不白好の三具足には秋の草花が生けらた。家元の読経の後、天目茶碗に点てられた御茶が、一円庵の天心の消息に供えらた...
-
平成三十年十月十三日から十五日まで、第十九回江戸千家全国大会が大分の担当で開催された。前回の高知大会から数えて八年ぶり、大分で開かれたのは昭和六十一年の第八回大会以来、実に三十二年ぶりである。全国各支部から三百人以上の会員が集い、これ以上望むべくもない好天の三日間を過ごした...
-
平成三十年十一月四日、恒例の孤峰忌が家元邸で行われたました。最初に、仙台国分尼寺の小枝一誠和尚の読経があり、続いて、後嗣博之氏による点前でお抹茶が流祖不白の塑像に供えられました。家元により小箱が載せられた盆が正客の前に置かれ、一二三の趣向で、点前者の評価が行われました...
-
-
-
江戸千家家元での初釜が、平成二十九年一月八日から三日間行われた。花月の間では家元のお点前により香り高い大福の濃茶が振る舞われ、続いて点心と福引き、蓮華庵では薄茶が供された...
-
毎年建国記念日に開催される東京茶道会の招待茶会。澄み切った青空とひきしまった空気の中、艸雷庵の入席を促す喚鐘の音が響く。
-
四月十一日から六月四日まで開催された『茶の湯』展では、各流派による呈茶席が設けられた。江戸千家は四月二十七日を担当、臨時に設えられた置き床に、平櫛田中の「観」と、可憐な初夏の草花が生けられ、茶籠の趣向で、直門の皆さんによりテーブル茶のお盆点前でお茶が振る舞われた。
-
新宮は和歌山県の東南端に位置し熊野川を挟んで三重県と接する、風光明媚な景勝地です。流祖不白は水野家家臣の家に生まれ十五歳で江戸に出仕するまでを、この地で過ごしました。平成二十九年の全国連合不白会役員会が、この新宮で開催されました。
-
平成二十九年三月二十六日は、先代九世名元庵宗雪宗匠の五十回忌となり、去る三月三十日、菩提所谷中安立寺において、法要の式が営まれました。
-
港区南青山にある根津美術館の青山茶会で、宗雪宗匠が弘仁亭で釜を掛けました。披錦斎の展観席では根津美術館が所蔵品の展覧を行いました。茶会を担当された同美術館学芸員・下村奈穂子氏に原稿を寄せていただきました...
-
岡倉天心の命日に因む天心忌茶会は第十四回を迎え、今年は家元邸で執り行われた。まず花月の間で、家元により天目茶碗に御茶が点てられ、一円庵に掲げられた岡倉天心の手紙に供えられた...
-
様々な分野の専門家が集い転倒予防に関する取り組みを発展させている日本転倒予防学会(武藤芳照理事長)において、宗雪宗匠が特別講演をされました。菅栄一先生が報告を寄せて下さいました...
-
去る十月三日、私ども茨城不白会は、三十五周年の記念の会を、つくば市のつくば山水亭において執り行うことができました。家元三兄弟ご夫妻をはじめ、東京不白会からもお祝いに駆けつけていただきまして、楽しい会がもてました...
-
東八甲田のふもと、三沢空港から北西に四十分ほどのところの町、七戸。近年、東北新幹線七戸十和田駅ができました。青森の江戸千家の茶の湯は、この地から始まりました...
-
山形県の流派を越えた茶道の団体「山形茶道宝紅会」、その設立に当たり柳澤宗華初代支部長が発起人の一人として、また中心になってご尽力されました。そこで毎年行われる「追善茶会」では「目すだればんちゃ 菅井久先生」と筆書きされた二枚の写真が飾られます...
-
家元邸での恒例の孤峰忌は、仙台国分尼寺小枝一誠和尚による読経から始まり、続く家元による供茶点前で天目茶碗に点てられた口切りの抹茶が流祖不白の塑像に供えられた。棚は、昨年家元が好まれた逢雪棚が用いられた。今年の講話は、柿衞文庫館長、岡田麗先生で、「俳諧と茶の湯」と題しお話をいただいた...
-
-
-
恒例の初釜が、正月八日、九日、十日に執り行われました。今年は、本誌に連載で文章をお寄せ戴いている先生方や、日頃お世話になっている方々を毎回お招きし、それぞれの専門分野のお話などで席中の会話の内容も拡がり、同席の参会者も十分楽しまれていました...
-
本年も大龍宗丈の命日である三月十六日、家元が京都玉林院の洞雲庵で掛釜をされた。同院での席持も今年で三回目。地元の方々の参加も年々増え、今回も終日賑わいをみせていた。大阪から参加された裏千家 徳田樹彦様にその日の感想をお寄せいただいた...
-
第六十七回目を数える東京不白会春の茶会は、宗雪宗匠の古稀を寿ぐ慶賀の茶会となりました。家元の展示席となった月光殿の他、七つの茶席それぞれが祝意に溢れた特別なしつらいの席でした。すべての席をゆっくり巡られた家元に、各席主への思いをお書きいただきました...
-
今年三月、まさに桜花爛漫の季節、江戸千家名心庵宗雪宗匠にはめでたく古稀を迎えられ、共にいみじくも江戸千家十世家元襲名五十周年という節目の年をお迎えになられました...
-
本年の東京不白会夏期講習会は、京都の野村美術館館長、谷晃先生に、「『不白筆記』と不白の茶会記」と題して、流祖川上不白の業績の歴史的意味についてお話いただいた。川上宗雪宗匠には、本年家元襲名五十周年記念として上梓された『名心庵 自會記』の中から、自宅の月釜にテーマをしぼりお話があった...
-
高田不白会創立五十五周年を迎え、妙高赤倉において記念の茶会が行われました。茶会に先立ち、六角堂前では平櫛京雪氏のお点前により天目茶碗で抹茶が点てられ、博之氏半東にて六角堂の天心座像へ供茶が行われました...
-
宗雪宗匠が釜を掛けた玉林院三月の月釜に続き、九月、江戸千家社中のはじめての掛釜がありました。お席を担当した東京不白会会長落合文雪様に、感想を寄せていただきました...
-
「雨降って地固まる」などと申しますが、当日は足元から流れてしまいそうな雨となっていしまい、お客様方には大変なご苦労をお掛けいたしました。そのような中、席中のわずかなひと時を、社中共々一生懸命務めさせていただきました。沢山の方のお陰でこの日ができたこと、幸福に思っております...
-
今年の孤峰忌は、仙台国分尼寺の小枝一誠和尚による読経に始まり、家元の点前にて天目茶碗に点てられた御茶が流祖の塑像に供えられた。八女星野園に茶壺を預け、十月に口切りをしてきた抹茶がこの日用いられた。続いて仙台市博物館前館長・佐藤憲一先生による「伊達政宗と茶の湯」という講話があった...
-
-
-
江戸千家家元での初釜が、恒例の正月八日、九日、十日に執り行われました。今年は殊に雪深い東北方面から多くの参加者がありました...
-
二月十一日、東京茶道会招待茶会が音羽護国寺で開かれ、同会各流の理事が釜を掛けられた。江戸千家家元川上宗雪宗匠は牡丹の間を担当され、大勢の参席者が訪れた...
-
恒例の全国連合不白会役員会は、別記の通り、本年は京都本法寺において開催された。流祖川上不白の墓所、東京の谷中安立寺の本山である。本法寺に江戸千家全国の理事四十二名が一堂に集うことは初めてのことで意義深い...
-
玉林院中興の大龍宗丈の祥月命日三月十六日に、家元はこれまで二度釜を掛けられているが、この度は、玉林院の特別のご好意にて江戸千家記念茶会として行われた...
-
去る4月5日、第66回東京不白会春の茶会が、音羽護国寺茶寮で開催され七つの席に釜が掛けられました。小雨交じりの天気の中、趣向を凝らした特徴のある各席を、終日大勢のお客様が訪れていました。一部を紹介します...
-
今年の講習会は,今日庵文庫長で、茶道資料館副館長の筒井紘一先生に、「もてなしの心」と題して、利休の人物像、茶の湯の本質ついてお話いただいた。岡野弘彦先生は、折口信夫に師事された歌人で、現在國學院大學名誉教授、日本芸術院会員。「日本人と桜―戦後七十年にあたって」という演題で、万葉集から現代までの桜にまつわる和歌を紹介いただきながら、日本人にとっての桜への思いについてお話いただいた...
-
第十二回江戸千家天心忌茶会は九月二日、念願だった茨城県五浦で、茨城大学五浦美術文化研究所との共催で行なわれた。明治三十六年五月、飛田周山の案内で五浦を訪れた天心は、殊の外この地が気に入り、その二年後には六角堂をかまえている...
-
今年の孤峰忌は、まず家元による読経の後、流祖不白の塑像に口切りの茶が天目茶碗で供えられた。「今日は流祖の二百九回忌。恒例の一日を、集った皆さんと流祖を思って過ごしたい」と家元のお話があった...
-
-
-
正月八日、九日、十日の三日間、江戸千家家元での初釜が執り行われた。東京を中心に北は岩手、南は九州八女まで幅広い地域から集まった参会者は、恒例の初釜飾りを楽しみ、改まった年の慶びを香り高い大福茶とともに味わっていた...
-
京都大徳寺玉林院の洞雲庵で、宗雪宗匠が釜を掛けられました。今年で二回目となる掛釜は、床に如心斎の掛物と茶杓を飾り、御茶を献ずることから始まりました...
-
第六十五回となる東京不白会春の茶会が音羽護国寺にて催され、七つの茶席に釜が掛けられました。一部を紹介します。
-
港区白金台にある畠山記念館では、友の会会員を対象とする茶会を毎年開催しています。開館五十周年にあたる今年は、畠山記念館が翠庵で濃茶席を、川上宗雪宗匠が、浄楽亭で薄茶席を二日間に亘って担当しました。この茶会への思いや趣向についてお書きいただきました...
-
第三十四回江戸千家東京不白会夏期講習会は、江戸東京博物館大ホールにて六月二十九日に開催された。今年は寛永寺長臈、現龍院住職浦井正明先生をお招きし、「寛永寺と天海」という演題で、寛永寺の創建に関わった天海僧正の意外な実像、また官寺として隆盛を極めた巨刹の寺領と寺域について、そして一日にして、寛永寺が灰燼に帰した彰義隊との関連についてご講演をいただいた...
-
本年も昨年に続き、家元邸での第二回目となる天心忌茶会が行われた。床は横山大観筆の不二山図、平櫛田中作の天心像「鶴氅」がその前に置かれた。その独特の風貌はその場を圧しているようだった...
-
去る十一月四日、江戸千家家元邸で恒例の孤峰忌が執り行われました。読経の後、家元の点前により流祖不白の塑像に口切りの茶が天目茶碗で供えられました...
-
-
-
本年度の江戸千家家元での初釜が開催されました。三日間天候にも恵まれ、穏やかな初釜でした。速報として、写真を中心に初釜の様子を報告します...
-
本年度の家元初釜は恒例の通り行われた。茶の世界にあかわらず、だれしもが再建という志をもって年を迎えている。そうした中で平常の茶の湯、通常の催しに安らぎを覚える...
-
64回江戸千家東京不白会春の茶会が、開催されました。春の大嵐の予報が一転して快晴へ。やや風は強かったですが、八重桜が見る見る開いていく好天気の中での茶会となりました。ここでは速報として、写真を中心に各席の様子を紹介します。...
-
本年度の東京茶道会招待茶会は、恒例の通り二月十一日に各流理事により釜が懸けられた。江戸千家家元川上宗雪宗匠は円成庵を担当された...
-
去る三月十六日、京都本法寺に於いて、家元主催による茶会が開催された。本法寺は川上不白の菩提寺谷中安立寺の本山である。室町時代に活躍した日蓮宗の僧侶日親上人により創建された...
-
床に松平不昧の長文の消息が掛けられた。朽木昌綱宛のもので、文中に、不白の東海寺の茶会に招かれたことの知らせの様子が記されている。不昧が四十七歳、 不白八十一歳。三月七日の日付のものである...
-
今年は岡倉天心生誕百五十年、没後百年の節目にあたります。五浦は、近代日本美術の発展を目指した岡倉天心が、日本美術院をこの地に移転、国際的な活動を展開する上での拠点とした重要な地です。...
-
本年は、江戸初期の武将で茶人でもあった細川三斎生誕四五〇年にあたり,この度の講習会では、細川家十八代であり、永青文庫理事長、細川護煕氏、並びに永青文庫学芸員の石井窓呂氏をお迎えし、細川家の歴史と細川三斎の茶をテーマとして講演会が開催された...
-
久し振りの親睦旅行。定刻通りバス二台で上野を出発。一路北茨城の岡倉天心の聖地、五浦を目指す。住みきった空に筑波山の山影が過ぎていく...
-
去る十一月三日、恒例の孤峰忌が家元邸花月の間に於いて開催された。花月の間の床には不白筆三幅対「假空中」が掛けられ、不白像が安置された。はじめに、家元の供茶点前により、不白像前と今回は一円庵に掛けられた松平不昧筆の消息前にも茶が供えられた...
-
この度、久留米、八女、福岡、佐賀不白会の二十周年を祝う合同茶会が、有馬家の菩提所梅林寺において開催された。初代不白の時代から久留米藩主と繋がりをもつ九州において、昭和二十五年に江戸千家九州支部が創立されたが、平成六年に、四つの不白会として改編され独立、今日に至っている...
-
床には達磨絵賛がかかり、座禅堂で時を計るために用いられる香盤に香炉、梅林寺の警策が置かれた。脇床には澤庵宗彭の消息が掲げられた。禅の主要な行事、臘八接心の座禅堂を表わされているとのこと...
-
-
-
田中宗治(七戸不白会) 抹茶クラブは月に一度開催され、その日を楽しみに係の人に手を引かれたり、車椅子やベッドで集まってきます...
-
家元招請研究会−【貴人清次】遠藤宗光(福島不白会) 去る八月二十六日、古民家を改造した「這裏苑」という書院造りの茶室で、林の中の虫の音や、川のせせらぎを聞きながら、家元招請研究会が開催されました...
-
江戸千家家元での初釜が上記日程で開催されました。地方支部は青森から新潟、高田、熊谷まで、東北地方を中心に大勢の参会者がありました。速報として、写真を中心に初釜の様子を報告します。...
-
平成二十四年度の家元邸初釜は恒例の通り開催された。昨年の未曾有の天災、人災を未だくぐり抜けてはいない。茶道界も模索は始まったばかりであるが、誰もが平常の難しさ、大切さを思い知る...
-
恒例の第63回江戸千家東京不白会春の茶会が、開催されました。寒さの長引いた今年の東京の花は、ようやく開花宣言を迎えたばかり。当日は前日の嵐が嘘のような春いっぱいの一日となりました...
-
今年の東京不白会講習会は、日本思想史・文化史、殊に茶の湯文化を研究されている谷村玲子先生を講師にお迎えします。谷村先生は、現在、江戸千家便覧『ひとゝき草』に人気の連載「Tea Time」を執筆されています...
-
歴史ある大徳寺塔頭の中でも、川上不白と最も縁深き寺院が玉林院である。本誌巻頭言にて家元が書かれているように、不白は師如心斎の供として玉林院八世大龍宗丈のもとに参禅修業を続け、如心が「天然」、不白は「孤峰」という道号を授かった...
-
床には、東福門院の消息が掛けられた。後水尾天皇の弟一条兼遐宛のもので、お約束の飴について書かれた親しみのある内容。流れるような書風に引き込まれる。籐組の手は花籠に、大山蓮華、金鳳花、壷珊瑚が生けられた。
-
本年度の東京不白会春の茶会は、春の訪れが遅れ、護国寺の桜もようやく三分咲といったところでしたが、各席の趣向は花が開いたように春爛漫となりました。
-
平成二十四年九月二日、岡倉天心の命日に行われる天心忌茶会が、池之端の江戸千家家元邸で開催されました。平櫛田中彫刻美術館館長、平櫛京雪氏に報告していただきます...
-
本年、九月二十九日、蓮鶴先生の三回忌を迎え、菩提所安立寺にて、川上家ご家族、ご親族により法要が営まれました。翌日の九月三十日は、帝国ホテル孔雀西の間にて、「川上蓮鶴大姉を偲ぶ会」が催されました...
-
第三十二回の東京不白会講習会は、講師として谷村玲子先生をお迎えし、「武家の茶の湯と不白の時代」をテーマとしての講演があった...
-
平成二十四年十月二十一日(日)に江戸千家岩手不白会は、創立八十周年の記念茶会を盛岡市中央公民館にて開催いたしました...
-
昨年十一月四日、恒例の孤峰忌が家元邸において執り行われた。十一月二日に家元はじめ役員の方々によって菩提所、谷中安立寺にて参拝が行われた...
-
護国寺境内は紅葉が舞い散り、冬の到来の風景であった。そして師走にもかかわらず、大勢の参会者でにぎわった...
-
-
-
本年度の江戸千家家元での初釜が開催されました。三日間天候にも恵まれ、穏やかな初釜でした。速報として、写真を中心に初釜の様子を報告します...
-
平成二十三年度の初釜は恒例の如く、正月八、九、十日の三日間江戸千家家元邸にて開催された。今年の初釜は、新年の祝いの会と同時に、祈りの会としての点初式であった..
-
大震災からひと月も経たない日でした。四月、五月の大寄せ茶会の多くが中止を決める中、春の茶会は家元の意向により、開催となりました。家元席の床、横一行の「懈怠比丘不期明日」を拝見。衝撃的でした...
-
恒例の東京茶道会主催の招待茶会。今年の江戸千家家元川上宗雪宗匠は、不昧軒を担当された。床は、宗達筆の白鷺の絵。うっすらとした墨色の中に無色の姿が白鷺として浮かび上がる...
-
今回の講習会は、実演「家元の点前によるお茶事」を行うことになりました。今年の家元研究会の課題に沿った「点心茶事」を、家元にご指導いただきました...
-
本年度の夏期講習会は「家元の点前による茶事」が実演された。家元教場研究会においては、数年来、計画性をもって茶事の研究会が行われている...
-
平成二十三年十月三十日、第十八回目にあたる江戸千家全国大会が、高知不白会担当で開催されました...
-
昨年十一月四日、恒例の孤峰忌が家元邸花月の間に於いて執り行われた。十一月二日に、家元はじめ役員により、菩提所谷中安立寺に墓参が行われた...
-
昨年度の東京茶道会しめくくりの茶会は好天に恵まれ、各流理事により釜が掛けられた...
-
-
-
江戸千家家元での初釜が終了しました。本年は北は新潟から南は高知まで多くの支部からの参会者がありました。今回は写真を中心に初釜の様子を報告します...
-
平成二十二年度の初釜は、恒例の通り、正月八、九、十日の三日間、家元邸に於いて開催され、流祖嶋台の茶碗にて大福茶が振る舞われた。今年は、新潟、高田、群馬、熊谷、長野、茨城、甲府、静岡、高知の各支部から参会者を多く迎え、活気溢れる茶会となった。...
-
第61回江戸千家東京不白会春の茶会が、開催されました。ここでは速報として、写真を中心に各席の様子を紹介します。会記等詳細は、江戸千家会報『ひとゝき草』108号、ならびに東京不白会会報『池の端』に掲載される予定です。...
-
天心忌を中心とした「妙高天心茶会」が、岡倉天心終焉の地、妙高高原赤倉の「天心山荘」で今年も開催されます。この茶会は、大正12年9月2日に、この「天心山荘」で岡倉天心が最後を遂げたことを偲び、天心の功績の一つ〈茶の心〉を後世に語り伝えていこうと実施さ れるものです。...
-
本年は桜満開、花曇りのもと、恒例の春の茶会が開催されました。月光殿の改修工事が続き、今回の家元席は牡丹の間となりました。床には、酒井鶯蒲の描く桜の絵。華やかな花の下に徳利と朱盃、桜の花びらが散らされました...
-
三十回の節目を迎える本年の東京不白会夏期講演会は、「これからの茶道具」というテーマでシンポジウムが行われた。まず、川上宗康氏よりテーマの主旨説明があり、続いて釜、陶芸、漆芸という、茶道具の中でも主要な位置を占める分野のパネリストによって基調講演が行われた...
-
第九回妙高天心茶会は、平成二十二年九月四日に開催された。東京は例年にない暑さに見舞われたが、この高原も秋の訪れはまだ先のようで、虫の声もかすかであった。しかし当日は夜半よりの雨も上がり、次第に姿を現す妙高山と周辺の山々には季節の移ろいを感じさせるものがあった...
-
十一月四日、家元邸花月の間において、恒例の孤峰忌が執り行われた。床には、不白筆三幅対「空假中」が掛けられた。炉開きでもあり家元の炭点前から始められ、続いて天目茶碗に濃茶が点てられた...
-
恒例の茶筌供養茶会が音羽護国寺茶寮において開催された。本堂にて茶筌供養が行われた後、各流理事により釜が掛けられた。江戸千家では、川上宗康氏が円成庵に釜を掛けた。床には永井尚政宛の遠州の消息...
-
-
-
江戸千家家元での初釜が終了しました。本年は青森、七戸、岩手、山形、福島の各支部から多くの参会者がありました。今回は写真を中心に初釜の様子を報告します...
-
平成二十一年度の初釜が、正月八、九、十日の恒例の三日間、家元邸にて開催された。初釜の日取りは脇床に掛けられた光悦の消息に由来する。「八日 九日 十日の内、朝なりとも昼なりとも御茶申すべき候」...
-
桜満開の好天気のもと、恒例の江戸千家東京不白会春の茶会が、第60回を迎え開催されました。ここでは速報として、写真を中心に各席の様子を紹介します...
-
去る二月十一日、護国寺茶寮において、東京茶道会主催の招待茶会が催された。昨年は同会創立百周年を記念し、招待茶会から始まる一連の行事が行われた年だった...
-
東京不白会主宰の春の茶会は恒例の通り、音羽護国寺茶寮において、四月五日に開催された。本年は六十回の節目の年を迎え、新たな気持ちが込められた記念茶会となった...
-
去る五月十七日、「豪農の館」と呼ばれる、新潟市江南区沢海の北方文化博物館で「越後三楽山茶会」が催された。この茶会は、流派を問わず、東京や京都な ど日本中の茶人が訪れる、全国でも名の知られた茶会...
-
第17回江戸千家全国大会が岩手不白会担当にて開催されました。詳細は、江戸千家便覧『ひとゝき草』107号(2月下発行予定)に掲載されますが、ここでは、写真を中心に大会の様子をご紹介します。
-
去る七月五日、江戸東京博物館大ホールにおいて、恒例の東京不白会主催夏期講演会が開催された。今回は、家元の年間課題でもある茶事のうち「正午の茶事」が取り上げられ、解説を交え実演披露された。講師は川上博子先生...
-
第八回妙高天心茶会は平成二十一年九月三日に開催された。当日は曇りがちではあったが、斑尾連峰はもとより妙高山も時折り姿を見せ、何より嬉しかったのは辺りを包む涼やかな秋の気配であった...
-
平成二十一年十月二十五日、第十七回江戸千家連合不白会全国大会が、岩手不白会担当の下、開催されました。同会での全国大会は二十五年ぶりの二回目。茶会、懇親会当日は、秋たけなわ、この上ない好天で、全国から参加した会員の晴れやかな再会の場となりました...
-
十一月四日、恒例のごとく、家元邸花月の間において、孤峰忌が執り行われた。床は不白筆三幅対「空 假 中」。はじめに家元の供茶点前により、不白尊像に御茶が供えられた...
-
昨年度師走の茶筌供養は、月光殿が改修工事のため茶筌塚が使用できず、場所を護国寺本堂に移して行われた。本堂仏前にての茶筌供養は初めてのことであった...
-
-
-
穏やかな陽気の中、江戸千家家元での初釜が終了しました。まずは、写真で様子を紹介します…
-
平成二十年度の初釜は、正月八、九、十日の三日間、家元邸にて開催された。昨年は家元邸の改修工事のため行われず、二年振りの初釜となった。今年は、一日一度の大福茶。参会者はいつもと変わらずということで困難が予想されたが、和気靄々とした初釜となった...
-
春爛漫の青空の元、江戸千家東京不白会春の茶会(第59回)が、開催されました。各席の様子を写真で紹介します。
-
今年の桜は早咲きでした。散り際も風情ある光景です。花祭が祝われる好天のもと、恒例の春の茶会が華やかに開かれました。改修工事でしばらく使用出来なくなる月光殿の家元席からは、笛の音が流れてきます。風雅な空気漂う大広間で、お抹茶をゆっくりと味わう。会津八一の掛軸の五言対の語のように、山中にたたずむが如き世界が拡がりました...
-
去る二月十一日、「茶道協会」として、明治四十二年に設立された東京茶道会の百周年を記念する招待茶会が護国寺茶寮において催された。江戸千家家元は、円成庵を担当。床に伏見天皇の広沢切を掛け、古銅花入に不老門、雲龍梅を活けられた...
-
第七回妙高天心茶会は、天心サミット(第十三回)と併せて催された。天心サミットは岡倉天心の偉業を後世に伝えるためゆかりの地の妙高、五浦、福井が持ち回りで天心の命日九月二日前後に開催している…
-
二〇〇八年、江戸千家ロサンゼルス不白会が創立二十周年を迎えました。ロサンゼルスでの茶会懇親会への記念旅行が企画され、家元はじめ、全国から大勢の方が参加されました...
-
本年は、雲巌寺住職原宗明老師と、金沢21世紀美術館特任館長蓑豊先生という二人の講師を迎えての講演会でした。まず、最初に家元から、両講師の紹介があり、次に講演に移りました...
-
昨年、創立百周年を迎えた東京茶道会は、二月十一日の百周年記念招待茶会が催され、また記念行事として十月二十二日より十一月四日の期間中、日本橋高島屋に於いて「江戸・東京の茶の湯展 −近代茶の湯の黎明−」が開催された...
-
十一月四日、家元邸花月の間にて孤峰忌が執り行われ、家元により不白尊像に御茶が供えられた。流祖の二百周年にまつわる特別行事のため、家元邸での孤峰忌は三年ぶりである...
-
-
-
今年の江戸千家東京不白会春の茶会は、流祖不白二百遠忌を記念して開催され、他支部の参加も得て各席いずれも見応えのある会となった。家元席は、三六畳の大広間に五十人のお客様を迎えるというスケールの大きさ。織部の茶碗、青竹の結界、朱塗りの桶。淡いモスグリーンの瓶子にこぼれるような枝垂れ桜が座敷の中央に飾られ...
-
恒例の東京不白会夏期講演会が、東京都墨田区の江戸東京博物館大ホールにおいて行われた。今年のテーマは、小習十三箇条の内から「茶筌飾り」による茶の湯、そして七事式のうちから「廻り花」が選ばれ、好評の実技形式で行われた。講師は川上博子先生...
-
恒例の妙高市赤倉天心茶会も今年で第六回を迎えた。これまでになかった好天のなか、家元による岡倉天心への献茶、続いて山荘での茶会が開かれた。床の掛物は「無心雲自閑」。地元からもたくさんの参加者があり爽快な高原の二日間を堪能されていた。
-
流祖不白没後二百周年記念、第16回江戸千家全国大会が開催されました。11月3日、東京美術倶楽部で行われた記念茶会には、500人以上の招待客、全国からの会員が訪れました。同日夜、ホテルオークラ東京で開催された懇親会は、家元襲名四十周年の祝賀会でもありました。11日5日には、京王プラザホテルでのシンポジウム「不白の生きた時代」、前日3日には、菩提寺安立寺での流祖不白の墓のお参りが行われました。
-
江戸千家全国連合不白会主催の、流祖不白没後二百周年を記念する全国大会が、平成十九年十一月三日より三日間、開催された。第一日目は、菩提寺谷中安立寺への参拝、孤峰忌にあたる十一月四日には、記念の茶会、同日夜には記念式典、懇親会が開かれた。三日目には「不白の生きた時代」をテーマとするシンポジウムが行われた。
-
11月4日夜、ホテルオークラ東京において、流祖不白没後二百周年記念式典が行われました。昨年は、当代家元川上宗雪宗匠の襲名四十周年の記念の年でもあり、併せての祝賀会となりました。堀内宗完宗匠はじめ、上田宗冏宗匠、多くの来賓の方々の祝辞をいただき、南部利昭岩手不白会会長に祝辞と乾杯のご発声をいただきました...
-
大会三日目は、会場を西新宿の京王プラザホテルに移し、「不白の生きた時代」というテーマでシンポジウムが行われた。まず、司会者川上宗康氏より主旨説明がなされたあと、川上宗雪宗匠と、堀内宗完宗匠、河合正朝先生、佐藤悟先生の三名の講師により各々の分野からご講演をいただいた...
-
-
-
流祖の二百回忌に因む取合せ。寄付には、不白手作りの茶碗、茶杓が展示された。やはり手作りの遺品は、直接流祖不白の人柄を伝えてくれる。本席は、流祖の一行はじめ、不白好みの代表米棚が用いられ、点前と飾り方に変化をもたせた趣向。仁清の水指が殊の外生かされていた。
-
去る2月11日の建国記念の日、恒例の招待茶会が護国寺茶寮に於いて行われ、各流家元が各席を担当された。江戸千家家元は円成庵に釜を掛けた。床には小堀遠州の長文の消息、宛先は石弾正遠州59歳の老筆のものであるが壮年の筆力のある消息である。黒高麗、扁壷に山茱萸、不老門(椿)が生けられ、床の間が見事に調和していた...
-
-
-
2005年家元邸初釜の様子を写真で紹介します。
-
恒例の東京不白会春の茶会。今年の月光殿家元席は、点前のみならず、人を招くという稽古を実演披露するというもの。「この度の家元席は、近頃提唱している私どもの稽古の様子を皆様にご覧いただく趣向にしました。茶会の有様を考えていただく機会になればと実行いたします」という家元の挨拶が配布された会記に添えられた。
-
第4回「妙高山天心茶会」が、赤倉天心山荘において、去る9月3日、4日に開催された。主催は妙高山天心まつり実行委員会。毎年、天心山荘に江戸千家家元が釜を掛け、山荘近くの庭では裏千家新潟支部の方々による野点席が設けられる...
-
2005年11月の東京茶道会月釜に蓮鶴先生が艸雷庵に釜を掛けられました。寄付の床は不白の子息で江戸千家二代自得斎の掛軸「日々是好日」。蓮鶴先生がお好きな禅語で、ご自身でも短冊によく書かれています。本席の床の間には不白の師如心斎の後継者啐啄斎の飛石画讃。重々しくなく、茶味が感じられました...
江戸千家連合不白会の各地の支部や、会員の皆様の日ごろの活動の様子をお伝えします。
-
-
-
一月十二日。朝の気温は氷点下七度、信州の冬らしいきりっとした寒さで、見上げた真っ青な空がとても清らかでございました。お茶室の床には孤峰不白の「鶴の絵」、青竹の花入には見事な結び柳と松。雪輪霰紋の釜(長野烈造)熨斗目飾の竹台子に朱桶、唐銅皆具が飾られ、その凛としたお茶室に身の引き締まる思いでございました...
-
小川宗弘(新潟不白会) 令和六年一月二十八日、新潟不白会九十周年記念祝賀会としての初釜が老舗料亭「鍋茶屋」にて開催されました。当日は、家元ご夫妻、宗康先生ご夫妻、新柳様ご夫妻、そして東京と高田支部より役員の方々にお出ましいただき、支部会員百余名参加の盛大な会となりました...
-
家元教場研究会 古典「茶通箱」(水曜A組) 松田宗啓 茶通箱は相伝の時のみ行う点前と思い込んでおりました。日常抹茶をいただいたり、差し上げることが多い中、頂戴した茶を茶通箱を使ってもてなす事を思いつかなかった事を恥ずかしく思います...
-
家元教場研究会 古典「茶通箱」(水曜B組) 圡田宗充 茶通箱は「二種の茶の飲み比べがすべてである」という家元の言葉に強い印象を受けました。そうなると茶通箱を使った茶事での会話は、茶を飲み比べての話題が中心になる...
-
家元教場研究会 古典「茶通箱」(土曜B組) 一色宗海 「手の左右の扱いにとらわれるのではなく、茶通箱において何が大切であるかに思いを寄せること。箱には貴重なお茶が二つも入っている。自然と普段よりもより慎重に丁寧に扱うことになり、それは主客の交わりに思いを寄せることにつながる」...
-
八女不白会・佐賀不白会〈課題:茶通箱〉
-
今井宗美(新潟不白会)元日夕方新潟でも揺れを経験し、二カ月経った今でも市内西区では液状化被害で我が家で生活できない方もおられます。ましてや能登半島ではライフラインの復旧すら遅れているとの報道に、つらく困難な生活を続けておられる方々を思うと胸が痛みます。この度新潟不白会では三月二日、三日、能登半島地震復興支援のチャリティ茶会が行われました...
-
家元招請研究会〈課題:茶通箱〉中野恵雪(新潟不白会) 午前中家元からお茶を運ぶ道具としての「茶通箱」が、水屋に置かれ、やがて表道具となり現在の姿となった変遷や意味についてお聞きした後で、体操十種から体をほぐすひとときを教わりました...
-
家元招請研究会〈課題:茶通箱〉西依宗直(久留米不白会) 茶通箱は相伝のイメージが強く、箱を取り扱う作法にばかり気を取られておりました。初伝で茶通箱のお点前を習得するのは結構大変だと思っておりました。今回の研究会では、作法は大事だが箱の取り扱いにとらわれず、二種類のお茶を飲み比べることが大切であると知りました...
-
池内宗有(茨城不白会)本年も四月九日に、笠間稲荷神社において例大祭が執り行われました。ようやく桜も見頃となりましたのに、当日は朝方より春の嵐でした。皆様には到着後、慌ただしくも、しかしつつがなく神事にご参列いただき、宗雪家元による献茶式、志野流蜂谷宗苾宗匠による献茶式も厳かに執り行われました...
-
家元招請研究会〈課題:茶通箱〉大場宗絵・御堂島良子(長野不白会)霧雨の菱野温泉にて行われました。午前中の講義では、「茶通箱とは二種のお茶を飲み比べるための作法、その本来の趣向を忘れてはならない」とご教授いただきました.../家元による講義の冒頭に紹介された『不白筆記』掲載の「茶通箱」について、帰宅後熟読しました。「箱三様」の中で、茶通箱は第一にお抹茶を贈るための運搬用具であったこと...
-
児玉宗純(山形不白会)山形不白会の恒例茶会は五月十二日、山形市の山寺芭蕉記念館を全館お借りして、本席、立礼席、点心席の三席を設け執り行われました。私は、本席を担当いたしました。本席の観宝亭からは新緑の山寺が一望でき、時折爽やかな風が吹き込む穏やかな日で、百五十名のお客様をお迎えいたしました...
-
-
-
田代宗代(新潟不白会) 新潟不白会では三月四、五日、トルコ地震被災者支援の茶会が開催され、沢山の皆様がチャリティー茶会の趣旨に賛同いただきお越し下さいました...
-
三ケ島宗汲(佐賀不白会) 体操では姿勢の整え方から始まり首や肩、腹部から腰、足へと続くストレッチで、今回は社中の方も一緒でより分かり易く感じました,,,
-
一、風炉の名残り 一、炭点前着火炭使用 一、濃茶薄茶 一、小習 炉の片付け
-
伊藤宗素(福岡不白会) 三年ぶりに家元が福岡においでになっての研究会でした。久し振りでお懐かしい思いと同時に、以前通りの的確なお厳しいご指導に緩んでいた心と身体に喝を入れていただきました...
-
山崎宗明(八女不白会)コロナ緊急事態より三年を経、新緑の中、家元をお迎えし念願であった研究会を開催することができました。これまで総ての支部行事中止の中でも、オンラインで研究会を開いていただき、茶の湯でも新たな試みに戸惑い疑問を感じながらも、パソコンを駆使し挑戦する楽しみを皆で共有いたしました...
-
池内宗有(茨城不白会) 四月九日、笠間稲荷神社において創建日のお祝いとなる例大祭が執り行われました。本祭はコロナ禍の沈静化により四年ぶりに招待客を招いての盛大な祭典でした...
-
中尾宗禮(新潟不白会) お茶にかかわっていられる日を少しでも長くと願いながら、楽しませていただいております... 岩原朋子(新潟不白会)家元の持参された「無事」の掛軸が、コロナ禍を生き抜いて集まった皆を称賛してくれているようでした...
-
笹本宗緑(久留米不白会) ずっと延期になっていた対面での研究会、本当に心待ちにしていました。課題は「台天目と盆点」...
-
小宮山宗裕(長野不白会) ほととぎすの声がきこえる季節に、家元、雲鶴先生をお招きし、長野不白会五十周年の記念の年に研究会を開催できました...
-
五月二十八日、新緑と川のせせらぎ、鳥の鳴き声のする中、長野不白会研究会は終わりました。その後、家元夫妻と私達六人は、迎えに来てくれた車で豪雪で有名な野澤温泉へ行きました...
-
安藤由紀(神戸不白会) 昨年からお稽古を始めたばかりの私にとって初めての家元研究会でした。まず、今回のテーマである「身体への旅」「寝ながら体操」「姿勢と呼吸」について分かりやすく平易な言葉で解説をして頂き... 山内杏奈(神戸不白会)初めて家元の研究会、お茶と体操がどう関係するのか、不思議に思っていましたが、家元のすっと背筋の伸びたたたずまいには、茶の湯には体を整えることも大切なのだと感じる説得力がありました...
-
六月十八日、大分へ家元にお越しいただいて四年ぶりの研究会が開催されました。待ちに待った一日は、梅雨の最中ではありましたが、雨も上がりお庭の緑と時折耳に届く小鳥の囀りの中で始まりました...
-
六月十八日、熊谷市の星渓園で、熊谷不白会の研修会が「花月」を課題として行われました。まず、熊谷の理事の中から五名でのデモンストレーションがあり、その後、ご指導、解説をいただきながら順番に前に出て全員参加で行われました...
-
六月二十五日、青森市ホテル青森において、午前は体操、午後は軸の掛け方、花付花月(札あり)、花月(札なし)が行われました。花付花月(札あり)では、お客様三人の中に雲鶴先生に加わっていただきました。私は亭主を担当し、花は雲鶴先生に花所望し、生けていただきました。宗全籠に見事に生けられた花は、部屋の雰囲気を華やかにしました...
-
リモートから今回久し振りに高知にお越しいただき、お目にかかれて嬉しく思っています。花月では感染対応に併せてのお茶碗の扱いから部屋に合わせてのしつらえ、またお客さんの所作や花札の扱いなど、教わる事が多種多様で、まさしく花月百遍おぼろ月のような感じでした...
-
八月始めのねぶた祭りの期間に三日間、青森港に寄港するクルーズ船(ダイヤモンドプリンセス、ベリッシマ)のお客様にお茶会でおもてなしを致しました。北のまほろば歴史館という、青森の民俗風俗を紹介する博物館の一画で、氷点てのテーブル茶席です...
-
山形不白会ではオンラインで家元研究会を行いました。「身体への旅」と題し、「頭の位置と腹式呼吸」の大切さを教えていただきました。頭の位置、良い姿勢はずいぶん前からの私の課題です...
-
今回は久しぶりに家元にお越しいただき、さらに初めての佐賀不白会の皆様との合同の研究会でした。緊張感と同時に一堂にお会いでき、和やかな雰囲気でした。この三年間はリモートでの指導でしたが、対面での「体操十種」では、身体が思ったより柔軟に動くようでした...
-
先日、家元の研究会に参加し、一番印象に残ったことは「茶会の主役は誰か」というお話でした。家元は、「茶会の主役をお点前する人だと勘違いをしていませんか」とおっしゃいました。私は客の時も、茶席でお点前をする時も茶会の主役はお茶を点てる人だと思い込んでいました...
-
九月十六日、新潟県文化祭茶会にて中野里雪先生が新潟不白会として初めてのお茶会を担当され、私もお点前のメンバーとして参加しました。里雪先生から「今回は立礼席なので華やかにしたい」と言われ、五人のメンバーは着物の打ち合わせをしたり、前日までお点前の確認を兼ねて練習を行いました...
-
午前中の体操では、家元と一緒に爽やかに身体を動かし、その際「体操は身体への旅」と心得よとお話いただきました。「興味をもって自身の身体と向き合うこと」で、「自身がこうありたい、そこ(旅先)にたどり着くためには、どのように、どのような行程(体操)を経ていけば、よいかを考え、どのような心持ちで日々を過ごすべきか」をご教示いただいたものと理解しました...
-
家元をお迎えしての四年ぶりの研究会でした。「体操十種」では、茶の湯を行う上で身体は重要、呼吸、正しい姿勢、座り方が体操中に折り込まれており、頭の先からつま先に、芯が通って行くのが感じられます...
-
この度は、皆伝伝授式において、家元、奥様、新柳様、正客の落合先生他、皆様に総出で祝っていただき、本当にありがとうございました。初めて伺う茶室のたたずまいにまず圧倒され、「家業」と表現された家元の言葉に、その継承の実際を目の当たりにし、深い感銘を受けたところです...
-
影山宗翠(福島不白会)郡山市にある 世紀公園麓山の杜主催の「大人の茶道教室」を、九月、十二月の二回、郡山市茶道連盟の当番として福島不白会根本社中が講師として開催しました...
-
-
-
古屋宗空・古屋宗和(東京不白会) 先日は、新潟不白会オンライン研究会「自宅の茶」に、家内と二人で客として参加させていただき、ありがとうございました。初座では青海波にいかなご、春の景色も美しく、お弁当交換も楽しく、様々お話も尽きませんでした...
-
東京の家元研究会に参加できなくなって三年になります。オンライン配信で勉強をさせていただけますことを有り難く感謝いたします。家元邸の花月の間、床は酒井鴬浦の双幅、白桃と八重桜の図が飾られており凛とした佇まいに懐かしさを感じました。今日は亭主を雲鶴先生、半東は家元、客三名で、テーマは今年の課題「自宅の茶」です...
-
五月十日(火曜A) 武井宗房宅 客 佐藤宗博(静岡) 新築成った武井様宅は、ご夫妻と二人の息子さんご家族の三世帯同居を叶えたお住まいでした。早速お茶室へ。床の「無事是貴人」のお言葉と美しく整えられた道安風炉のお待ち受け、ご亭主の発案で嶋崎様が炭点前...
-
佐賀不白会オンライン研究会の様子を写真レポートでお伝えします。
-
●この度「自宅の茶(濃茶)」という課題で家元を招請する研究会が実現し、各社中より三十六名の出席者がありました。ご亭主は家元、半東は新柳様、お客三名の組み合わせで始まりました。春の八甲田は山菜の宝庫です...
-
●「友人を自宅に招いて気楽に茶事を。和室でなくても、洋室でもやり方次第でできるものです」。家元が自宅での茶会を提唱されて久しいですが、茶事といえば、和室、掛け軸、茶道具、料理、菓子、花とそれらをつなぐ季節感、さらにはテーマと課題は重く楽しむ余裕はありませんでした。 しかし、今回の研究会は、コロナ禍の中、亭主にあまり負担を掛けないようにと客がお弁当を持参するという形式...
-
桜井秀雪宅 客 小宮山宗裕(長野) 新幹線で向かった私達を安中榛名駅から自宅までご主人様が地元を案内して下さり、有意義なひとときでした。半東さんの案内で、寄付には前大徳西垣宗興筆の「鳥啼山更幽」の短冊が、本席には「竹葉々起清風」が掛けられており、桜井様のお宅はまさに二幅の掛物の言葉そのものでした...
-
六月十一日(土曜A)岡田宗春宅 客 小川宗梢(東京) 新潟の岡田家花中庵に伺い大正時代の歴史ある建物でのお茶事に参加でき光栄に思いました。懐石ではテーブル席を用意していただき、地元名産や新潟ならではの料理(醤油お赤飯、いねごり等)をいただいたり,ご亭主の心遣いを感じました...
-
研究会での「自宅の茶」「花月」、皆さまとても楽しんで居られ、久し振りに直に家元にお越しいただいて勉強ができたこと、とても喜んでいました。翌週にはさっそく「札なし花月」の稽古をいたしたほどです...
-
新潟市はウクライナからの避難民を五名受け入れたという発表がありました。連日報道されるロシアとウクライナの戦争をニュースで見るたび心が苦しくなるばかりです。同じ思いを共有した江戸千家新潟不白会会員は、ウクライナの避難民の方に心を寄り添えることができればと強い願いでロビー茶会を開催することにしました...
-
七月八日(金曜B)小林宗淳宅 客 菅原素雪 (東京) 山深い青葉を渡る風の波に気分良く、ここは禅寺かと思われるような接待に感動致しました。すべてが御亭主の手作り、寄付の飲み物は冷たいサッパリ味の梅ジュース。指物師の作と見まごう足付折りたたみの木目の通ったテーブル上の膳、昆布出しだけの精進料理の見事さ...
-
七月十日(金曜A) 森宗鈴宅 客 加賀秀雪(青森) 雨の中高知土佐の森宗鈴先生宅を訪れました。奥深い道を進むと折に触れお聞きしていた光景が目の前に広がりすぐ奥に山が迫り圧倒されます。土佐独特の入母屋造りのゆったりとしたお部屋で茶事が始まりました。床には玄峰老師の書「茶是長寿友」...
-
主 堀地宗章(群馬) お客様が到着前に皆で抗原検査をし、楽しい一日になりますようにと笑顔でうなずき合う。この状況で茶席に集えるのは喜ぶべきこと。台風接近の予報が心配でしたが、「気楽に伺いますね」と東京、埼玉からお越し頂き、天候の悪い中ありがたいです...
-
主 阿部宗汀(東京) 皆様、蓮田駅から来る途中、大きな木に無花果がたくさんなっていて驚いていらっしゃいました。未だ田舎の風景が残っている話になり、ザリガニ、カマキリの話等、私も住んでみて驚いたことを話しました...
-
主 今井光雪(熊谷) 暑さとコロナ対策を第一に考えての準備となりました。お料理はお客様より「お弁当を持参いたします」とのお申し出をいただきましたので、一献のおつまみのみを用意しました。写真の「星合い」はお正客の榎本先生の手作りです...
-
主 森田宗杲(東京) 今年の研究会テーマ「自宅の茶」を我が家でさせていただきました。お客様は遠方より高橋様、倉持様御夫妻と社中の菅原の四名でした。テーマを「月」と決め、一元斎の「月」の軸を中心に、あれこれと設えをするのも楽しかったです...
-
宮内宗迅宅 客 岡田宗春(新潟) 宮内宗迅先生宅のお茶事に、夫と玉田さん、武田先生とお招き戴き、暑いので洋服でおいで下さいとのことで、、甘えさせていただきました。東京駅まで送迎を車でしてくださいました...
-
桜井宗信宅 客 中川宗厚(東京) 今回のお茶席で一番驚かされたことは、櫻井さんのご主人はもとより、ご親戚の皆様が三カ月もの間、準備に邁進され、素晴らしいおもてなしをして下さったことです...
-
嶋崎聰雪宅 客 佐藤宗博(静岡) お茶事へのご案内をいただいて早速、土屋様、武井様よりお電話をいただき、東京駅丸の内口で合流して嶋崎様宅へ。今回も又お二方の気配りに助けていただきました...
-
主 中野里雪(新潟) 反省事項は多々あるものの青森の蝦名様ご家族を新潟にお迎えできて本当に嬉しゅうございました。お母様は新潟にご縁もあり、川山様と白鳥様とは子供が同じ年齢層でもありますので気兼ねなくお話することができました...
-
主 倉持宗江(東京) 十一月ですので、炉開きと口切をテーマに自宅の茶を行いました。お客様は、森田宗杲様、中野宗照様、福嶋宗郁様の三名、お迎えする側は、倉持宗江、倉持武雪 社中一名です...
-
星 宗京(福島不白会)八月二十七日に、同門の二人をお招きしてテーブル茶の盆点前で、初の自宅の茶を行いました。家元研究会の復習です。いつものコタツテーブルを片付け、山の友人に製作してもらったキャスター付きの箱台とテーブル板、手作りの椅子をセットしました...
-
齋藤宗博(山形不白会)初座が始まり向付で一献ののち、皆様持参されたお弁当を広げられました。事前の知識がありませんでしたのでビックリしましたが、お手製のお弁当と山形ゆかりの食材のことで会話が弾み、皆様の楽んでいる様子が伝わってきました。こういう方法なら気軽に人を招く事ができると、思いました...
-
小久保寿雪(熊谷不白会)十月九日の日曜日、本庄市の児玉文化会館和室にて、熊谷支部の研修会が開催されました。一同に会しての開催は久し振りで、換気等細心の注意を払って行われました。講師は、中田宗節元支部長です。まず、かつて家元が熊谷支部の研究会でご指導くださった内容が説明されました...
-
鈴木宗由(新潟不白会)●客として参加して 経験不足の私が参加して本当に良かったのか…。「花の一二三」、家元の正面での昼食など初めての事ばかりでとても緊張しました。けれども不思議ですが、その時間・空間を楽しんでいる自分がおりました...
-
西依宗直(久留米不白会)リモートでの家元研究会も五回目、少しずつ操作にも慣れてきました。最初はパソコンがうまく作動するかばかり心配していましたが、回数を重ねるごとに余裕が出てきて、内容を吟味できるようになりました。奥村松泉(八女不白会) お客様の手土産の会津八一氏のお皿をその日のテーブル茶の花器にお使いになり、家元みずから庭から切って来られた秋海棠を生けられました。その意表をつく気遣いに感銘しました
-
高田不白会 青峰会 十一月六日、第二十七回上越茶道会茶会が高田別院にて開催され、二席のうち、一席を青峰会が担当しました。実に三年ぶりです。コロナ禍の終息が見えない中、万全の感染対策を講じ行われました。当日は好天に恵まれ、十一月としては気温も高く絶好の茶会日和でした...
-
黒岩宗富(福岡不白会) 最後の研究会に相応しい「炉開きと自宅の茶」のテーマは大変参考になりました。研究会当日、福岡不白会の三名の方々が久々に拙宅にお越しになったので、オンライン終了後、実際に座敷で簡単なおつまみと一献、お弁当、主菓子、後座はテーブル茶で濃茶をお出ししました
-
-
-
今井光雪(熊谷不白会) 去る三月七日、熊谷不白会の理事会が開かれ、役員の改選が行われました。例年ですと、この日は総会にあたり、会員が交代でお釜を掛けます。趣向をこらしたお席が三席ほどでき、美味しいお茶とお菓子をいただきながら楽しい一日を過ごしておりました...
-
田中宗俊・笹本 緑(久留米不白会)前半は、「且座」の指導。一つ一つのお点前が目の前で、アップで見せていただき勉強になりました後半の「花月」では、折据(札)なしの式法に度肝を抜かれました。...
-
大村宗芙(東京不白会)「且座」で炭所望を受けました。点前が終わった後、家元が僅か一センチ程炭を動かしただけで、炭に生命を吹き込んで下さったようで、驚きとともに感動しました...
-
落合文雪・加賀秀雪(東京不白会 今年度の家元教場研究会、新型コロナ禍を受け心配しておりましたが、出席された皆様と久方ぶりに再会できてに大変喜んでおります...
-
中野宗順・山田厚雪(新潟不白会)昨日は新潟不白会オンライン研究会に御一家のご参加を賜りまして、誠に有り難うございました。「コロナ禍での且座と花月」、楽しみに致して居りました。家元の正客、雲鶴先生のご亭主、そして新柳様の半東で一同びっくり...
-
池内有紀子(茨城不白会) 六月一日、水戸藝文センターでの家元による茶の湯講座に参加致しました。このところオンラインでのお教室が続いていた中で久しぶりに家元のお姿を拝見できる機会です。演題は「自宅の茶のすすめ」...
-
佐藤宗博(静岡不白会)/河内彩雪・大野宗育(東京不白会) 今日も暑い一日になるとの予報にうんざりしながら、早朝の庭に出ましたら紫がかった紅の槿が一輪、静かに咲いていました...
-
吉岡宗美(高知不白会) 先日は私共の初めてのオンライン研究会のためにご準備下さり、お客様として東京の先生方にも御参加いただきまして、感謝の気持ちで一杯です。画面を拝見して、伊万里の平水指の見事なこと、蛍籠の炭取りの涼やかさに、まず目を奪われました...
-
今回の課題「茶カブキ」では、茶を口に含んで味わうのではなく、色と香りで茶の違いを判断するということに驚き、味覚は舌で味わうだけではないことに、はたと思い至りました.../オンラインでの研究会では、毎回家元のお茶室の設えを堪能させていただきながら、お客へのおもてなしが、自然に伝わってきます...
-
コロナ禍の七事式で、今回は「茶カフキ」と「数茶」を教えていただきました。茶カブキは、回し飲みができない今日、飲まずに色と香りでお茶を当てる方式を教えて下さいました。味覚に頼らず、お茶に対する感覚をとぎすますようにとのことでした.../今回、研究会の配信に参加させていただき多くのことを学びました、家元は宇治(京都)、八女(福岡)、西尾(愛知)、三種のお茶を用意し、中里重利作のやや大き目の数茶碗を五個用意され、充分に湧いたお湯で均等の分量を入れた茶入のお濃茶を点てられました...
-
十月十四日、支部月例研究会の日、「自宅の茶」に挑戦してみました。拙宅は、信州の中でも標高八百メートルを超える高地にあり、十月半ばともなると紅葉には早いものの、庭先はすっかり残花の頃となります。当日の昼前、遠路お集まりいただいたお客様は四名。大先輩の支部の先生方です...
-
十月十七日、久しぶりに新潟で雲鶴先生をお招きし勉強会を行うことができました。オンライン研究会では双方向で画面を活用した内容を毎回工夫いただき、今までにない、充実した時間を作ってくださいましたが、やはり同じ空気を吸いながらの勉強会はワクワクするものでございました...
-
且座は、花も炭も香も所望があり、何があたるかわからない。動画配信の中のお客様方は、宗匠と会話を弾ませながらとても楽しそうでした.../宗匠はじめ諸先生方、青森の方々のご協力でオンライン研究会が実現できました。コロナ以前にはzoomでの参加など考えられなかったことです...
-
「茶カフキ」と「数茶」のオンライン研究会、福岡不白会は初めての参加で緊張しましたが、無事に終わりホッとしています.../三度目のオンライン研究会、動画配信にも少しなれて落ち着いて拝見致しました...
-
十一月二十二・二十三日の二日間、待ちに待った家元招請研究会が岩手で開かれました。初日はベテランの先生方三十人。久し振りで緊張気味でしたが、家元の「皆さん、お変わりなくお会いできて嬉しいです。と言ってもマスクをとればかなり変わっているかも。私を含めて……」とウィットに富んだご挨拶。会場は一気に和やかな空気に包まれました,,,
-
-
-
高知不白会の初釜が令和二年一月二十六日、カルポートにて開催されました。今年は、六年に一度、六流派の初釜の当番も重なり、大きな大役に緊張と不慣れな中、身の引き締まる新たな一年の始まりとなりました...
-
令和二年一月二十六日、長野不白会の初釜でございました。名残を惜しみながらの帰り道に、李宗福先生の二十五年にわたる支部長御退任への感謝の会が提案されました...
-
長野県で緊急事態宣言が解除された六月一日、お稽古が再開されました。「家元稽古場におけるコロナ対策」を基に李宗福先生が細やかな配慮をしていただき、いつもと同じようにお稽古に励むことができました...
-
六月二十四日、中野宗順先生はじめ四人の方を自宅にお招きし、台所の丸いテーブルで、私一人、のんびりとてんぷらを御馳走する趣向です。まず四種類の中国茶を一杯ずつ、続いて大きめの中国茶碗で鉄観音茶をたっぷりと差し上げて、天ぷらをはじめました...
-
岩手不白会研究会 岩手不白会では、今年の研究会テーマである「自宅の茶」が七月二十日(六席)、二十一日(七席)に開催されました。本来は家元を招請する予定でしたが見送られ、不白会会員だけでの自宅の茶事となりました...
-
家元教場研究会 実践 「自宅の茶」 朝夕と涼しさが増し秋を感じるこの頃でございます。先日の家元教場研究会に参加させていただきました。始めての花月の間の亭主役は、一生の思い出です。色々反省、茶事の流れを把握出来なくて家元にお教え戴き、花所望、後座へ進めました。これからもしっかり学んでまいります。ありがとうございました,,,
-
家元教場研究会 実践 「自宅の茶」 教場のテーブル席でお濃茶を担当させていただきました。お客様は二名、お正客様がお花を生けられ、秋の風情を感じるいいお花でした。お茶は各服点てで和韻点て位の濃さで、私も相伴させていただきました。始めてお会いする方々でしたのに前からの知人のような親しさが感じられ、和やかな会になりました。私は少人数のこういうお茶会が好きです...
-
家元教場研究会 実践 「自宅の茶」 今年は新型コロナで毎日鬱陶しい生活でした。コロナに負けまいと九月の研究会に参加致しました。日帰りの旅でしたので気持ちに余裕がございませんでしたが、皆様にお会い出来て心が和みました。正客との仰せにびっくり仰天。花所望を受け、豊富な花材を眺めているうちに、心も落ち着いて参りました...
-
家元教場研究会 実践 「自宅の茶」 細やかなコロナ対策を徹底的に追求された新しい型の研究会に、土曜日の参加は十六人だけでしたが、例年では考えられない全員が主客として参加する事が実現して、温かく満たされた気分でございました...
-
家元教場研究会 実践 「自宅の茶」 先日の研究会は思いがけず家元とご同席でき、興味深く楽しいお話をお聞きする機会を得ました。思い切って上京し心が晴れたような気がいたしました。来月にはこちらは里にも白い物が…
-
十月十八日燕喜館にて雲鶴先生をお招きして研究会が行われました。今年はコロナウイルスの影響で立て続けに研究会や講演会等が中止となり、直接ご指導いただける貴重な場となりました...
-
コロナ対応の観点から、家元招請研究会に替えてオンラインによる勉強会が開かれています。八女不白会では「小習いと薄茶」を課題にしたオンライン研究会が行われました...
-
岩手不白会では、二〇二一年の研究会課題「自宅の茶」第二回を十一月二十二日(五席)・二十三日(七席)に開催しました。難しい状況の中、さまざまに工夫した各席のレポートを一部紹介します...
-
宗雪宗匠がまだ慶応大学ご在学中、卒業記念に何かと考えて、お小遣いを貯め、顧問の山口有雪先生にご相談した。山口先生は銀座の「空也」のお店近くのフォルム画廊を紹介して下さった。そこで、この絵に出会い、色鉛筆の洒脱なタッチが気に入り、購入、愛蔵なさった...
-
宗雪宗匠がまだ慶応大学ご在学中、卒業記念に何かと考えて、お小遣いを貯め、顧問の山口有雪先生にご相談した。山口先生は銀座の「空也」のお店近くのフォルム画廊を紹介して下さった。そこで、この絵に出会い、色鉛筆の洒脱なタッチが気に入り、購入、愛蔵なさった...
-
-
-
昨年十二月、川上不白生誕三百年という節目の年に、家元邸でのご相伝式に出席させていただきました。家元は真剣なお点前を私たちに示してくださり、「実践が大切である」ことを重ねて話されました...
-
今年(二〇一九年)の研究会の感想を述べさせていただきます..
-
先日は研究会を見学させて頂き誠にありがとうございました。また、この度はお炭を分けてくださり大変恐縮しております。もうすぐ炉開きですが、ままごとのようかもしれませんが頂いたお炭で炭手前を加え、炉開きができます。とてもありがたく存じております...
-
先日は研究会におきましてご指導を賜り誠にありがとうございました。「茶を掃く」ということが、単に茶入れの準備を整えることにとどまらず、石臼を用いて茶を挽き、心を尽くして客人を想った時代を意識することでその意味合いが全く違うものに感じられました...
-
楼蘭の拓本、ベネチアングラス、正倉院展の葉書、シルクロードを渡って来た品と、扇面の棗、蓮鶴先生お作の茶杓で、ご遠方よりいらしたお客様をおもてなしです。華やかな色の花入れには、白い嵯峨菊と唐竹蘭を入れました...
-
佐藤雅子(岩手不白会)令和元年十一月二十四日盛岡での家元研究会を終えて夕刻から家元が我が家においで下さいました。随行の博之様におかれましては十一月二十四日に斎号新柳をお受けになられたという事を漏れ承り、この度の茶席はそのお祝いを旨として準備を進めました....
-
田島宗実(次客)(八女不白会) 朝晩と冷えてきましたが、当日はとても秋らしい気持ちのよい日でした。今年度の研究会の課題である体操十種は、三月の時より動きは静でしたが、大腿筋などがとても使われている事を感じました...
-
当日は秋雨の中、家元と博之様にお出まし頂き、体操と小習(灰型のお勉強)そしてテープル茶と盛り沢山な一日を過ごしました。先ずは笠間稲荷神社さまの大広間をお借りしての体操からでした...
-
初めに十種の体操のポイントを詳しく説明くださり、実践です。頭の位置を正し、良い姿勢を身につけることが一番の基本であり、呼吸を整えることで自分自身を見つめることが大切とのことでした...
-
テーブル濃茶で心の交流 鈴木宗陽 私は自宅外の和室なしの貸会場で初心者向け体験講座を時々開催しています... /心に残ったこと 関東・東北に甚大な被害をもたらした超大型台風直後の十月十五日、お家元を神戸にお迎え致しました...
-
身体の内側を見つめながらほぐす 石橋モユ子(新潟不白会)/家元招請研究会に参加して 本間辰夫(新潟不白会)/お客様を心からおもてなしをする大切さ 小林賢子(新潟不白会)
-
今年の夏は前半に長雨が続き涼しさに慣れた身には、八月の暑さはこの上なく厳しいものに感じられるなか、8月25日に福島不白会の家元招請研究会が行われました...
-
遠藤宗雅(東京不白会) 東京不白会教授者連絡会「夏期特別講習会茶杓削り」では、色々とご指導いただき、貴重な経験になりました。実際に茶杓削りをしてみて、きちんと用途(お茶を掬える)を満たす茶杓を削るというのは本当に難しく...
-
松本宗実(長野不白会) 里山にある我家はクーラーの設備は無く、扇風機ですら一夏に数回稼働する環境です。真夏日となった八月三日に茶友二人と旅で求めた道具を使って「琉球茶会」をしました。その後、テーブル席が無い為、ダイニングキッチンに席を移してテーブルでの濃茶をお伝えしました...
-
家元招請研究会 中村良雪(岩手不白会) 令和元年前期研究会は7月28日(日)、盛岡市立上田公民館で行われました。今年度から清雪会員と合同の研究会となり、人数も増え、年齢も経験も幅が広くなり緊張感のある研究会となりました...
-
年に一度の研究会を七夕の日に 舟山宗恵(山形不白会)山形不白会は小さな会なので、家元招聘も年に一度だけにして頂いております。年に一度の研究会を七月七日の七夕様の日に行うことができるとは大変喜ばしい事でございました... /茶歴四十年を経て今思う/ 大貫宗静(山形不白会 白鷹教室)『上九十歳平均六十夏体操』いつもながらの宗匠の即興の句です。いつもと違うのは、句の主題が私の事でした...
-
長野不白会 望月グループ 今年度の家元教場研究会のテーマテーブル茶はとても楽しく心踊る体験をさせていただいております。長野不白会では、李宗福先生が支部長になられてから、毎月第二木曜日に小諸市文化センター茶室をお借りして支部研究会をしております...
-
広間の床の花を担当・本間宗尚(東京不白会)/テーブル濃茶の次客・今井光雪(熊谷不白会)/テーブル茶の客として・榎本宗浩(東京不白会)/臨機応変に工夫することの大切さ・松田宗啓(東京不白会)/掛け花を活けて・西貝宗正(東京不白会)
-
体操継続とテーブル茶・西谷宗晴(東京不白会)/テーブル濃茶の半東・山崎裕雪(東京不白会)/テーブル濃茶を実践・茂木宗秀(東京不白会)
-
上村宗貴(東京不白会)家元研究会へ初めて参加させていただきました。大変実り多き一日となりました。研究会で印象に残った言葉は「軸(幹)」と「自由」です。身体も思考も自分自身の軸が定まることで、茶の湯の世界が自在に広げられることを考える機となりました...
-
自分のやっていることを再確認・藤田宗松(金A:久留米不白会)/体操と小習・横溝圭仙(金A:八女不白会)/体操の効用・森宗絹(金A:八女不白会)/テーブル茶見学・堀地宗章(群馬不白会)/床の花を活ける・森宗鈴(高知不白会)/テーブル茶 半東・丸山宗恵 (東京不白会)/テーブルの花入を担当・宮園宗里(八女不白会
-
小笠原孝雪・浅野ゆか子(高田不白会 青年部青峰会) 最初の濃茶席では、亭主の竹田会長は「気楽な席とはいえ濃茶は重々しく」との思いを込めて準備されました。床は後西天皇の色紙「日光の宮にて」...
-
家元招請研究会 ◦初めてのテーブル花月 緒方佐和子 テーブル花月は初めてのことで、興味津々。亭主とお客の距離も近く、札の扱いも、折据の扱いも手元がよく見えて稽古になると思いました... /◦テーブル茶ならの「おしゃべり花月」工藤宗睦 別府豊泉荘での研究会。課題は、体操、掛け軸の扱い、テーブル花月でした。私はテーブル花月で亭主をさせていただきました...
-
上野 爾今(仙台同好会)百年、二百年単位の長い視野で林業を営む大沼御殿。四方が山に囲まれ、山そのものが庭園かのよう。この日は雨で、雨にかすむ庭がまた素晴らしい。最高のおもてなしは貴重な古いガラス戸越しのゆがんで見える景色であった。茶席は皆、五感で自然と語る...
-
家元招請研究会 高柳宗恵(群馬不白会)テーブル茶の濃茶席で家元が亭主の正客をしました。席入りの段で緊張のあまり頭の中はごちゃごちゃです。「正客として言葉掛けのタイミングは? テーブル茶のお濃茶は話しをしていいのか……」等々...
-
雲鶴先生招請研究会 白水宗穂(久留米不白会) 少林寺にて雲鶴先生招請研究会が行われました。午前中の課題「且座」では、亭主の心構えとして花、炭、香の準備について教えていただきました...
-
片岡信夫(片岡林業) 三年前弊社にお越しいただき、家元ご家族と幹部の皆様にお手播きをいただいたクヌギの苗を令和元年の朔日に山に植樹しました...
-
雲鶴先生招請研究会 小桧山宗恵(福島不白会) 課題は「炭点前の基本」です。普段の稽古では電熱器を使用する事が多く、なかなか炭や灰に触れる機会がありません。今回始めて風炉の灰型を勉強しました...
-
家元招請研究会 随行・古屋宗空(東京)越の国の雪ありてこそ八海山/テーブル茶の楽しみ・高野宗栄(新潟不白会)あまり身体を動かすことのない私にとって、ゆっくりとした呼吸と動作は普段でもできる部分を取り入れて、心身の安定に繋がる体操として今後も行っていきたいと思っています...
-
家元招請研究会 テーブル茶を見学・茂木宗竹 四月十四日、李支部長宅において、研究会に参加させていただきました。今年のテーマは体操とテーブル茶「濃茶」ですので、皆さん洋服で参加しました.../半東を務めて・市川宗恵 体操中心の研究会、思いっきり身体を動かす事ができ心も身体も今までと違った爽やかさを感じました.../床全体のバランスを考える・神農宗史 体操に関しては、ゆったりとした動きながらも、思った以上に筋力を使いましたが、心地よい疲労感と爽快感が残り...
-
足立淳雪 諸外国から国王や大統領など元首暮らすの国賓が来日されたとき、天王・香合両陛下は宮中で盛大な晩餐会を開き歓迎の意を表される。その国賓は滞在中に同国の大使館なりホテルなりに両陛下をご招待してリターンバンケットを行い謝意を表す...
-
家元招請研究会 江島宗和(高知不白会)寺田虎彦の旧居で研究会は行われました。手入れの行き届いた庭には、椿、さざんか、れんぎょう、すみれなどが咲き、虎彦の面影を残しています...
-
家元招請研究会 沈黙の花月が気楽な光景に 徳永宗洋 テーブル花月」、どんな花月だろうかと思っていたところ、沈黙の花月が気楽な光景... /花月百遍おぼろ月 金沢洋雪 花月百遍おぼろ月といわれるように、これまで何度かお稽古はしておりますが難しさを感じていました... /体操十種を入浴時に 織戸宗栄 体操十種は家元研究会の時、少しずつでも何度も体験していますので、少しアレンジして毎晩入浴時に実践しています... /健康でお茶を続けていくために 松延幸子 体操では、第一に姿勢を正す事、頭の位置が大事な事、その後実行している事は腹式呼吸、足の指のグーチョキパー... /和やかで楽しいテーブル花月 大坪宗和 テーブル花月はどんな花月か興味津々でした。挨拶から会話も和み...
-
濱田宗穂(東京不白会) 息子の保育園卒園式の後、隣のお母さんに我が家にお茶をしに来ませんか? と声をかけてみた。急な誘いにも関わらず、総勢二十名が集まった...
-
佐藤宗孝(新潟不白会)去る一月二十日、老舗料亭鍋茶屋に家元ご夫妻、博之様、宗康先生ご夫妻をお招きして盛大に執り行われました。濃茶席とテーブル席があり、一グループ約三十人、三つのグループに分かれて席入りしました...
-
◎仙台同好会 上野 爾今;◎岩手不白会 澤野宗桂;◎新潟不白会 中野宗順;◎長野不白会 市川宗恵
-
-
-
課題ー古典(相伝物) 第四回 茶通箱 河内 彩雪(土B:東京不白会) お当番では、十一月の炉開きで行う茶通箱の半東という貴重な機会に恵まれました。半東は通常のお稽古でも動きに気を配りますが、研究会での相伝物ではなおさらのことでした...
-
課題ー古典(相伝物) 第四回 茶通箱 斎藤 宗江(水A:東京不白会) 今回のような茶事形式での「茶通箱」ははじめてです。 最初に、家元から「茶通箱」は、到来のお茶と亭主のお茶との二種類のお茶を入れる箱というお話がありました...
-
「貴人として」 岡田 宗春(土B:新潟不白会) 今回は、越後の豪農地主の奥方が、二人のお伴と江戸へ出てきたという設定でした。私は貴人にふさわしくないのでは、という重い心で臨みましたが、始まってみると、横山清輝筆の薄と月の掛物、サンマや菊など季節の食材を使ったお料理とお酒で、すっかり心がくつろぎ、お話も楽しく、いつしか時を楽しんでおりました...
-
「半東として」小池 宗京(水B:久留米不白会)茶室は秋の空気に包まれ、季節の料理が出され、貴人もお付きの方お二人も、亭主の家元と共に本当に楽しい会話でくつろがれていて、皆様に一献をお勧めする私も、とても幸せでした。 「水屋・料理担当として」大塚 宗仁(水B:東京不白会) 料理の準備で気を遣った事は季節感と衛生面です。重陽の節句、中秋と続く季節を感じるものを、シンプルに、素材を大切に用意しようと考えました...
-
台天目の半東をしてみて 大野宗育(火B:東京不白会)これまで、台天目の稽古というと、書物に沿って貴人のあしらい、台天目の点前の注意事項を学ぶことでした。しかし、今回の研究会では設いから実際にお客様と亭主、貴人とお伴の関係を明確にするものでした...
-
「お付きの客として」 加藤 宗希(水A:東京不白会) 貴人点ての付き人は、「客であり、客でない貴人のお伴」ということを頭において務めました。貴人点は普段は縁のない世界ですので、貴重な体験です...
-
客として 本間 宗尚(水A:東京不白会) 家元自ら亭主とのことでしたので、型通りではない、現代に通じる変化をどのようにされるのかと楽しみでした。後座は真台子を使って普通のお濃茶を博之様が代点してくださいました...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点)高谷宗晶(土B:東京不白会)平成二十二年から家元研究会に参加していますが、私にとって研究会は非日常の濃い勉強の時間となっています。今回のような格の高い場で正客を務める機会などないものと思っていました... 根岸宗昌(土B:熊谷不白会)今回の研究会に参加し、茶事の流れの中の盆点唐物を家元のお点前で拝見することができて非常に勉強になった。客をもてなす気持ちが準備や会話、お点前にあらわれるということを再認識した。また、研究会での学びが家族との茶事という実践につながったことも収穫であった...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点)永井宗悦(水B:岩手不白会)今年の研究会の課題は「茶事の趣向で相伝物を学ぶ」でした。御亭主は家元。半東と水屋は当番でした。客は当番から話し合いで決めました... 本間宗円(水B:東京不白会)嬉しく楽しい研究会でした。ただ一つ、亭主の考えにどのような動きで寄り添えるかのみを考えました。集中することを意識し、リラックス、深呼吸と言い聞かせて控えました...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点)戸井田宗良(火B:茨城不白会)盆点の半東をさせていただきました。大事な茶入を扱う唐物・盆点ということで、拝見時にもし立って道具を運ぶことになったらどのようにするか、不安でした...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点)土田宗春(金A:新潟不白会)私は半東の役をいただき、一つでも吸収したいという気持ちで参加しました。お道具によっての立ち振る舞い、流れにそっての立ち居降るまい、流れにそってのスピード、確かに頭ではわかっていましたし実践もしてきましたが...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点)武井宗房(火A:東京不白会)次客を引き受けました。炭点前では、炭の様子が教本の組方と違うことに気付きました。午後の濃茶の時間に釜の煮えが来るように下火の使い方の工夫を直接見ることができあmした... 田中優雪(火A:東京不白会)第一回目の研究会で私は半東を担当しました。事前に書物を見ながらのシュミレーションはしましたが、いざ本番となると自分がどういう状況にあるのか、今何をするべきか、頭の中は真っ白になって体も動かないという結果でした...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点) 柄田宗明(土B:東京不白会) 当番を通じ、三点のことを感じました...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点) 中野里雪(土B:新潟不白会) 相伝物が茶事の趣向の一つというお話は、今まで目指してきた初座と後座から成り立つ茶事が基本であることとつながり、あらためて亭主と客のやり取りの大切さを認識することができました。あくまでも茶事の流れとして自然であることが大切だと感じると共に、現代の生活の中で実用の茶を考えるきっかけとなりました...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点) 永野宗与(水B:新潟不白会) 八寸の料理の準備を担当しました 後座は唐物茶入の披露がなされる特別な座で、上客のおもてなしであることを意識しました...
-
課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点) 千田文雪(火B:岩手不白会) 床の間には『達』一文字の掛物。家元の盆点の相伝式で用いられていたそうです...
-
高木宗永(東京不白会 先日は、ご相伝式に列席させていただき、ありがとうございました。小さい頃からいつか師範になれるように、いつか家元にお会いできるようにと稽古してまいりました...
-
家元招請研究会 - 課題「唐物(茶通箱)」 高橋宗津(岩手不白会) 十一月二十五日、平成最後となる家元招請研究会は課題「茶通箱」でした。私は正客として学ぶ貴重な場を与えていただきました。家元が亭主、半東は博之様です....
-
渡邉宗翠(福島不白会) 平成三十年十一月三日、郡山諸流茶道連盟主催にて七会場で茶会が開かれました。 私は公民館の会議室が担当でしたので立礼卓での茶箱を使ったお席ににしました...
-
雲鶴先生招請研究会 土田宗春(新潟不白会)新潟支部教授会が初めて雲鶴先生をお迎えして研究会が行われました。 午前中は且座をご指導いただきました。設いは季節的に中置でしたので、お棚のないお点前を雲鶴先生より丁寧にお教えいただきました...
-
家元招請研究会 - 課題「唐物(盆点)」 庄田宗雅(山形不白会) 十月の秋晴れの日に、山寺芭蕉記念館にて「相伝物 盆点」の家元招請研究会が行われました。 敷地内からは俳聖松尾芭蕉が訪れた宝珠山立石寺を近くに眺めることができます...
-
柿崎宗恵(青森不白会) みちのくの善知鳥の宮に茶の集ひ和むこころそ楽しかりけり(宗慶) 平成三十年九月十五日、善知鳥神社参集殿にて第二十三回観月茶会が開かれました...
-
亀山 穂雪(高田不白会) 友人二人からそれぞれ依頼をもらいました。一件目は、和服を着て何かをしたいということでしたので、椅子とテーブルでお茶を点てる稽古をしました...
-
大黒 耿雪(青森不白会) 旧東ドイツの南にあるライプツィヒを訪れた。この街にマクス・グランク研究所というノーベル賞受賞者を何人も輩出している物理学や生理学の研究施設があり、息子が勤務している...
-
家元招請研究会 - 古典(相伝物) 下津浦靖雪(久留米不白会) 肩衝で肩の巾が少し広く威厳がある朝日春慶作瀬戸の濃茶器、唐津の中里重利作の奥高麗茶碗、銘作「木守」。流祖不白作十牛の茶杓も家元がお持ちくださいました。いずれも手に取って拝見するのもはばかられるような立派なものです...
-
西村 宗櫛(羅府不白会) ロサンゼルス不白会は今年も様々なお茶会を頼まれ皆で楽しく江戸千家のお茶をしております。どうぞ日本の皆様、応援してください...
-
神津宗栄・下村宗悦・李 宗福(長野不白会)平成七年より長野不白会支部長をお受けいただいている李宗福先生がめでたく傘寿を迎えられ、九月六日、「傘寿のお祝いと感謝の茶事」が菱野温泉茶寮「花おか」で行われました...
-
高野邦子(新潟不白会)九月二日、武者小路千家官休庵の千宗屋様と、川上博之様をお招きした講演会が、新潟不白会主催で催されました。利休に始まる茶の歴史、流儀の歴史に始まり、現代のマンションならではの茶室の工夫など、お話は大変興味深いものでした。...
-
李 宗福(長野不白会)七月八日の信濃毎日新聞にの「わがまち遺産」に、長野県下高井郡山ノ内町にある大観の別荘「嶽心荘」が紹介される記事がありました。昭和四年に建築、木造平屋のかやぶき屋根で、庭も含めると六千平方メートル...
-
家元招請研究会佐藤宗博(静岡不白会)静岡市 宝泰寺不二庵 静岡での抹茶製造もようやく緒について参りましたので、八女茶と飲み比べるという趣向にしました...
-
家元招請研究会(長野不白会)松本宗実 普段何気なくしている水屋仕事、風炉灰の量や押さえ方、下火のつぎよう、釜や水指の水量など懇切丁寧で的確なご指導をいただき納得しました... 神農宗史 李先生宅にて家元招請研究会が行われました。私は初参加というもあって、緊張の面持ちでしたが、特に印象に残っていることがあります。それは家元が席入をする際の姿です...
-
家元招請研究会 - 課題「唐物(盆点)」 盛田宗蛍(七戸不白会) 五月十三日、十和田市民文化センターで、「家元招請研究会」が行われました。課題は「盆点」、相伝物を特別なものとせずお稽古に取り入れ本来の意味を理解するようにとのことで、博之氏が半東を務めてくださいました...
-
家元招請研究会 (高知不白会)半東として 石元泰雪 初座、なごやかな雰囲気でしたが、一献をすすめるタイミングが難しいことでした... 三客として 中山精雪
高知城を眺めながら、家元が亭主をされる盆点のお茶事は、まさしく荘厳でした... 詰として 長野すが うまく会話に入れなかった事、点前が行われる前に点前畳に入ってしまい...
-
雲鶴先生招請研究会 河原志雪(福島不白会) 四月三十日、福島県白河市南湖公園内の翠楽苑で行われました。課題は「茶箱の濃茶点前」です。薄茶点前との相違点を意識した予習を重ね、雲鶴先生のご指導をお待ちしました...
-
家元招請研究会 田中宗俊 (久留米不白会)少林寺において行われました。まず家元にご持参いただいた唐物の濃茶器と螺鈿の四方盆を床飾りにして、「盆点」の本来の意味、意義についてお話いただきました...
-
亀山穂雪(高田不白会) 上越市の保存建築物である旧師団長官舎において「唐物点」の研究会が開かれました。亭主、半東、お客様の役に別れ、後座の席入から退席までを披露した後、出席者で意見を出し合いました...
-
家元招請研究会 森 宗絹(八女不白会) 家元ご持参の茶入は、盆点の相伝式で使用されるという銘「霜夜」。その茶入を用いての家元亭主によるお席でした。席入り、挨拶、炭点前、八寸に一献。おいしい料理とお酒でした...
-
(新潟不白会)亭主を務めて 木山宗真三月の雛の茶事で初めて亭主を務めました。事前の準備から始まり、当日の段取りや水屋の仕度、大勢のお客様を前にしての挨拶など、日頃のお稽古の成果を問われているようで、緊張しました...
-
瀬古伸廣(新宮同好会) 一月十七日家元を新宮にお迎えし、昨年五月新宮同好会が発足して以来始めての初釜を、流祖不白ゆかりの本廣寺さんで行いました。当日は男性六名女性四名の会員全員が集合し、家元のご指導の下、楽しい一時を過ごしました。会員一同、本年もやる気満々です...
-
伊達宗廣(仙台同好会)一月十三日、仙台同好会の初釜は、正月のお飾りも青々として、新春の香り漂う仙台の古刹国分尼寺(小枝宗誠師の自坊)の茶室逢庵にて開催されました。床には白隠禅師の一富士二鷹三茄子のお軸、三宝飾りは三丸炭の水引結び、そして本年は戌年ということで仙台堤焼きの犬の焼物が置かれ、華やかにして凛とした床を作ることができました...
-
-
-
風もなく穏やかな青天に恵まれた十二月十日、緊張と高揚感をたずさえ相伝式に臨みました。家元邸の庭の色鮮やかな落葉に心癒されつつも、背筋がピンと伸びる緊張感を感じながらご相伝が行われる広間へ...
-
ここ数年食べても太れないので、かかりつけのクリニックに相談、大きな病院で精密検査を受ける紹介状をお願いしました。七月の検査の結果、胃癌と肝臓癌が見つかりました...
-
海にほど近い静かな住宅街の茅葺きのお宅、ここが江守雅雪先生のお住まいでした。大正時代から使われている応接間で香煎茶をいただいてから、花外亭のお茶室で、江守先生の和韻点ての茶をいただきました。お茶碗は井戸脇、中国白磁、どちらも手中にすっと収まる、やさしく、趣と品格のあるお茶碗でした...
-
十一月十二日と十九日の日曜日に、私の日本語初心者コースの生徒の人達(ドイツ人、イタリア人、中国人、メキシコ人)の希望により、「茶の湯入門」を我が家の居間で催しました。皆和食ファンで、新鮮な抹茶と栗きんとん(フランスの栗と南アメリカ産の白豆とドイツの砂糖で作りました。大きさもドイツ版です。)をとても喜んで味わってくれました...
-
十一月五日北方文化博物館沢海本館において、第六十五回新潟茶会が開催されました。新潟不白会は、大呂庵において薄茶席を中尾宗禮先生がお持ちになりました。私もお手伝いさせていただきました。最近は天候が急変し、前日の準備は凄い嵐でしたが、当日は青天に恵まれ安堵いたしました...
-
爽やかな秋晴れの佳き日、お客様にはるばる籠原までおいでいただきました。家元に「どうぞご主人もご一緒に」とお声がけいただき、お言葉に甘えて、一献茶事に初座からお相伴させていただきました。家元には明るく和やかな雰囲気を作っていただき、気持ちが和み、平常心でお濃茶を点てることができました...
-
「みちのくの 秋刀魚とどきし 舌づつみ」家元からいただいた我が家の宝です。十月七日、盛岡市の上田公民館まつりで立礼席を持つ機会があり、掛けさせて頂きました。当日は肌寒く雨模様でしたが公民館を利用しているお年寄りのご夫婦や子供連れのお母さんなど大勢が訪れ、栗しぼりのお菓子と暖かい抹茶を召し上がっていただきました...
-
研究会二日目、敬老の日「自宅の茶」の実践です。雲鶴先生、中野先生、桒原先生が我が家へお越し下さいました。お待ち合いにご案内し、頃合いを見て、座掃きを持ち爪先に力を入れ、お迎え付けにあがりました...
-
当日は、朝から雨模様でしたが、幸いお客様が自宅へ到着され席入り十分前くらいからすっかり雨も上がり、露地へ下水を打つ必要もないくらいすがすがしいスタートができました。また県外からお出で頂いた方々に、少しでも新潟を感じていただきたく慈愛と清貧に生きた、越後が生んだ良寛さんをテーマに寄付、床、そしてお菓子を工夫してみました...
-
五智窯の陶芸家、木村先生のお宅に家元と他三人でお招きいただきました。残暑厳しい日でしたが、香川景樹の波の掛物が涼しげに私達を迎えてくれました...
-
九月十日、岩手不白会峰雪会では雲鶴先生をお迎えして「茶通箱」の研究会が行われました。相伝として扱われる茶通箱ですが、初めに茶通箱本来の意味や用途、種類、茶事においては主客の呼吸の重要性等についてご指導いただきました。実践では、お客様がお気に入りのお茶をお土産にお持ち下さったということで、亭主が用意したお茶と、お客様から頂戴したお茶との二服を楽しんでいただこうと進めて参りました...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 宮井艸栄(東京不白会)「生のホヤ 秋田のキュウリ 酒爛漫 時雨来る中傘さして宴」 数年前の「自宅の茶」の際に、家元から頂戴した色紙を床に掲げました...
-
自宅で茶事ができるだろうかと不安がありましたが、私に今できる身の丈にあったおもてなしならと思い、お引き受けしました。東日本大震災から六年が過ぎましたが、自宅の小さな庭に草花はありません。汚染された土は新しい土と入れ替えられ、草花も根こそぎ削り取られてしまいました。今の向かい側に川を挟んで緑の竹林が見え、そしてかすかに聞こえる水の音がおもてなしでした...
-
川上雲鶴 頑張って続けて来られた仙台の稽古場がやむなく休止となりました。しかしながら、仙台の方々や家元の熱意によって昨年九月より再開。少人数の中、岩手不白会の先生の助力を得て月二回の稽古を続けております...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 今井光雪(熊谷不白会) 思いがけず長野不白会の松本様からのお誘いを受け「自宅の茶」にお伺いして参りました...
-
今井光雪(熊谷不白会) 梅雨の晴れ間にほととぎすの声が聞こえてきます...
-
家元招請研究会 吉川恭子(青森不白会) お伺いした山本先生のお宅の二階に上がると、広い洋間の寄付に、家元の筆による「つつじ咲く門跡寺院の雅かな」の掛物が掛かっていました...
-
未熟な私が席主になりました。我が家にお茶人をお招きする。寄付は書斎を仕切ってカーペットを敷き、茶室は仏壇の扉を閉めました。庭から隣の洗濯物が見えます。水屋を隠していた古い屏風を立てました。すると水屋は丸見え、台所までも見えてしまいました。どうしましょう...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 中野里雪(新潟不白会)●感想 一、お客様が興味を持って話をリードしてくださり、そこから話が発展し、つながりや共感を持つことができました...
-
祖母の追悼茶事でしたので、やはり百花園のお成座敷を使い「祖母が愛した庭と座敷で、楽しくゆっくり、笑って偲ぶ」を主題として用意を進めていきました...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 清水艸香(東京不白会) 鈴木宗明様のご新居、お茶室は高層ビルの十五階。林立するビル群、家並みを眼下に見下ろし、まるで空に浮かんでいるような心地がいたしました...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 千田文雪(岩手不白会)〈亭主の感想〉 東京からお二人と花巻からのお客様をお迎えしました...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 青木宗幸(東京不白会) 一昨年にお看板をいただいたばかりですが、今年の研究会に初めて参加させていただく機会に恵まれました...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 高橋宗敏(岩手不白会) この度のお客様は長野支部の方々で、第十八回全国連合不白会高知大会での観光のバスの中で席が前後で話が弾み、岩手に行ってみたい、長野にもと、六年越しで実現致しました...
-
家元招請研究会 蟻川宗順(群馬不白会) 遠隔の中之条町に家元、会長をはじめ五人のお客様をお迎えしました。皆さん到着し、寄付から家元の声が聞こえてきます...
-
阿部行成(岩手不白会) 盛岡桜山神社の例大祭では、毎年岩手不白会男子の亭主にて大福茶のお振る舞いを致しております。今年は鹿角市立十和田中学校の生徒五名様が大福茶席にお越し下さいました...
-
家元招請研究会 山口三男(歯科医(佐賀県)) 先日、家元が自宅にお越しになるという事で、私も参加することにしました。当日、お客様に少し緊張気味な挨拶をした後、席に着きました。作法を全く知らない私に、妻は懐紙を渡して「皆様のされるように」との一言のみ...
-
家元招請研究会 飯田宗美(須坂不白会) 風薫る五月でございます。初めての自宅の茶は自分の事で精一杯で、お客様を思いやる余裕がなく、中途半端な挨拶から始まり、玄関の打ち水や花への霧吹きなど、基本的な事を忘れ、不手際が思い出され赤面しております...
-
家元招請研究会 市川宗恵(長野不白会) 去る五月十三日、家元はじめ三名のお客様を拙宅にお迎えして「自宅の茶」の実践となりました...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 中尾宗禮(新潟不白会) 新緑の美しい季節となりました。五月十二日「自宅の茶」ということで、遠方より有川宗良、金井宗美、松田清雪様にご来新いただきまして、大過なく終えることができました...
-
家元教場研究会 - 自宅の茶 白井宗節(福島不白会) 我が家は山の中の長閑な所なので、芽吹きを眺めながら一服差し上げたい旨案内状を送付しました...
-
西村宗櫛(羅府不白会) 日米文化会館主催により毎日曜日、表千家、裏千家そして五月七日は江戸千家でお茶会をしました...
-
窪田宗恵(新潟不白会)「椿寿荘」は、大正時代、新潟県に千町歩を越える大地主が五家あり、その内の一つである田巻邸の離れ座敷として約三年半をかけ、各地の銘木を集め、寺院様式で釘一本も使わず作られています。今は新潟市の隣にある小さな町、田上町の観光名所「豪農の館」として公開されています。私達がここで、年に二回、新緑の五月と紅葉の十一月に、気楽なお茶会をさせていただいて九年目になりました。...
-
四月二十九日、福島不白会家元招請研究会が、雲鶴先生をお迎えして、白河市南湖公園内の翠楽園で行われました。はじめに、雲鶴先生から茶カブキの本来の目的は「利き茶」、お茶の味を比べること。味覚はもちろん視覚、嗅覚など五感を使って吟味することであり、入念な準備と均質に抹茶を点てる技術が大切であるとご指導ありました...
-
家元招請研究会 諏訪田宗教(新潟不白会) 初孫の初節句の祝いの翌日に今回の自宅の茶の機会をいただきました...
-
水野宗美(高田不白会) 未だ肌寒い弥生二十六日、上越茶道会定例総会が、謙信公ゆかりの、春日謙信交流館において開催されました...
-
雲鶴先生招請研究会 田中宗俊(久留米不白会) 昨年、茶名「雲鶴」を命名された博子先生を高牟礼会館に迎えて、三月五日、教授者会の研究会を開催しました。今回の課題は七事式の中から「一二三」と「数茶」の指導を袋棚を使って行いました...
-
大山宗貴(高知不白会) 平成二十九年三月四日、待望久しき高知城歴史博物館が開館しました。国宝や重要文化財を含め約六万七千点に及ぶ土佐藩主山内家伝来の歴史資料や美術工芸品を収蔵展示する博物館です...
-
浅見恵子(新潟不白会) 早春の一日を、新潟不白会青年部の日帰り旅行に参加しました...
-
桒原宗誠(新潟不白会) 二月七日、中野先生が「今年は少し頑張ってみます」と始めてくださった月釜の第一回目に、社中でお招きいただきました...
-
-
-
山崎宗明(八女不白会) 十一月二十三日、開運寺様主催で「第六回山寺のもみじ茶会」が開催されました。現在八女支部の全行事はこのお寺様をお借りしておこなっています...
-
家元招請研究会 (岩手不白会) 去る11月19日、20日に、岩手不白会家元招請研究会が行われました。会の様子と、翌21日に家元が訪れた伊豆沼の風景をともにご紹介します。...
-
家元招請研究会 野口宗都(佐賀不白会) 午前中は「体操十種」です。ゆったりとした動作で呼吸法を取り入れ、心穏やかになる心の修行です。普段から運動をやっている私にとっては茶の湯への姿勢かなと思いながら取り組みました...
-
家元招請研究会 田中宗央(福岡不白会) 今回のテーマは「炉開き」で私共社中が当番を担当、炉開きの準備をしました。家元が亭主でのお炭点前。ふくべの炭斗、たっぷりのしめし灰、菊の葉をお塩で清めて火打ち石の火花をパチパチっと出された折は凛とした気持ちになりました...
-
家元招請研究会 内山宗博(新潟不白会) 拙宅、了知庵に家元はじめ三名のお客様にお越しいただきました。見よう見まねで作り上げた待合、外腰掛、露地を通って席入。家元のご挨拶で「あちこちに風呂敷が掛けてありますが、何か趣向?」片づけが済まず目隠しですとも言えず、口ごもりましたら皆様、大爆笑でした...
-
家元招請研究会 佐藤俊雪(熊谷不白会) お家元と博之様をお迎えし、本庄市児玉町の「セルディ」で行われました。参加者は三十名...
-
家元招請研究会 空閑宗純(久留米不白会) 体操を午前中に約二時間も続けていると、程よく気持ちのよい疲れを感じました...
-
市川宗恵(長野不白会) 去る十月、自宅の茶の亭主をはじめて実践いたしました。当日までの準備にはもちろん不安もありましたが、楽しいものがありました...
-
遠藤宗光(福島不白会) 九月最後の日曜日、岩谷宗清先生、社中の金田恵雪様、須藤宗寛様のご三名の米寿のお祝いのお茶会が岩谷先生の自宅でありました...
-
家元招請研究会 古川宗愛(茨城不白会) 家元をお願いしての研究会の日、まさに小春日和、さわやかな気持ちでお迎えする事ができました...
-
家元招請研究会 船山宗恵(山形不白会) 赤湯温泉の旅館「御殿守」において家元招請研究会を行うことができました...
-
森 宗恭(青森不白会) 読み心地の良さ、心に残る句集でした...
-
家元招請研究会 岩谷宗洋(福島不白会) 八月二十八日に、家元をお招きして今年の課題である体操を中心とした研究会が行われました...
-
澤住宗津(鳥取不白会) 七夕茶会を小学校夏休み中の八月七日夕方六時から地区の公民館を会場に催しました...
-
中村宗友(高田不白会) 八月六日土曜日、高田公園内の小林古径邸において「はすまつり茶会」が開催されました...
-
吉田英津子(新潟不白会) 去る七月二十四日、武者小路千家官休庵十五代家元後嗣 千宗屋先生をお迎えし、講演会「茶碗との語らい~飲みたい茶碗、点てたい茶碗」を開催いたしました...
-
家元招請研究会 藤田宗松(福岡不白会) 七月二十三日、日本庭園において、午前中は体操、午後は家元による濃茶のお盆点てテーブル茶でした...
-
博子先生招請研究会 工藤宗幸(青森不白会) 夏とはいえ涼しい七月はじめ、博子先生をお招きしての研究会が青森市善知鳥神社で開催されました...
-
西村宗櫛(羅府不白会) 六月二十一日、ホンダ・モータースの幹部の方々三十二人がアメリカ中からロサンゼルスの本社に集まるため、日本の伝統文化の紹介を兼ねおもてなししてほしいと、江戸千家ロサンゼルス不白会に依頼がありました...
-
家元招請研究会 佐藤宗博(静岡不白会) 今年の課題の「体操十種」、濃茶席の支度、お家元ご亭主による濃茶席について、参加者の感想です...
-
家元招請研究会高橋尚子(新潟不白会) 数年前から家元が体操を始められ、最初は短い時間でしたが段々時間が伸び、午前中は体操という日もありました...
-
西村宗櫛(羅府不白会) 五月一日、パサデナ市にありますUSCパシフィック・アジアンミュージアムで、お茶の祭典が催され、江戸千家ロサンゼルス不白会西村社中が茶会を担当しました...
-
博子先生招請研究会 佐藤令子(福島不白会) 五月一日、福島不白会家元招請研究会が博子先生をお迎えし、白河市南湖公園の翠楽苑で行われました。課題は「香付花月」と「総飾り」です。まずはじめに香炉の準備の仕方をご指導いただきました...
-
亀山 穂雪(高田不白会) 去る三月二十日、旧高田師団長官舎において高田不白会研究会が開かれました。この会は、教授者と一般会員が知識や繋がりを深めるため、一年に三回課題を決めて勉強会が開かれます...
-
博子先生招請研究会 緒方宗和(大分不白会) 博子先生をお迎えして大分で初めての研究会が行われました。課題の一つである「茶通箱」の亭主を務めることになった私に、準備の段階から優しくご指導をいただき、勉強になる事ばかりでした...
-
千田文雪(岩手不白会) 十二月十一日、支部恒例の歳末チャリティー茶会が開かれました。突然の病魔に襲われ、「延命は?」と医者に問われる程でしたが回復してからは一年ぶりの茶会です...
-
-
-
家元招請研究会庄田宗雅(山形不白会) 秋雨の山形に、お家元と博之様ご到着後、江戸千家とも縁の水野家古の豊烈神社と霞城公園、芋煮大鍋と一巡りいただきました...
-
家元招請研究会 大塚早苗(茨城不白会) 十月一日、取手市の弘経寺で行われた家元招請研究会にはじめて参加させていただきました...。掛け軸の扱い、花入、茶掃き等のご指導では、お稽古で何気なく目にし、手にしていたお道具の準備の基本に触れることができ、大変勉強になったと共に、考えを巡らしながら用意することの楽しさに気付かされた気がいたします
-
家元招請研究会 伊藤宗素(福岡不白会) 最初に、基本中の基本、身体の中心軸を定めるための体操や、立居をおさらいしていただきました。次に、床の間飾りの中心となる、掛軸の扱い方です。軸の出し入れから掛け方、歪みの直し方のほか、鑑賞の仕方も含めて軸に関する多様なお話をうかがいました...
-
家元招請研究会 山田厚雪(新潟不白会) 茶の湯を趣味としていた私が、教授者会会員となって初めての年、経験不足を承知の上でお客様をお招きすることになりました...
-
家元招請研究会 坂上昭子(新潟不白会) 茶席の準備の時から、お席で差し上げる一服のお茶とお客様を思い、心を込めて一つ一つ準備をしなくてはならないということを具体的に学びました...
-
家元招請研究会 楚山陽子(高田不白会) まず、呼吸と動作、姿勢とリズムが大切と、家元考案の「体操十種」で始まり、立つ、座る、お辞儀、お点前、基本的な正しい動作を繰り返すことの大切さをご教示いただきました...
-
博子先生招請研究会 福士宗信(岩手不白会) 去る九月十三日の日曜日、岩手不白会で家元夫人川上博子先生をお招きしての年に一度の研究会が盛岡市中央公民館で開かれました...
-
家元招請研究会 佐藤宗博(静岡不白会) 九月十三日、小習による茶席の支度のご指導をいただいた。普通の日本間が、床を飾り道具を据え風炉に火が入れられ、釜が掛けられ、と次第に茶席に変化していく様を初めて体験した者もおり、大変新鮮かつ有意義な内容であった...
-
家元招請研究会 石川宗享(青森不白会) 本年度二回目の家元招請研究会が、九月六日青森市善知鳥神社でおこなわれました。お家元、博之様おそろいでお越しいただいての青森での最初のお勉強会となりました...
-
家元招請研究会 太田理恵子(福島不白会) 八月三十日、郡山市の麓山荘で「小習」の研究会が行われ、お茶を点てるまでの準備の心得や仕方等をご指導いただきました...
-
岩手不白会 江戸千家岩手不白会名誉会長の三田宗明先生の白寿お祝い会が八月八日に和やかに開催されました...
-
家元招請研究会 菊池宗和(岩手不白会) さて、一献はどの時点で? など、ハテナが頭の中を巡りながら研究会当日を迎えました...
-
家元招請研究会桜井秀雪(群馬不白会) 七月五日、高崎暢神荘にお家元、博之様をお迎えし研究会が行われました。私はご亭主の役を仰せつかりました。一献付とあって心配もありましたが、簡単な八寸程度でよいとのことで心が軽くなり準備に入りました。テーマは七夕でしたので膳の設えや食材を探し、点心作りに四苦八苦しながらもなかなか楽しい時間でした...
-
博子先生招請研究会田中宗淑(熊谷不白会) 七月五日、熊谷市の星渓園にて、博子先生をお迎えしての初めての研究会が行われ、会員五十一名が皆楽しみに参加しました。課題は、「立居振る舞い」と「花月」でした...
-
金井宗美 松田清雪(群馬不白会)金井宗美 松田清雪 六月二十四日、すばらしい夏空にほっと胸を涼しい風が抜けてゆきます。尾瀬沼から下田代の道中、水芭蕉、延齢草、立山竜胆、小さな花々が迎えてくれます。レンゲツツジの咲く休憩所で、清水で入れたコーヒーを、木道の原をゆっくり三十分程で山小屋に到着...
-
-家元招請研究会 小川享雪(大分不白会) 「且座 主客役目を果たして茶の湯一会を試みん」お家元筆、持参された掛物が床に掛けられました。「主客役目を果たして」その言葉にはっとしました...
-
原 宗友(長野不白会) 私共長野不白会では、李支部長提唱のもと、〈自宅の茶〉を今年の活動に取り入れ実践しております。そのような中、地元の公民館で三十年近く茶道教室を指導してこられた森泉先生が、長年の文化活動への貢献が認められ、市より表彰されるという朗報が入りました...
-
小笠原孝雪(高田不白会)真夏を思わせる五月二十四日、気軽に楽しめるお茶会の勉強会が行われました。少人数でしたが、日頃より当会をご支援いただいている先生方からもお客さまとしてご参加いただきました...
-
博子先生招請研究会(青森不白会) 永田 範子 藤の花が見事な五月十七日、はじめて博子先生を迎えて善知鳥神社参集殿の大広間において研究会が行われました。まず実践方式でお盆点ての点前が行われました。最初の濃茶の亭主は博子先生で、私は半東を務めました...
-
家元招請研究会今井光雪(熊谷不白会) 初夏とは思えない暑さの五月十七日、お家元、博之様をお迎えして熊谷支部の研究会が行われました...
-
家元招請研究会 工藤純雪(七戸不白会) 奥入瀬渓流の木々がいろいろな緑色に輝き始めた季節、十和田市で家元招請研究会、課題「且座」が三十二名の参加で行われました...
-
博子先生招請研究会佐藤令子(福島不白会) 四月二十九日、福島不白会家元招請研究会が、博子先生をお迎えして、福島県白河市南湖公園内の翠楽苑で行われました...
-
家元招請研究会四方田洋子(福岡不白会) 今年春のお家元招請研究会のテーマは「且座」。私がお稽古に伺っている田中宗正社中がお当番で、先輩方と一緒に参加させていただきました...
-
博子先生招請研究会三月八日 於少林寺 森田宗尚(久留米不白会) 小習拾参ヶ條の中から壺飾を特に口切りを含めて教わりたいとの先生方からの強い要望で課題が決まりました...
-
家元招請研究会岡田 均(新潟不白会) 二日間の家元招請研究会、一日目は「自宅の茶事」とその反省会、二日目は、護国神社において、七事式を行いました...
-
吉岡宗美(高知不白会) 夜半には春雷を覚え、天候が心配でしたが夜明けと共に晴れ、雨で清められた庭が事の外、美しい暖かな一日でした。「聖寿万々歳」のお軸を拝見し、お床の柳も美しく芽を張っています...
-
-
-
藤田宗明(羅府不白会) 十二月十一日、新井宗京先生の八十五歳のお誕生日を祝う茶会を自宅の徳風庵で行いました...
-
幸田宗陽 十二月五日、Y小学校において、五、六年生とALT(外国語指導助手)の先生、計三十名の「身近な人とホッとタイム」という授業に、抹茶体験で参加させてもらいました...
-
亭主 高橋宗初(11月24日)家元招請研究会-【自宅の茶事】岩手不白会 平成二十六年に岩手不白会で行われた家元招請研究会の報告集が届きました...
-
家元招請研究会-【自宅の茶事】飯泉宗江(茨城不白会) 十一月二十日、家元研究会のテーマ「自宅の茶」をお家元、博之様をお迎えして、それぞれ四ケ所の自宅で行われました。私の家には、お正客の博之様他三名のお客様です。...
-
高田不白会 小島秀雪今年は高田開府四百年にあたり、色々な記念行事が行われました。平成二十六年十月二十六日には、高田別院会館で記念茶会が開かれ、広間にて薄茶席を担当しました...
-
家元招請研究会-【自宅の茶事】橋本光雪(山形不白会) 山形不白会は、教授者会員が四つの地区に分かれて各会場の趣向で実践の運びとなりました...
-
生亀寿雪(山形不白会) 昨秋の十月二十一日、山形の「家元招請研究会」の際に、お家元と博之様が、塚原先生のおられる「ソーレ吉原」にお立ち寄り下さいました...
-
藤田宗明(羅府不白会) 先日師の鶴林庵にて、平茶碗と絞り茶巾のお稽古をさせて頂きました。師の新井宗京先生は「是非とも、孤峰不白作の平茶碗でお稽古を致しましょう。」とおっしゃられ、恐れ多くも流祖の遺作である平茶碗で茶を点てさせて頂きました...
-
家元招請研究会【自宅の茶】中野里雪(新潟不白会) どんな場所でも、今の自分にできることをとの家元のお言葉に押され、テーブルにて、初座はワインと新潟の食材、チーズを中心に。後座は茶箱で濃茶、続き薄茶を差し上げることにいたしました...
-
橋本可雪(熊谷不白会) 去る十月四日、熊谷不白会主催の、第四回研修旅行が行われ、益子・笠間へ行って参りました。二十六名のお茶のお仲間を乗せ、バスは出発致しました。益子参考館はバスを降り、緩やかな坂を少し行った緑豊かな中に在りました...
-
森田宗十(熊谷不白会) 熊谷の熱い夏もひと区切りの九月六日、市内緑化センターにて、役員研修会が行われました。課題は、午前「茶碗飾り」、「茶筌飾り」、午後は「台天目」でした。今回私は、茶筌飾りのお詰の役をいただきました...
-
家元招請研究会伊藤宗翠(新潟不白会) 今回で「自宅の茶」を担当するのは五回目です。寄付に会津八一の句の色紙を掛け、本席には初めてお当番をしたときに宗匠からいただいた「清秋」の色紙を表掲げました。予感通り我が家に宗匠がおいでになりました。びっくりしましたが、嬉しくもありました...
-
家元招請研究会−【自宅の茶事】田中宗俊(久留米不白会) 今回は、基山の有吉宗夏先生宅での「自宅の茶」に、お家元と一緒に参加させていただきました秋晴れの一日でしたが、残暑で暑いくらいでした...
-
博子先生招招請研究会里舘宗泰(岩手不白会) 空の青さに秋の訪れを感じる九月十四日、博子先生をお迎えして盛岡市中央公民館にて研究会が行われました。お忙しい先生に直接ご指導していただける貴重な 機会とあって、峰雪会員四十一名が参加致しました。課題は「盆点」でしたが、博子先生がご亭主になられ、光栄にも私は次客に入れていただきました...
-
平野宗靖(岡山不白会) 陰暦八月十八日に当たる九月十一日、金浦湾沿いにお住まいになる桑田宗千先生のご自宅で三十名のお客様をご招待し、月見の茶会を催しました。当夕刻の湾は干潮、干潟には羽を休めた青鷺が上る月を待っているようでした...
-
家元招請研究会−【自宅の茶事】山本文雪(静岡不白会) 今回は正客を大磯の新保様にお願いし、詰として佐藤様のお席に参加させていただきました。十五夜を目前に、床には月の画賛のお軸が掛けられ、お膳には季節感溢れる品々が並び、しかもご亭主様が勧め上手とあってついつい杯も重なり、とても和やかな初座となりました...
-
家元招請研究会−【自宅の茶】五十嵐宗合(福島不白会) 福島不白会のお家元招請研究会、私は那須塩原の幸田様よりご招待いただきました。露地に打ち水がされ、寄付にも様々な工夫が施され、随所にご亭主のお心遣いが感じられました。今回の茶事にあたりご亭主は、何度も「茶の湯のすすめ」を読み返されたとのこと、後日お伺い致しました...
-
岡田宗春(新潟不白会) 今年も栃尾(現・長岡市)の社々(とど)の森で「名水茶会」が開かれました。社々の森は、全国名水百選に選ばれた地です。一席は宗徧流の那須社中、二席は裏千家淡翠会、そしてサービス席として、地元の中野俣小学校が席をもちます...
-
石川昇二郎(新潟不白会) さる八月三日、新潟不白会講演会「芦屋釜と天命釜」が長野烈先生を講師にお招きし、開催されました。 長野先生により、芦屋・天命などの古典釜の調査・研究に基づいた特徴、デザイン、工法についてご説明いただきました...
-
畝迫佳雪(岡山不白会) 桑田先生の所で一緒にお稽古をしている赤田さんのお宅に、ニュージーランドから留学生の女の子がホームステイで来られました...
-
博子先生招請研究会八女不白会○お詰として学ぶ………田島宗美 夏日を思わせるような五月二十五日に、博子先生の研究会がありました。客の詰の役をいただきました。直接に先生の指導を受けましたが、緊張の余り身体が思うように動きませんでした...
-
家元招請研究会−【自宅の茶事】市川宗恵(長野不白会) お家元が推奨されている「自宅での茶事」が、去る五月二十五日、晴天に恵まれた中、三軒のお宅で行われました。日頃、勉強不足の私ですが、お家元とご一緒のお席にお客として参加させていただきました。...
-
田辺松雪(高田不白会) 高田は今年、開府四百年に当たり、記念すべき年で、市を上げてお祝い事業を行っております。茶会は、五月二十日、近年にない五月晴れに恵まれた一日。高田別院会館で釜が掛けられました...
-
加藤謙治(高田不白会) 八軒での「自宅の茶」が行われた高田不白会家元招請研究会に参加した翌日の五月十二日、赤倉の天心六角堂での家元の「献茶」にお供させていただくという栄誉に浴しました...
-
家元招請研究会-【自宅の茶】早津淡雪(高田不白会) 風薫る五月、高田支部では、お家元をお迎えして「自宅の茶」の研究会が行われました。私たちは、小島先生のお宅へお伺い致しました。寄付で先生お手製の甘酒をいただき席入り。お茶室は裏から川の音が聞こえています...
-
家元招請研究会−【自宅の茶】保阪梅雪(高田不白会) 五月十一日の研究会はお茶事の実践で、当日は遠くの山に残雪、五月晴れと恵まれた中、お家元にお越しいただきました。お客様のおもてなしに不慣れではありますが、お花、お料理、お道具や心遣い、皆様に喜んでいただけたら、その一心でした...
-
家元招請研究会−【自宅の茶】坂田宗秀(熊谷不白会) 私は、同じ社中でいつもご一緒にお稽古している田中先生のお宅にお招きいただきました。客は私の他三名で、長年お茶に携わってきた大先輩の先生方とご一緒でした...
-
博子先生招請研究会渡宗真雪(福島不白会) 四月二十九日、福島不白会家元招請研究会が博子先生をお迎えして、福島県白河市南湖公園内の翠楽苑で行われました。課題は「濃茶付花月」です。はじめに「花月」との違いを説明していただき、その後実践に移りました...
-
盛田宗恵(七戸不白会) のんびり構えておりましたが、近づくにつれあれもこれも気になりあわてました。今まで母のお手伝いとしてお稽古してきただけです。亭主となるとお道具の取り合わせやら何やらあらゆることが気になり、お客様を迎えるおもてなしの心遣いは限りなくあるものだと感じました...
-
家元招請研究会竹内宗玲(青森不白会)去る四月二十八日、今年の研究会のテーマである「自宅の茶のすすめ」で拙宅へ宗匠をお招きいたしました。主人も私も宗匠に一度おいでいただきたいと願っておりましたので、とてもうれしく思いました...
-
森山宗明(福岡不白会) 昨年のテーマでありましたテーブル茶事。お家元自らご亭主となられての研究会は、ある意味、目からウロコの新鮮さを感じました。どこまでお家元のお教えに近づけたかはわかりませんが、私なりのおもてなしをさせていただきました...
-
千田文雪(岩手不白会・雪輪会前代表) 平成二十六年四月十三日、盛岡市中央公民館にて江戸千家岩手不白会雪輪会発会三十周年記念茶会を開催しました。峰雪会、清雪会、雪輪会の会員が百三十名の参加でした...
-
家元招請研究会-【自宅の茶】北岡明雪(久留米不白会) やわらかな春の薫りに包まれた三月三十一日に、お家元をお招きしての研究会がございました。今回のテーマも「自宅の茶 実践」で、午前十一時に各家でのお茶事が始まり、午後二時に会場の少林寺に集合して反省会がありました...
-
家元招請研究会大倉 孝子(新潟不白会) 「お稽古でやることは、ほとんど後座。ですから、いくら稽古を頑張っても半分。初座をして人をもてなすことをしてほしい。できる範囲でいいのです」というお家元の一言にドキリ...
-
藤枝義丸(高田不白会) 三月二十三日、上越市高田地区の保存建築物「旧師団長庁舎」で開催された研究会に見学者として参加しました...
-
家元招請研究会【自宅の茶事】内山宗博(新潟不白会) 家元招請研究会「自宅の茶 実践」で抽選により、三名様に我が家、了知庵にお越しいただきました。お待合で香煎茶を出し迎え付は雨が心配されましたが、用意した露地笠を使う事もなく席入り...
-
西村宗櫛社中(羅府不白会) *ロサンゼルスに本社を置くアメリカ最大の日本語新聞である『羅府新報』に、ロサンゼルス支部西村宗櫛社中の初釜の記事が掲載されましたので、転載します...
-
祝賀会と茶会……於鍋茶屋 新潟不白会 ◆祝賀会を終えて 新潟不白会事務局 永野宗与 昭和十年五月、八代宗匠一元斎、閑雪先生ご来臨、江戸千家不白流新潟支部が発足されてから八十年を迎えます...
-
岩手不白会 岩手不白会初釜が穏やかな晴天の一月十九日、盛岡グランドホテルで開催されました。三田名誉会長はじめ、各社中百七十名の会員の皆様が出席されました...
-
大場雪絵(長野不白会) 一月十一日、長野不白会の初釜が行われました。日頃の社中お稽古ではお目にかかれない諸先輩方とご一緒させていただける、ありがたい機会です。私は茶席の当番の一人として、当日を迎えることとなりました...
-
-
-
家元招請研究会【体操十種とテーブル茶】雪田弘子(青森不白会) 平成二十五年十二月、前日より降り出した雪がお家元を歓迎するかのように一面の雪景色でお迎えしました...
-
森 宗絹(八女不白会) 平成二十五年十二月一日、八女不白会の孤峰忌茶会が、開運寺で催されました。会員の親戚の方が外国の人と結婚し、列席したロシアとイタリアの友人たちから「日本の文化に触れたい」との申し出があり、おいでいただきました...
-
家元招請研究会-【体操十種・テーブル茶】工藤宗幸(青森不白会) 十二月十四日、風は冷たいものの晴天の八戸から五人で車に乗り、青森の家元招請研究会へ向かいました...
-
末永惠雪(静岡不白会) 昨年十二月一日、家元邸花月の間における相伝式にて、乱飾の許状とともに看板をいただくことができました。お茶との出会いは、稽古に出かける妻を送り迎えする際、先生の茶室に上がったことからでした...
-
高田不白会青峰会●大島恵雪 十一月十日青峰会は、「炉開き勉強会」を計画いたしました。当日は、点心、お炭、お濃茶、薄茶と進み... ●木村隆 炉開きに、会員でない私も招かれ桃源庵で行われ、小間の床に掛物のみで炭点前、懐石は広間で...
-
大竹征子(福島不白会) 街路樹も色づき、菊薫る十一月三日文化の日、郡山諸流連盟による市民代茶会が開催され、江戸千家も郡山男女共同参画センター一階和室に、釜を掛けることとなりました...
-
家元招請研究会高田不白会●テーブル茶で正客を務めて…………田村英夫 去る十月二十九日、高田別院会館で家元招請研究会が行われました... ●久し振りの研究会…………吉田敏子
今年は十月二十九日のウィークデイがお家元招請研究会でした...
-
家元招請研究会藤枝宗義(新潟不白会) 十月、新潟市内の燕喜館で研究会が催され、私は二日目の二十七日に体操十種とテーブル茶に参加しました。午後からテーブル茶で、私と若い女性お二人がお客の役となりました...
-
宗康先生招請研究会田山宗由(岩手不白会) 十月二十七日に宗康先生をお迎えして、会員百余名の出席にて研究会が開催されました。主な課題は、三木町棚、江岑棚の説明と使い方でありました...
-
八女郡星野村 星野製茶園 今年も家元が茶壺を預けている九州の茶園で、茶壺口切りの儀が行われました。五月に製造された碾茶を五カ月間保管した二種の口切りの茶は、孤峰忌の参会者に振る舞われました...
-
家元招請研究会高橋宗陽(山形不白会) 一年に一度、お家元様の御来駕をいただき、山形不白会教授者が集まり研鑽を積んでおります。今年はNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公八重子さんとも縁のある米沢市にお運びいただき、山野川温泉のひと宿を会場とし資格者二十一名出席のもと充実した一日を過ごすことができました...
-
ロサンゼルス不白会(西村宗櫛社中) 今年の家元の研究会テーマでもあるテーブル茶を、ロサンゼルス不白会西村宗櫛社中は実践的に取り入れて活動しています...
-
杉田佳織(高田不白会) 去る九月十九日~二十四日、アートサロン遊心堂ギャラリーで、五智窯・木村隆先生の茶陶展が開かれました...
-
家元招請研究会田中宗正(福岡不白会)日本庭園での家元招請研究会。当日午前中は、体操十種の後半をご指導いただき、午後からはお家元ご亭主でのテーブル茶。お持ちいただいた花入を見てまず驚きました...
-
家元招請研究会−【体操十種・テーブル茶】酒井毅(福島不白会) 涼風を感じる八月二十五日、東日本大震災で被災し新築なった支部長のお宅で福島不白会家元招請研究会が行われました...
-
岩谷宗洋(福島不白会) 八月二十一日は、福島県県民の日です。郷土への理解と関心を深めるという県民の日を記念し、郡山市では市の指定重要文化財である「安積開拓官の舎」「旧立岩一郎邸」にて、八月十八日、江戸千家福島不白会の担当により記念茶会が行われました...
-
博子先生招請研究会玉田宗正(岩手不白会) 九月八日、盛岡市中央公民館にて博子先生ご指導の研究会が行われました。最初に「名物茶碗」の由来と、現代における「名物茶碗」についてのご説明がありました...
-
石田宗洵(岩手不白会) 詩集『道程』で芸術院賞を受けた高村光太郎は、その晴れやかな授賞に日の夜、内部に千利休を意識した「独居自炊」と題する侘びしさの漂う詩を書きました...
-
宗康先生招請研究会諏訪田宗教(新潟不白会) 去る七月七日、燕喜館におきまして、宗康先生をお迎えして研究会が行われました。テーマは三木町棚を用いての「濃茶続きお薄」でした...
-
宗康先生招請研究会 加賀秀子(青森不白会) 八甲田連峰に残雪が美しい青森に、宗康先生をお迎えし、青森七戸合同研究会が開催されました。三木町棚のお話に始まり、「続き薄茶」の実践へと移りました...
-
博子先生招請研究会-【基本】長雄宗悦(茨城不白会) 六月十日、笠間神社寿山の間に、博子先生をはじめてお招きしての研究会を行いました。今回は、基本をテーマとして、はじめに博子先生の家元好の四方棚、平点前で、半東、客三人で、お点前がはじまりました...
-
疋田佑子(青森不白会) 六月二日、六流派による諸流のお茶会が三カ所に別れて開催されました。今年は、私が所属している竹内社中がお席をもち、先生が席主を務められました...
-
小野寺宗錦(福島不白会) 私達岩谷社中には、長年お稽古に通われている陶芸家の桑原さんという方がおられます。私達はその方の作品を拝見するたびに、自分で自分の茶碗を焼いて「マイ茶碗」をこしらえてみたいと話題にしていました...
-
宗康先生招請研究会 亀山穂雪(高田不白会) 去る六月二日、東本願寺高田別院にて、宗康先生招請研究会が開かれました。課題の三木町棚について、棚の特色や時代背景、江岑棚との違いなどを教わった後、三木町棚を用いた付薄茶の後座の席が設けられました...
-
宗康先生招請研究会 下津浦靖雪(久留米不白会) 久し振りの雨で庭の木々も、勢いづいた高牟礼会館で、宗康先生をお招きし、研究会がありました。課題は、三木町棚を使っての「濃茶つづきお薄」です...
-
宗康先生招請研究会 江崎宗代(八女不白会) 去る五月二十六日、開運寺に宗康先生をお招きして「名物飾(茶入名物飾り)」についての研究会が行われました...
-
シェルドン宗園(羅府不白会) 江戸千家ロサンゼルス不白会、シェルドン宗園社中は五月二十六日のアート&ミュージュック フェスティバルに参加いたしました。当日は立礼式のデモンストレーションでしたので、亭主、シェルドン宗園 半東、グリーン美和、正客、グリーン舞佳と一つになって行いました...
-
家元招請研究会 工藤省子(七戸不白会) 以前より研究会の始まりには軽く体操を取り入れていらっしゃったお家元が、ついに「体操十種」として本格的にまとめ上げられ、今回は我々にもそのうち五種をご指導くださった...
-
家元招請研究会-【基本】木山真紀(新潟不白会)拝啓 新緑の候 中野支部長先生におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。先日の研究会では、半東のお勉強をさせていただきましてありがとうございました...
-
河野春雪(大分不白会) 木々の若葉が、日の光を受けて一層鮮やかに目に映る五月四、五日「きつきお城まつり」がありました。全国各地より大勢のお客様がおいでくださり、江戸時代の仮装をなさっている方やお着物をお召しの方、洋服をお召しの方と江戸時代から平成の時代の服装で、散策する楽しいお祭りです...
-
田島和雪(群馬不白会) 新緑の坂を上るとそこは、今回の研究会会場である山徳記念館です。美しい庭園は若葉の息吹でいっぱいでございました。暫し散策を楽しみたいところですが、この日、私は且座で亭主役を仰せつかりまして、初めての経験にこの美しい新緑を満喫するゆとりはございませんでした...
-
博子先生招請研究会 福島不白会 ○渡邉宗翠 四月二十八日、郡山市二十一世紀公園麓山荘で、川上博子先生をお迎えして行いました。はじめに組合点のご指導をいただき、私は点前の手順を違わぬようにすることで精一杯でした...
-
家元招請研究会-【基本】藤田宗松(福岡不白会) 青楓の若葉が眼に心地いい日本庭園で、家元招請の研究会が行われました。午前中は、体操です。体操十種のうち五種を参加者は、パンツ姿あり、スカート姿あり、作務衣ありでの参加です...
-
家元招請研究会-【基本】久保山宗久(久留米不白会) 家元招請研究会が久留米の少林寺にて行われました午前中は、体操十種から始まりました...
-
家元招請研究会−【基本】大久保宗世(八女不白会) お家元の亭主で私達三人が客の設定。家元ご所蔵の縄文土器をはるばる九州まで持って来られ、皆に披露されました...
-
長野不白会 ■護国寺春の茶会 初デビュー……原 宗友 ■艸雷庵にて……小宮山宗裕 ■「春の茶会」感動を再び……神農宗洋
-
青森不白会 長きにわたり江戸千家で茶の湯を学ばれ、青森不白会会長として、また、全国不白会常任理事、そして名誉理事として多大な貢献をされました岩崎宗蓬先生が、青森の地を去られることになり、青森不白会主催で「送る会」が開催されました...
-
博子先生招請研究会 牟田泰雪(久留米不白会) 三月三日、博子先生をお迎えし、花月のご指導をしていただきました。まずは、美味しいお茶をたくさん楽しんでいただけるよう、亭主は火、湯の準備を十分に、とのお話から始まり、続いて四畳半花月...
-
坂田宗秀(熊谷不白会) 平成二十五年度熊谷支部総会が、去る三月三日開かれました。当日は春とは名ばかりの寒い一日でしたが、お席を担当された先生の趣向を凝らした、春らしい楽しいお席ができました...
-
西村宗櫛社中(ロサンゼルス不白会) 江戸千家ロサンゼルス不白会西村宗櫛会長宅にて二月二日、お初釜を兼ねて西村社中の舟木綜雪、乗富宗久二人の相伝式が執り行われました...
-
下村宗悦(長野不白会) 新しい年を迎えた一月十九日、先生のご自宅の茶室にて初釜が行われました。その日は寒くピーンと張りつめた空気の中の席入りでした。青竹に柳、南天の枝が飾られた床には、弦が描かれた孤峰不白の掛物、しめ飾りのお棚には朱桶の水指、皆具、私は緊張感で一杯になりました...
-
新井社中(ロサンゼルス不白会) 江戸千家ロサンゼルス不白会、新井宗京社中は8日、ロングビーチ自宅の鶴林庵で初釜を催し新春を祝い、七事式の廻り花を行った...
-
-
-
生きる勇気を与えた茶碗の物語 九月三十日に行われた「蓮鶴大姉を偲ぶ会」の遺品コーナーに、一点の志野茶碗が展示されました...
-
家元招請研究会−【盆点】舟山宗恵(山形不白会) 小国町で、今年千三百年祭を迎えた大宮子易両神社の母屋をお借りして盆点の家元招請研究会を行いました...
-
家元招請研究会 舘山ふみ(新潟不白会) 私は今回初めて勉強会に参加させていただきました。私のような初心者が参加してもいいのだろうか? 場違いなのではないだろうか? 大恥をかくだろう…。大後悔するかもしれない。でも、よし! 一生に一度のチャンス。挑戦して後悔しよう、そう覚悟して 臨んだ勉強会でした...
-
宗匠よりいただきました「しのばずの 桜並木は紅葉いろ」で始まる研修当日の「新潟出張スナップ(句集)」は、新幹線の車窓から刻々と変わりゆく冬景色の様子、そして「…やがて雲低き都会(まち)新潟」とあります...
-
宗康先生招請研究会 石元泰雪(高知不白会) 去る十月七日(日)高知市文化プラザかるぽーとにおきまして、宗康先生の研究会が開かれました...
-
家元招請研究会-【相伝物-台子】三ケ島宗汲(佐賀不白会) お家元がご亭主、私は詰として参加させていただきました。風炉で竹台子が用いられ、どのようにお点前が進められて茶事が展開していくのかを、会員の皆様も注目していました...
-
家元招請研究会−【相伝物:盆点】久留米不白会◎貴重な水屋の経験………大崎宗佐 研究会で始めてお家元の水屋を担当させていただきました...
-
宗康先生招請研究 会水野宗美(高田不白会) 十月十四日、市内寺町の東本願寺高田別院において、宗康先生招請研究会を行いました。当日の課題は、流祖不白八十八歳の時の好みの棚「米棚の十三飾り」の仕様でございました...
-
家元招請研究会−【貴人清次】大黒裕明(青森不白会) 茶の湯の研究会に参加した。今回はお家元が直接青森まで出張してご指導いただける会で、テーマは貴人清次...
-
宗康先生招請研究会 牟田泰雪(久留米不白会) 今回の研究会の課題は、「米棚 十三飾り方」でした。初めて実演を担当した私は、宗康先生のご指導の声を聞き逃さないように耳を傾け、ご指示通りに点前を進めていきました...
-
田中宗治(七戸不白会) 抹茶クラブは月に一度開催され、その日を楽しみに係の人に手を引かれたり、車椅子やベッドで集まってきます...
-
家元招請研究会−【貴人点て】持田宗政(熊谷不白会) 九月九日、星渓園で家元招請研究会が行われました。まず、太極拳を思わせる体操で身体をほぐした後、本日のテーマ「貴人を招いての茶事」に入りました...
-
幸田宗陽(福島不白会) いつもの様に清々しい打ち水があり、その露地を進み、玄関に入るといつもと違う気が今日はみなぎっていると感じました...
-
家元招請研究会−【貴人清次】遠藤宗光(福島不白会) 去る八月二十六日、古民家を改造した「這裏苑」という書院造りの茶室で、林の中の虫の音や、川のせせらぎを聞きながら、家元招請研究会が開催されました...
-
門脇 和希(仙台同好会) 去る七月三十一日、家元と博子先生が仙台にいらっしゃいました。私が家元とお会いするのは二回目で、初めてお会いしたのは東日本大震災以前のことでした...
-
家元招請研究会−【台天目】石田宗洵(岩手不白会) 今年度の家元招請研究会は「台天目」による「貴人清次」の茶事を学ぶというテーマで、七月二十八、二十九両日、盛岡市中央公民館で行われ、お家元が自ら亭主役を担当されました...
-
家元招請研究会-【台天目】 去る七月一日、宗匠をお招きして研究会が行われました。今年の課題は「貴人清次」早速に貴人の役を銘じられて、貴人とは? 辞書を引いてみますと、身分の高い人、貴族、華族、女性では貴婦人、鬼女...
-
家元招請研究会−【貴人清次】吉岡宗美(高知不白会) 梅雨の晴れ間の六月二十六日、家元招請研究会が、高知市公民館で行われました...
-
影山直美(福島不白会) さる六月二十四日、涼やかな風が肌に心地よい夕べに、岩谷宗洋先生のお宅でホタルを観賞しながら茶事をおこなうことになりました...
-
高田不白会青峰会 ●吉田悠雪 小雨に潤った直江津五智の緑は一層鮮やかでした... ●小笠原孝雪 山小屋でテーブル茶を楽しんだ後、麺切りと天ぷらをご馳走になりました...
-
西村宗櫛(ロサンゼルス不白会) 今年も、五月四日~二十七日まで、「Tea Lovers Festival」 〈世界のお茶の祭典〉が、ロサンゼルスのカルバーシテイで行われました。
世界各地のお茶の紹介と、お茶を使用した料理などの紹介が、毎回行われました...
-
宗康先生招請研究会 堤 宗誠(八女不白会) 「軸飾り」の目的は、特別なお軸をお客が初座に入席後に披露すること。正客とのやりとりや名物軸の扱い方等、普段のお稽古ではできない「軸」の飾り方、仕舞い方など勉強することができました...
-
家元招請研究会-【台天目】大谷宗節(群馬不白会) 薄暑の五月二十日、高崎市暢神荘にお家元をお迎えして「台天目」を課題に研究会を行いました。床にご持参下さいました流祖筆による「無心雲自閑」一行物が掛けられて、研究会に入る前に体をほぐす体操や気功を教えていただき呼吸を整えました...
-
宗康先生招請研究会 七戸・青森不白会・七戸不白会……盛田宗蛍 宗康先生をお招きし、青森不白会との合同開催で、「米棚、十三飾り」を学びました。青森の前会長の岩崎先生が久々にお出まし下さっての会でございました...
-
家元招請研究会-【盆点】土田宗春(新潟不白会) 「今度の家元招請研究会の役目は次客ですよ」と言われ、緊張と胸の高鳴るのを覚え、その日を迎えました...
-
黒岩宗彌(久留米不白会) 五月三日、森田宗尚社中の茶会が催されました。まず四畳半の間で薄茶をいただき、続いて台目席で濃茶、点心をご馳走になりました。新緑が眩しい初夏の一日、心地良い時が流れます...
-
家元招請研究会−【相伝物:盆点】神農宗洋(長野不白会) 春遅き信濃にも待ちわびた桜が咲きほこる五月二日、小諸花岡亭に宗匠をお招きしての研究会が開かれました。今回は、相伝物-盆点ということで、わざわざ東京より、お道具をご持参され自ら亭主を務めていただき、大変貴重な時間を過ごすことができました...
-
博子先生招請研究会 渡邉 宗翠(福島不白会) 四月二九日、満開の桜の佳き日、白河の南湖公園、松楽亭に博子先生をお招きして研究会を行いました...
-
家元招請研究会-【盆点】瀬戸島宗芳(久留米不白会) あざやかな新緑に囲まれた少林寺内で、家元招請研究会が行われました...
-
家元招請研究会-【盆点】田中宗恭(七戸不白会) 三月十九日、研究会の当番をいたしました。ご亭主は宗匠、半東は随行の瀬津様、客の三人は会員から決まり、「八寸」を組み入れたお茶事形式における「盆点」をご指導いただきました...
-
宗康先生招請研究会 小泉恵雪(岩手不白会) 二月二十六日、まだ雪深い盛岡に宗康先生をお迎えして、研究会が行われました。午前のご講演に続き、午後に「米棚の飾り方 十三通り実演」のご指導がなされました...
-
高田不白会 ●豊かな一日……牧井市雪 新緑の五月二十日、第五十一回高田不白会茶会が東本願寺高田別院で開かれました... ●新たな一歩……岡田彩雪 今年の支部恒例の春の茶会では、座敷席を担当致しました...
-
ロサンゼルス不白会西村社中 一月二十八日、江戸千家ロサンゼルス不白会西村宗櫛社中で、初釜が行われ、その様子が現地日本語新聞「羅府新報」で紹介されました...
-
高野宗廣(茨城不白会) 新年、一月七日、自宅で初釜を催しました。時間と労力を惜しまず、心からの「もてなし」を心がけ、大勢で参加する和やかな茶会をテーマにしました...
-
-
-
大井朝雪(長野不白会) 十二月三日、支部長宅のお茶室にての相伝式で師範のお免状をいただきました...
-
宗康先生招請研究会 宮川宗貴(福岡不白会) 研究会のテーマが一度もお稽古をしたことがない「台飾り」ということで、その亭主役をすることにとても不安な気持ちで当日を迎えました...
-
宗康先生招請研究会 望月宗盛(甲府不白会) 甲府不白会では宗康先生をお招きし「台飾りと付薄茶」の研究会を紅葉の森の中にあります山梨県立文学館の「素心庵」で行いました...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】沢田宗彦(東京不白会) 昨秋十一月二十二日、二十三日、岩手不白会家元招請研究会へ家元に随行しました...
-
家元招請研究会−【茶事の実践】岩手不白会 「茶事の実践」の家元招請研究会各席の茶事のレポートから二席のみ紹介します...
-
家元招請研究会−【茶事の実践】栗山宗薫(静岡不白会) 今年度の課題は「実践」です。十一月の家元招請研究会では亭主を務めるよう勧められ、勉強のためと思い、重要なお役をお引き受け致しました...
-
福田宗勝(大分不白会) 十一月六日、大分支部では、お家元をお迎えして乱飾のご相伝式が行われました...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】今川宗寿(久留米不白会) 私は水田様のお席で半東の役目を仰せつかりました...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】生亀寿雪(山形不白会) 松尾芭蕉奥の細道「三百周年記念」に建てられた茶室を主会場に研究会が開催されました...
-
家元招請研究会−【茶事の実践】餅越宗清(福岡不白会) 茶道を修める私たちにとって何より大切なのは、おもてなしの心であろう。お茶事で心のこもった亭主のおもてなしによって、席が和み清談がはずんで、お客様と心が通い合う一刻が愉しめれば、これこそ茶道の醍醐味に違いない...
-
家元招請研究会−【茶事の実践】松崎宗渓(熊谷不白会) 昨年穏やかな秋の日に、家元招請研究会が、熊谷・鴻巣の地で行われました。テーマは『茶事の実践』それぞれご亭主の持ち味で、特色ある楽しいお席になったようでございます...
-
椎名宗梨(羅府不白会) 二〇一一年九月二十六日、日本の内閣府認定NPOフォーエヴァーグリーンより依頼を受け、地球温暖化防止活動の一貫としてロサンゼルス近郊のディスカンソガーデン内の日本庭園にてお茶会を行いました...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】新潟不白会 ●亭主として学ぶ 長澤留美子 家元招請研究会にて亭主を務めさせていただきました.. ●もてなすことの喜び 佐藤宗孝 茶の湯の実践の研究会、今年は二回目です...
-
家元招請研究会-【茶事実践】福井素雪(七戸不白会) 私はお稽古は長くしていますがお茶事の経験はあまりありませんん。この度の研究会で、お家元の「実践することで茶の湯の楽しさが広がる」とのお言葉を、まず心に刻みました...
-
博子先生招請研究会−【七事式】田中宗玲(岩手不白会) 九月に入り猛暑の名残も未だ去りやらぬ暑さの中で、岩手不白会峰雪会の研究会が博子先生のご指導の下に開催致しました...
-
高橋宗千(東京不白会) 『大唐西域記』の三蔵法師である玄奘三蔵も訪れた古代仏教の都、バングラデシュにてお茶会を催しました...
-
関宗栄(高田不白会) 去る八月七日、市の行事の一環として観蓮茶会を担当させていただきました。野点ですから前日の準備ができないので朝六時と早く、お茶席は八時から十二時と短時間ですが、充実したひとときでした...
-
田村詠雪(高田不白会) 東洋一の美しさと賞されている高田公園のハスは、季節の風物詩として広く市民に親しまれています...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】藤田宗明(羅府不白会) この度御家元招請研究会の一連として、一日当茶室において席を持つようにという大変ありがたい機会を頂いた...
-
家元招請研究会−【点心懐石による茶事・濃茶】ロサンゼルス不白会(先日行われた、ロサンゼルス不白会家元研究会の模様を、現地日本語新聞『羅府新報』から、紹介致します) 茶道江戸千家ロサンゼルス不白会(西村宗櫛支部長)は22日から25日まで、日本より川上宗雪家元を迎え研究会を開催した...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】岩手不白会 「茶事の実践」をテーマに家元招請研究会を行った岩手不白会の皆さんが、各席の茶事のレポートを提出されました...
-
西山宗稔(高知不白会) この花のこと、生まれて初めて知りました。余りの美しさに、今年も咲き始めましたとの知らせを受け、梅雨の最中でしたが車でかけつけました...
-
白井宗節(福島不白会支部長) 二十周年の記念式典・茶会は中止する事が決まりましたが、宗匠や宗康先生のお勧めもあり、被災した会員にも協力してもらい、記念の食事会を行いました...
-
宗康先生招請研究会竹内宗玲(青森不白会) 去る六月十八日、青森市文化会館において宗康先生による「台飾り」と「濃茶続き薄茶」の研究会が行われました...
-
宗康先生招請研究会 水田宗栄(久留米不白会) 梅雨入りをしてまもなくの六月十二日に、久留米高牟礼会館に宗康先生をお迎えして、「台飾り」と「濃茶続き薄茶」の研究会が行われました...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】村田宗照(静岡不白会) この道にはいりまして何年になるでしょうか。若い頃から今日まで夫の経営する会社の仕事を手伝いながら、週に一度、先生のお宅に伺い、社中の皆さんとご一緒にお稽古の日々を楽しみにしておりました...
-
家元招請研究会-【茶の湯実践】有川宗良(群馬不白会) 小さな庭に所狭しと植え込まれた茶花が、今年も何も変わることなく、自然の風に吹かれて咲き競ってくれました。数カ月前、まさに天変地異を思わせるほどの大地震に、また。毎日の様に続く余震には、身も心も縮みこみ、何一つ手に付かない日々でした...
-
幸田宗陽(福島不白会) 震災後の無気力の気持ちを、護国寺のお茶会で吹き飛ばされ、帰り道、今日いただいたこのエネルギーを無駄にしてはならない、被災された方をお招きしようと思い、もうこれで終わりと一瞬覚悟したという方をお正客に、職場が罹災し、仕事を失った方をご次客に、家が流された兄弟ご夫婦をこの地に安住させた方を、お三客に、五月十五日、花見の茶会と称して行いました...
-
家元招請研究会−【茶事の実践】上島宗愛(高知不白会) ゴールデンウィークの余韻が残る五月八日、家元招請研究会が三翠園ホテルにて行われました。「何のためにお茶をするのか」。お家元のお話はこの一言から始まりました。...
-
ロサンゼルス不白会 ロサンゼルス不白会の活動が、当地日本語新聞の『羅府新報』に掲載されました...
-
河村千香子(青森不白会) 津軽にも花の季節がやってまいりました。四月二十九日、築城四百年を迎える弘前市に出掛けました...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】久保山宗靖(佐賀不白会) 家元招請研究会「茶の湯の実践」でお家元をお招きする、突然の電話依頼。半信半疑に引き受けたものの不安でいっぱい。芝生の隅に別棟小間の茶室だけある我が家...
-
家元招請研究会−【茶事の実践】原田宗晴(久留米不白会) この度は、お家元をお招きしてのお濃茶の実践でした。マンションの十階という、和の風情どころか露地はなく、まして蹲踞もなく、下の階との兼ね合いもあり、炉は深く掘り下げられない、畳はマンションサイズの一回り小さめ、白い壁、侘び寂びはほど遠く...
-
手嶋貴史子(大分不白会) 若葉香る四月二十四日、江戸千家大分不白会総会が、杵築市の能見邸にて行われました...
-
家元招請研究会−【茶事実践】渡辺宗倫(神戸同好会) 神戸同好会が船出して、二回目の家元招請研究会が 四月二十日に行われました。神戸は人数が少ないので茶席は一席のみで、私共の茶室にて実践いたすことになりました...
-
家元招請研究会−【茶事実践】景山典子(岡山不白会) 神戸の渡辺先生宅で行われた研究会に、岡山支部より広野先生と共に参加させていただきました...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】田島宗美(八女不白会) 午前中は各自宅にても茶事、午後は亭主客共に一堂に会し、反省会、その反省会会場に茶室があり、自宅が遠方等の理由で席を持てない方が利用してはと、一席設けることになったそうです...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】井上宗朝(福岡不白会) もてなす場もなく、ろくな茶道具も持っていない自分が、研究会ではあるが亭主を務めることとなった...
-
福士宗信(岩手不白会) 去る三月十一日発生の東日本大震災で全国の江戸千家会員よりお見舞い並びに、お励ましをいただき誠にありがとうございました...
-
家元招請研究会新潟不白会●楽しみながら準備できたこと ……朴宗永 中野支部長より立礼盆点てで、濃茶の席主はいかがですか? とのお話、怖い物知らずにお引き受けしてしまいまいした...
-
松崎宗渓(熊谷不白会) 雛の節句が終わり、まだ華やぎの残っている三月六日(日)、熊谷の星渓園にて、支部総会が開かれました...
-
西村宗櫛(ロサンゼルス不白会) 米音楽会最高の栄誉とされる第五十三回グラミー賞が二月十三日、ロサンゼルスで発表され、琴奏者の松山夕貴子さんが参加したアルバム「ミホ、ジャーニー・トウー・ザ・マウンテン」が最優秀ニュー・エイジ・アルバム賞を受賞しました...
-
星山宗淑(岩手不白会) 盛岡の新しい年は、例年にない大雪の中で迎えましたが、岩手不白会の恒例の初釜は一月十六日快晴の中、百六十名の会員が出席して盛岡グランドホテルにて開催されました...
-
ロサンゼルス不白会 ロサンゼルスで発行されている新聞、日本語新聞「羅府新報」に、ロサンゼルス不白会新井宗京社中の初釜が掲載されました...
-
-
-
一木宗知(福岡不白会) 十二月四日、孤峰忌と共に蓮鶴先生追善茶会を行いました。昨日までの大変寒くどんよりした天気も当日は晴れ渡り、最高の日和となりました...
-
疋田宗静(静岡不白会) 一昨年の暮、思いがけず主人の病を得、来年の家元での相伝式に三人の若い人達を連れて行くという責任のみを目的として、一年を過ごしてまいりました...
-
宗康先生招請研究会-【貴人清次】飯野宗志(甲府不白会) 十月に蓮鶴先生とお別れしたばかりの十一月二十三日、山梨県立文学館の「素心庵」において宗康先生に「貴人清次」を教えていただきました...
-
家元招請研究会−【基本】野辺宗美(熊谷不白会) 周りの木々も色づき始めた本庄児玉文化会館に、お家元をお迎えし、研究会が開催されました...
-
畑山智恵(青森不白会) 去る十一月三日、地善知鳥神社において恒例の諸流の茶会が開催された。茶道の六流派が参加する中、江戸千家では青森不白会木立先生が席主を務められ、経験の浅い私も社中の一人としてお手伝いすることになり、前日の支度から参加した...
-
家元招請研究会−【基本】八女不白会○亭主として…野口宗千 風炉の濃茶点前が課題です... ○半東を担当して…大久保世紀子 以前から自分の立居に不安を感じていたので、よい機会だと思いました。...
-
西村宗櫛(ロサンゼルス不白会) (「羅府新報」より)茶道江戸千家ロサンゼルス不白会の西村宗櫛社中は十月二十三日、「名残りの茶会」を西村宗櫛宅「錦泉庵」で開催した。「仲秋の名月」を祝う茶会におよそ三十人が参加し、日本の風物詩を堪能する茶席となった...
-
宗康先生招請研究会−【貴人清次】竹花宗昭(岩手不白会) はじめに、お床には蓮鶴先生のご遺影と、白いお花が飾られ、支部長の澤野先生が御丁重に供茶をされた後、全員で黙祷をいたし、ご冥福をお祈りいたしました。テーマは「台天目と貴人清次...
-
家元招請研究会−【炭、濃茶、薄茶】児玉宗純(山形不白会) 連日の猛暑日からやっと解放されて、秋の気配を感じるようになった九月二十六日、家元招請研究会が長井市のホテルで開催されました。課題は、「炭、濃茶、薄茶」です...
-
家元招請研究会−【濃茶の基本】中原宗美(青森不白会) 例年にない猛暑に見舞われた北の地も、やっと虫の声が似合う季節となりました敬老の日、今年度二回目の研究会が青森市において開催されました...
-
家元招請研究会-【基本】古舘ヨネ(七戸不白会) 基本の点前の研究会で、亭主を務めさせていただきました。掛軸はお家元御自筆の「喫茶往来」、雲鶴棚、雪輪紋入り風炉釜という取り合わせで始まりました...
-
幸田宗陽(福島不白会) 天心山荘の周辺は、下草が借り上げられた清々しさの中に、夏の侘びた残花と、初秋の花々が入り混じり猛暑の中にも高原の少し早い秋を感じさせてくれました...
-
家元招請研究会−【濃茶の基本】石井良子(福島不白会) 百十三年ぶりという猛暑日の続いた八月二十九日、家元招請研究会が行われました...
-
中野里雪(新潟不白会) 学校の夏休みが始まり間もない八月二日、地域の町内子供会の夏の行事としてお茶体験会を企画し、小学生三十二名が午前二回、午後一回に分かれて自宅茶室を訪れました...
-
根岸宗昌(熊谷不白会) 八月一日、鴻巣市箕田公民館において熊谷不白会恒例の夏季講習会が行われました。猛暑の中、四十六名の参加者があり熱心に学びあいました...
-
Dr. Juergen Ploetz (ドクター ユルゲン・プレッツ)(ドイツ在住) 日本の茶の湯は、ドイツではほとんど知られていません。多くの人がこれについて聞いてはいるものの、その奥に何が隠されているか、また、Teezeremonie がどのような意味を持つのか、知る人はご く僅かです...
-
家元招請研究会長野不白会■臨機応変……市川宗恵 去る、七月二十五日、お家元をお迎えして「お茶事」の研究会が行われました...
-
宗康先生招請研究会−【貴人清次】中尾宗禮(新潟不白会) 去る七月四日、宗康先生招請研究会がシルバーホテルで行われました。午前中「貴人清次」、午後「茶道具の仕舞い方」について、ご指導いただきました...
-
面川晴雪(福島不白会) 鏡石町主催の「あやめ祭り」も恒例となり八回を重ねました...
-
宗康先生招請研究会−【貴人清次】有吉宗夏(久留米不白会) 小雨降る六月二十日、少林寺におきまして、宗康先生招請の「貴人清次」の課題で研究会が行われました。いつもとは異なり、貴人様のお道具、清次の方の道具の取り合わせの違いに心を配りました...
-
高田不白会●席主をして……竹田隆雪 六月十三日、上越市内各流派の会員持ち廻りによるお茶会が、有沢製作所内茶室「一期庵」で開かれ、薄茶席の席主を務めました...
-
宗康先生招請研究会田中宗央(福岡不白会) 名物茶入飾りでは、貴重なお茶入の扱い方を学びました。大切なお茶入ですので、姿勢を低くしてゆっくりと大切な扱いをいたしました...
-
松崎葉雪(須坂不白会) 新緑が目に染みる五月二十三日、私ども須坂同好会は、発足十周年を迎えることができました。これを機に、お家元の勧めにより江戸千家須坂支部として再出発することになり、記念祝賀会を割烹「能登忠」にて開催いたしました...
-
渡辺宗倫(神戸同好会) この度 神戸港より江戸千家同好会「神戸丸」が出航致しました。乗組員はわずか十七名の超小型船です...
-
家元招請研究会−【基本】有川宗良(群馬不白会) 朝から、爽やかな気持ちの良い五月の一日でした。日常せかせかと暮らす中で、お茶の集いの日ばかりは、落ち着いたゆったりとした気持ちで楽しく社中の数人 で参加させていただきます...
-
家元招請研究会−【基本】岡林宗翠(高知不白会) 風薫る五月五日、高知城ホールにて、「基本」の家元招請研究会が行われました。午前中、まず基本の大切さを解説していただき、柔軟体操で身体を十分にほぐし、心を整えた後に、立居、挨拶の実践指導を受けました...
-
西村宗櫛(ロサンゼルス不白会) 去る5月2日「世界のお茶の祭典十周年記念大会」が、カルバーシティーのロイヤル・カフェで開催されました。日本、インド、中国、スリランカ、英国、アメリカ、ジプシー他様々な国のお茶の紹介、販売などが行われる賑やかな祭典です...
-
石田宗桜(岩手不白会)五月二日、市の月例福祉茶会を担当いたしました。最初、席主の集まりの時、「このような時勢ですから、書付などにこだわらず、取り合わせを楽しみましょ う」という、茶道協会の方からの言葉に後押しされて、自分で用意できる範囲で取り合わせを考えてみました...
-
家元招請研究会−【基本】宮川宗貴(福岡不白会) 新緑が美しい初夏の五月一日。お家元においでいただき、東洋陶磁美術館、慈庵にて研究会が行われました。端午の節句で、鍾馗様の軸、大山蓮華の白と緑の葉がすがすがしい床飾りの中、午前は体操、立居振舞い、炭点前。午後に濃茶、薄茶という課題で細かいご指 導を賜りました...
-
博子先生招請研究会−【七事式】五十嵐宗合(福島不白会) ゴールデンウィークの初日、白河南湖公園・松楽亭にて博子先生をお招きしての研究会が行われ、廻り炭についてご指導をいただきました...
-
家元招請研究会−【基本】小川宗弘(新潟不白会) 四月下旬、桜とチューリップが咲きほこる爽やかな日、新潟の護国神社にて、家元招請研究会が行われました...
-
古川宗愛(茨城不白会) 四月九日笠間稲荷神社の例大祭において御家元川上宗雪宗匠の献茶、志野流家元蜂谷宗玄宗匠の献香と奉献の儀式が執り行われました...
-
伊藤俊彦(八女不白会) まだまだ寒い二月末、知人に誘われてニュージーランドへのツアーに参加した。 このツアーは福岡文化連盟(理事長:多田昭重西日本新聞社会長)を中心に、オークランド市のジャパンデーに参加することを目的としたもので...
-
西村宗櫛(ロサンゼルス不白会) ロサンゼルス、西村社中は二月六日、西村宅にてお初釜を致しました。あいにくのロスでは珍しい雨でしたが、十六名の方が集い福茶にてお客様を迎えました...
-
幸田宗陽(福島不白会) ひとつ北上する駅ごとに残雪の量が少しずつ厚くなり、初めて降りたった郡山の空は心なしか低く感じられた十一日の祝日でした。うすいデパート九階、特設会場に設けられた茶席の芳香は、人、人、人の群れで、その熱気はこの町のお茶に対する関心度が高いことを示しておりました...
-
櫻庭宗澄(青森不白会) 一月十日、青森の木立社中の初釜が行われました。青森の冬は前日春のようなのに一夜明けると真っ白な雪に被われてしまいます。当日もそんな日になっていまいましたが、それぞれ稽古日の違う方々との出会 いを楽しみに出掛けました...
-
菰原寿子(八女不白会) まず、待合で家元のお軸『若』を前に、参会者一同挨拶をして席入りが始まりました。茶室では、山崎宗明先生の初炭点前で、優しい炭の温もり、日本古来の『若松』煉り香による伝統ある美と優雅な香りに包まれました...
-
-
-
大井清雪(長野不白会) 冬も間近の十一月二十九日、長野不白会支部長先生宅におきまして、三名の先生立ち会いのもと、森泉社中三名が師範の免許状をいただくご相伝式を執り行っていただきました...
-
豊田宗恵(大分不白会) 紅葉の美しい十一月下旬、家元邸花月の間にて乱飾のお許しをいただきました...
-
宗康先生招請研究会飯野宗志(甲府不白会) 先ずは小間の設い、茶事の進行、もてなしの心得についてお話を伺い、さっそく実践に移りました...
-
柏井宗武(高知不白会) 例年通り十一月十五日(第三日曜)に、日蓮宗の要法寺において流祖川上不白の遺徳を偲び、石州流、表千家流、裏千家、表千家不白流、大日本茶道学会の五流会派の方々をお招きして孤峰忌を営んだ...
-
家元招請研究会−【正午の茶事】黒岩宗富(福岡不白会) 名残の趣向で準備するつもりでしたが、いざ亭主として自らが手がけると迷いも生じ、知らないことも多く、大変でした...
-
宗康先生招請研究会−【小習十三箇条】中村宗貞(高知不白会) 最初の講義では、茶筌飾りの目的についてのお話がありました。単に点前の手順だけできるようになっても意味はなく、茶事の流れの中での茶筌飾りを学ぶ研究会で、その趣向がわかりやすく説明されました...
-
本懐石の勉強を生かし(ロサンゼルス不白会) 10月2日、中秋の名月を愛でながらの月見の茶会.その様子がロサンゼルス不白会西村宗櫛さんからメールで届きました...
-
家元招請研究会−【茶事】高田不白会 ◆亭主:水野宗美 茶事の眼目である濃茶点前での種火の量の置き方等事前に細かくご指導いただきながら進めて参りました...
-
家元招請研究会−【朝茶事】保土沢宗喜(七戸不白会) かすかな秋を感ずる九月十三日、家元招請研究会のご亭主役を務めさせていただきました...
-
岩手不白会 本年は盛岡市が市制施行百二十周年にあたり、盛岡市茶道協会主催の記念茶会が八月三十日(日)に、盛岡市中央公民館で五流派参加のもと開催されました...
-
博子先生招請研究会 岩谷宗洋(福島不白会) 去る八月二十九日、水面に立つさざ波に秋の気配を感じさせる南湖公園の松楽亭にて、博子先生のご指導のもと、花月の研究会が行われました...
-
家元招請研究会ロサンゼルス不白会 平成二十一年八月八日、九日の両日、ロサンゼルス不白会では、川上宗雪宗匠、博之氏を迎え招請研究会が開かれました。地元を代表する日系新聞『羅府新報』に、両日の様子が大きく取り上げられています。一部抜粋しながら紹介します...
-
熊谷不白会 去る八月二日、本庄児玉にて恒例の夏期講習会を行いました。あいにくのお天気でしたが、実りの多い一日となりました...
-
家元招請研究会−【風炉の正午の茶事】高田宗美(山形不白会) 盆地特有の暑い最中でしたが、長井市タスパークホテルの茶室において、家元招請研究会が開催されました。山形不白会では、本懐石でのお茶事の勉強会ははじめてで、私は、当番地区として水屋を担当させていただきました。...
-
宗康先生招請研究会-【小習十三箇條他】新潟不白会 去る六月二十八日の宗康先生招請研究会は、午前中に「名物飾り」の実践が行われた。午後は茶道の講義。江戸初期から明治時代に至る茶の湯の変遷について。「稽古」のあり方に焦点が絞られた...
-
家元招請研究会-【正午の茶事】中村宗紀(高知不白会) 高知要法寺での研究会において、私ども社中も当番となり、亭主を務めることになりました。先輩や仲間から「わからなくなったり、間違ってもいい。ご指導いただけるから心配しなくても大丈夫」と励まされ...
-
伊東由実(福島不白会) 薄紫の花菖蒲が美しく咲き乱れ、雨に打たれて艶やかさを増している鏡石鳥見山公園にて、六月二十一日、面川晴雪さんの席主で、あやめ祭りの呈茶席が開かれました...
-
宗康先生招請研究会-【小習十三箇條】高田不白会 【亭主役として】普段の茶入の扱いと異なり、「伝来品」の茶入を四方盆に載せ、床に飾り、その茶入をお正客の前で心を込め丁寧に清めました...
-
家元招請研究会-【風炉の正午の茶事】野口宗都(佐賀不白会) 長期間、皆で準備を重ねての研究会で、私は亭主の役割をいただきました...
-
福士宗信(岩手不白会) 五月二十六日に盛岡市の桜山神社で、春の例大祭が行われ、神社の大広間では恒例の江戸千家岩手不白会による大茶盛がにぎやかに行われました...
-
菊地 和子(福島不白会) 四月に福島不白会家元招請研究会で、「正午の茶事」が取り上げられました。私は楽しみにしていましたが、参加できずとても残念に思っていました。その折、先生から「柿傳(都内の懐石料理店)の茶懐石」の話を聞き、私たち九名は「茶懐石マナー教室」に行くことになりました...
-
宗康先生招請研究会-【小習十三箇状から】熊谷不白会 ●五月二十四日、本庄市児玉に宗康先生をお迎えして研究会を行いました...
-
家元招請研究会-【正午の茶事】高橋宗寿(福島不白会) 白河の南湖公園内で行われた「正午の茶事」の研究会で、私は、客三人のうちお詰をさせていただきました...
-
田中宗恭(七戸不白会) 四月二十九日、高森山麓にあります十和田市馬事公苑「駒っこランド」の称徳館において「駒っこランドフェスタ」という催し物の呈茶席を担当いたしました...
-
宗康先生招請研究会-【小習十三箇条】鶴本宗基(久留米不白会) 四月二十五日、宗康先生を迎えて、名物飾りの研究会が行われました..
-
李 宗福(長野不白会) 今年は、全国連合不白会を、長野支部で担当させていただき、軽井沢プリンスホテルで開催いたしました...
-
家元招請研究会-【古典-正午の茶事】森 宗智(久留米不白会) 桜花爛漫の久留米篠山神社にて、三月二十九日家元招請研究会「古典-正午の茶事」が行われ、亭主を務めさせていただきました...
-
家元招請研究会-【炉・正午の茶事】坂口宗千(新潟不白会) お家元招請の春の研究会、今年度のテーマ「炉・正午の茶事」をご指導いただきました...
-
去る三月十七日、水戸市月例の芸文学苑「茶の湯と周辺の文化」講座に、川上宗康氏が招かれ、茶の湯と稽古のあり様の歴史的変遷をテーマとする講義があった...
-
家元招請研究会-【正午の茶事】中村百合子(七戸不白会) 三月というのに雪に覆われた山間の蔦温泉で、〈正午の茶事〉の研究会が行われました...
-
西村宗櫛(ロサンゼルス不白会) 3月1日、日米文化会館主催による「ひな祭り」の行事が、同館のガーデンルームにおいて行われました...
-
桑原宗久(新潟不白会) 去る二月一日、お家元ご夫妻、宗康先生においでいただいて六年ぶりに支部の初釜が催されました。会場は新潟市の老舗料亭「鍋茶屋」。見事な繭玉飾りに迎えられ、そこはもう華やかな別世界です...
-
今年も賑やかに楽しく(ロサンゼルス不白会) ロサンゼルス不白会支部長の西村宗櫛さんから、西村社中の初釜の様子を伝える写真がメールで届きました...
-
早川恵子(福島不白会) 去る一月十一、十二日の二日間にわたって第三十九回諸流新春初釜茶会が郡山市のうすい百貨店で開催されました...
-
-
-
伊藤俊彦(八女不白会) 暮も押し詰まった十二月二十八日、社中の有志七名が研究会の名目で、群鶴庵に集まった。花を持ってくる者、得意の料理を持参した者等、思い思いにやってきて、いつものごとく準備をする...
-
宗康先生招請研究会-【小習十三箇条】保坂宗早(甲府不白会) 美しく雪化粧した富士山の見える県立芸術の森素心庵に、十一月二十三日、宗康先生をお迎えして研究会が行われました...
-
宗康先生招請研究会−【小習十三箇條】吉村宗千(福岡不白会) 「軸飾り」とは、初座においてお席入りの後、お客様の前で軸をかけ、見ていただくという普段とは異なる飾り方で、「御宸翰」「名物「拝領物」等を扱う際のもの...
-
家元招請研究会−【茶会の実践】宮迫宗勇(新潟不白会)新潟特有のどんよりとした時雨模様の中、「茶の湯実践」が六席に分かれて行われました。同じく茶の湯を学ぶ家内は席を持ったことがありましたが、私が席主を務めるのは今回が初めて...
-
家元招請研究会-【茶会の実践】飯田宗美(須坂同好会) 里の木々も色付き始めた十月十九日、お家元にご出座いただき本年の課題である「茶会の実践」の研究会が行われました...
-
近村和子(青森不白会) むかしご一緒した先生にお会いするたび「お茶を飲みに来て」と声を掛けられ、友達とお稽古を始めました...
-
宗康先生招請研究会-【小習十三箇條から】神岡春雪(高田不白会) 十月五日に宗康先生をお迎えして、軸飾り並びに花入飾りの研究会が行われました...
-
家元招請研究会−【茶会の実践】今井光雪(熊谷不白会) 私の家では、お家元をお迎えすることになりました。支部長先生にご指導をいただきながら、掛物、寄付、点心等を一つずつ調えていくうちに目鼻もついてきて、少しずつ考えることが楽しくなってきました...
-
家元招請研究会−【茶会の実践】田中宗恵(熊谷不白会) 四名が席主を担当する研究会で、私も初めての茶事ですが、引き受けることにしました。母屋の内や外、庭木、茶室周り、懐石献立、道具組等々の準備、あれもこれもとパニック状態になるほどでした...
-
田中宗芳(久留米不白会) 前日まで降り続いた雨も止み,早朝から日が差し始めた九月二十六日、久留米市六ツ門町の六角堂広場に於いて坂本繁二郎画伯生家修復チャリティー茶会を催しました...
-
下津浦靖雪(久留米不白会) 私がお茶を習始めの二十三年前は、道具の名前や、お茶を点てる順序を覚えることで精一杯でした...
-
家元招請研究会-【茶の湯実践】石井良子(福島不白会) 家元招請「茶の湯実践」研究会が八月二十四日、福島不白会で行われました...
-
白井宗節(福島不白会) 今年も八月一日から三日間、白河茶道連盟主催の灯篭茶会が開催されました...
-
家元招請研究会-【茶の湯実践】遠藤柊雪(高田不白会) さる七月二十七日、まるで蒸し風呂のような暑さ、炎暑の中、家元招請研究会を致しました...
-
家元招請研究会-【茶の湯実践】小田島 宗寂(岩手不白会) わが家において初めての茶事、それは実に慎ましいものだったと思います...
-
家元招請研究会-【茶事の見本】山本文雪(静岡不白会) 当支部の研究会は七月十三日、サールナートホール不二庵にお家元をお招きし行われました...
-
宗康先生招請研究会-【小習十三ヶ條--軸飾り、花入飾り】七戸不白会 七月六日、七戸不白会では、宗康先生を招請し、研究会が行われました...
-
西村宗櫛(ロサンゼルス不白会) 六月二十六日、サンタモニカ市立図書館にて、japanese culture festivalで日本文化の紹介をするプログラムがあり、茶の湯体験セミナーと称して参加しました...
-
家元招請研究会-【茶の湯の実践】中野梅雪(大分不白会) 梅雨もはしりの六月十五日、家元招請研究会は、かねてより計画のありました各地区に分かれて行われる茶事の実践でした...
-
宗康先生招請研究会-【茶杓削り】小川宗美(新潟不白会) 宗康先生をお迎えしての茶杓作りは、とても楽しい講習会でした...
-
宗康先生招請研究会-【軸飾り】窪田宗恵(新潟不白会) 新潟不白会では、五月三十一日、宗康先生をお招きし、「軸飾り」の研究会を行いました...
-
家元招請研究会-【茶事の実践】大山宗貴(高知不白会) 先の五月二十九日の家元招請研究会は、第二回目の「茶事の実践」でした...
-
家元請研究会-【茶の湯実践】永田範子(青森不白会) 例年にない早い春の到来に散り始めた桜の下、四月二十九日に青森文化会館にて、家元招請研究会『茶の湯実践』が行われました...
江戸千家の出版物・会報
江戸千家発行の研究書、古典資料、教本(テキスト)などを紹介します。
-
江戸千家が発行しているさまざまな本の詳細な内容説明です。
-
本年、川上宗雪宗匠が十世家元を襲名して五十年を迎えました。襲名から今日まで半世紀に亘る茶事・茶会の会記を一冊にまとめた書籍が発行になりました。多くの写真と会記から一会一会の茶事茶会を味わい愉しめる内容です...
-
雑誌『東京人』(都市出版株式会社)に連載された川上宗雪宗匠の巻頭言十二回を集めて「茶の湯のすすめ」と題する冊子を制作しました。季節の花や掛物の写真と茶の湯をめぐるエッセイが掲載されています。
-
若い頃から自分の体に向き合ってきた江戸千家家元が、体操、水泳、剣道などの運動に日本の礼法や座禅、太極拳、ヨガなどの経験を加味してまとめあげた「体操十種」。家元自身が解説しながら体操を行う分かりやすいDVDができました...
-
昭和48(1973)年より本年に亘る40年間、江戸千家会報の巻頭言として書き続けられている随筆を、このたび一冊の書籍として刊行することになりました...
-
濃茶点前の基本を学ぶための必読の書。道具の扱い、さまざまな客の作法など、初心者にも役立つ一冊です。
-
江戸千家において、年間を通じて用いられる代表的な棚、十三種類を取り上げ、その飾り方、使い方を豊富な写真と図版で解説しました。お茶会に、普段のお稽古にお役立てください。
-
江戸千家の流祖川上不白の90年にわたる長い生涯について、残された遺墨、作品、文献等から描き出そうとする研究書。出生の地新宮を離れ、表千家如心斎に弟子入りする京都修業時代。江戸に派遣され様々な有力者と交わりつつ千家の茶を広めていく活躍期。そして後年は、武家社会のみならず町人層と関わりながら市井の茶人として自由闊達に生きようとした...
-
最後の数寄茶人と言われた大場宗韻翁の粋で洒脱な生き方。若き日に共に過ごした濃密な時間を、著者は深い敬愛をもって描き出す。江戸千家会報『ひとゝき草』連載時から人気のあった作品が一冊に。内容、写真ともに増補。
『江戸千家便覧 ひとゝき草』は、年3回発行される江戸千家の会報誌です。このページでは、各号の目次と掲載された記事の中から一部を紹介します。
-
2006(平成18)年は,江戸千家流祖川上不白の二百遠忌にあたります。このため,江戸千家会報『ひとゝき草』では,二百遠忌記念の特集記事を掲載しました...
-
-
-
今般、当流家元継承について、父子、家族並びに江戸千家不白会常任理事と相談の結果、本年十一月四日(月)孤峰忌当日に、継承いたすことに決まりました。
ここに謹んでご報告申し上げます。
合わせて、関連の行事を左記の通り御案内申し上げます...
-
八日、九日、十日と行われた恒例の初釜は、元日の能登半島地震で被害に遭われた方々や被災された皆様に思いを馳せる黙祷から始められました。被災地に近い新潟からの参会者も多く、家元から心配と労いの言葉がありました。明るい陽が差し込む穏やかな三日間で、香り高い大福茶、点心と福引き、蓮華庵では薄茶が振る舞われました。教場では初笑いの一席と獅子舞が披露され、今年が笑顔の多い無事な一年となるよう祈られました...
-
四月七日、音羽護国寺茶寮において恒例の東京不白会春の茶会が開催されました。開花が遅れた桜が、この日に合わせたように満開で、早朝の雨に清められた青空を背景に咲き誇っていました。この日五席で釜が掛けられ、皆様穏やかな春の一日を楽しんでおられました...
-
今回は掛軸や屏風、襖などの製作をされるお仕事、表具師の松清堂 岩崎晃氏にお話を伺います。……今日は木場へ参りました。よろしくお願いいたします。表具とはそもそもどのようなものでしょうか?
-
宗雪宗匠の茶の湯交遊録を紹介します
-
不白会だより
-
-
-
七月九日、恒例の東京不白会主催夏期講習会がオンラインで開催されました。今年は二人の講師を迎えま した。お話の一部を紹介します...
-
岡倉天心の命日近くに、ゆかりの地・天心巡りが、今年は九月七日に行われました。この日、家元は幸田露伴に宛てた天心の手紙を持参しました。天心が東京美術学校を辞し日本美術院を設立した年のもので...
-
十一月四日、恒例の孤峰忌が江戸千家家元にて執り行われました。読経の後、家元による供茶点前と新柳氏によるお香の点前があり、天目茶碗に点てられた口切りの抹茶とお香が流祖の像に供えられました。続いて今年の講話は、前静嘉堂文庫美術館館長で『國華』編輯委員である河野元昭先生による、江戸千家蔵の「宗達白鷺図」と「岩松図屏風」についてのお話でした,,,
-
昭和三十六年五月に結成をみた高田不白会が六十周年を迎え、記念茶会を開催しました。五年ごとに記念の催しが行われてきましたが、数年を経、ようやくこの年祝賀の会を開くができました。家元夫妻、近隣支部からも歴史ある高田不白会のお祝いに参加されました。翌日は妙高赤倉の天心六角堂で供茶が行われました,,,
-
九州四支部改編三十周年を記念する茶会と祝賀会が久留米梅林寺と萃香園にて行われました。記念茶会では、家元席はじめ三つの席に釜がかかりました。華やかな記念の一日となりました...
-
年に一度、十一月三日の文化の日に根津美術館で催される全慶應茶会。慶應茶道会OBの江戸千家の川上宗康氏が披錦斎の薄茶席を担当しました。茶席の様子を紹介します...
-
私達が使っている茶の湯の棚などのメンテナンスや日々の使い方も教えていただけますか?
-
宗雪宗匠の茶の湯交遊録を紹介します...
-
不白会だより
-
-
-
正月八日、九日、十日。江戸千家家元初釜が執り行われました。穏やかな好天続きで、今年はコロナ禍前の通例に戻り、午前と午後の一日二回の席が設けられました。北は七戸から南は四国の高知、九州八女からも来客がありました...
-
四月二日、東京不白会春の茶会が四年年ぶりに音羽護国寺にて開催されました。 広間を中心にした五つの茶室に釜が掛けられ、月光殿では余興も披露されました。参加された会員の皆様はそれぞれのお席の趣向を楽しみつつ、改めて茶会の楽しさを味わっておられました...
-
茶の湯に関する様々な職人や生産者の方々のお話を伺いにいく企画、今回は指物師の山田嘉丙様です。指物師として棚や風炉先、茶道具を入れる桐箱などを作成いただいております。また、家元稽古場で稽古もされまして茶人の視点を持って製作をされています...
-
宗雪宗匠の茶の湯交遊録を紹介します...
-
不白会だより
-
-
-
十一月四日、恒例の孤峰忌が江戸千家家元にて執り行われました。しめやかな読経の後に家元による供茶点前があり、祥瑞の茶碗に口切りの抹茶が点てられ流祖の像に供えられました。冒頭には炉開きの儀式があり、皆様に披露されました...
-
令和4年10月15日・16日、岩手不白会担当にて全国大会が開催されました。大会は平成30年の大分に続く20回目で、岩手不白会は第7回(昭和59年)、第17回(平成21年)と担当し今回は3回目の開催です。15日の記念式典・懇親会、そして16日、大会史上初めての試みである「自宅の茶」をテーマにした記念茶会が行われました...
-
穏やかな好天に恵まれた十一月の東京茶道会月釜。江戸千家では、コロナ禍以来延期になっていた雲鶴先生のお席が開かれました。床は、万古青薬手桶に白椿や照葉、実物がざっくりと入れられ、紹鴎棚に銀地の風炉先屏風が合わされました...
-
前号に続き、奈良高山町の柄杓師 三原啓司様と家元の対談を掲載します...
-
細川家伝来の歴史資料や美術品を管理保存している永青文庫(東京都文京区目白台)には、利休作とされる柄杓が残されています。先日、その柄杓を拝見させていただく機会がありましたので特別編として紹介致します...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
不白会だより
-
-
-
今年の夏期講習会は、昨年に引き続き家元宅からのオンライン開催で、二人の講師をお招きしました。
-
過去数回に亘り茶の湯にまつわる様々な道具や作品について専門家にお聞きしてきました。今回は柄杓師三原啓司様のお話を伺いに奈良高山町を訪ねました。三原様と宗雪家元の対談形式です...
-
四月十、十一日の二日間、音羽護国寺において、二年ぶりとなる東京茶道会招待茶会が催されました。令和二年二月十一日以来の開催です。制限を設けた入場者を二日に分散し、検温や来場者の把握など感染症の対策が丁寧になされていました。六席に各流家元・宗匠が釜を掛けられました...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します。
-
この度、河原書店より谷晃氏著作による『現代語訳不白筆記』が刊行されました。谷先生は『茶道文化』紙の巻頭言を長く執筆されている茶の湯博士であり、私事ながら二〇一九(令和元)年、江戸千家流祖川上不白生誕三百年記念の『川上不白茶会記集』(中央公論新社刊)の出版にご一緒した同志です。...
-
不白会だより
-
-
-
令和四年、恒例の初釜が正月八、九、十日の三日間、二年ぶりに執り行われました。東京を中心に、高知や新潟、群馬、茨城からも参加がありました。常任理事の落合文雪氏に感想を寄せていただきました...
-
流祖不白の命日である十一月四日、恒例の孤峰忌が家元邸で催されました。昨年に引き続き人数をしぼっての開催です。今年は如心斎と不白が参禅した大徳寺玉林院の森玉雲和尚がお越し下さり、初めて読経をいただきました。続いて家元により口切りの茶が天目茶碗にて流祖の尊像に供えられました...
-
二年程前、独仏共同の文化放送で、NHK制作のテレビ番組「半澤鶴子さんの茶事行脚」が放映されました。私は、風呂敷に包み直した茶道具を車の後部座席一杯に載せて走る半澤さんの姿に、自分を見るような思いがしました。二〇〇二年から私が複数の市民大学等に提案し、企画・実行してきた茶の湯を紹介する講座は、今もふたつの市民大学で続けていますが、その難しさは、「ひととき草」102号 (二〇〇八年六月)でお伝えした当時とほとんど変わっていません...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
前回に続き、柳井畳店に取材させていただいた畳の修繕の流れです。家元邸内での作業を直に見せていただきながらお話を伺いました。全ての畳を剥がし、畳床の修繕と調整、畳表とヘリの張替をして、各茶室の元の位置に敷き直します。しばらく茶室内には藺草による新しい畳の香りが漂っていました...
-
新年度は下記の日程で開催の予定です。(参加無料) 事務局にメールにて、氏名、所属支部を明記の上お申し込みください。流儀外の方も住所、氏名をお書きの上、お申し込みください。歓迎致します。
-
不白会だより
-
-
-
東京不白会では、二〇一九年に上梓された『川上不白茶会記集』(中央公論新社刊)をテキストとし、宗雪宗匠による茶会記を読み解く講義を続けています。二〇二一年四月より、この講義をオンライン開催に変更するとともに、東京以外の全国の方々にも多数聴講いただけるようになりました...
-
zoomやYouTubeを使って、オンラインで繋がり、その月の茶室の飾りや点前をお伝えします。今年の課題は茶の湯の「基本」です。「小習(茶室の準備・片付け)「割稽古」「体操十種」を取り上げます...
-
毎年都内の会場を借りて行われてきた夏期講習会。昨年はコロナ禍で中止になりましたが、今年はオンライン配信に切り替えて家元教場で開らかれました。東京リハビリテーション総合研究所の武藤芳照先生、宗雪宗匠の二人の講師を迎え、対談を挟みながらのお話でした...
-
今年三月、コロナ感染が収束せず、エアランゲン市(ニュルンベルクに隣接)の市民大学で三度目の対面式授業の中止が決定した時、「異文化交流」の担当者に、日本を紹介するオンライン講演を提案されました...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
茶室には欠かせない畳。程良いクッション性、滑り心地、触り心地、調湿性……、茶の湯の場としてふさわしいだけでなく、畳の部屋には独特の心地良さがあります。今回は、江戸千家家元邸の畳をお願いしている柳井畳店のお仕事を取材しました。その内容を二回に分けて紹介します...
-
不白会だより
-
-
-
正月八・九・十日の三日間を予定していた恒例の初釜は、コロナ禍の状況を踏まえて中止となりました。そこで少人数をお招きして記録の映像を撮影し、動画の公開をしました。台炭の点前、点心、嶋台の茶碗での家元による点前など、正式な流れで執り行われ、全国の皆様に視聴していただきました...
-
zoomやYouTubeを使って、オンラインで繋がり、その月の茶室の飾りや点前をお伝えします今年の課題は茶の湯の「基本」です。「小習(茶室の準備・片付け)「割稽古」「体操十種」を取り上げます...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
前号に続き、茶筌についての後編です。【製作過程】①片木(へぎ)…… ②小割(こわり)…… ③味削(あじけずり)…… 【取材を終えて】かつては一子相伝で外には見せられない、教えられない事を細かく教えていただきました...
-
不白会だより
-
-
-
台東区谷中にある日本美術院は、毎年天心の命日である九月二日に天心忌を行っていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止ということでした。家元一行は通例となっている天心ゆかりの地を巡る天心巡りとして翌三日に美術院をお参りし、院の皆様に歓迎していただきました...
-
恒例の孤峰忌が十一月四日、江戸千家家元邸で開催されました。今年は新型コロナの感染状況に鑑み、家元直門を中心とする少人数の参列をもって開かれました。新潟支部長中野宗順氏にその日の様子をお寄せいただきました...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
茶の湯に関する様々な専門の職方からお話を伺うシリーズ、今回は茶筌です。奈良県生駒市高山町にあります久保駒吉商店にてお話を伺いました。茶碗や茶杓などは茶道具でない物を代替して使う事がありますが、茶筌に替わる事ができる道具は基本的にありません。しかしこの替えの利かない道具について、意外と知らない事は多いのではないでしょうか...
-
不白会だより
-
-
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
今年は比較的近郊の支部が対象で、新潟、高田から静岡までのお客様が家元邸の正月飾りの門をくぐられました。不白生誕三百年という記念の年が明け、温かく穏やかな陽気に恵まれた新たな一年の始まりで、お家元によりたっぷりと練られた濃茶を味わいながら静かに新春を寿いでおられました...
-
南青山の根津美術館で開催された「江戸の茶の湯」展の記念 茶会が、庭園内茶室「弘仁亭」 にて開催されました。十一月二 十三日は、川上宗雪宗匠が釜を 掛けられました。
-
川上不白生誕三百年の記念として、東京南青山の根津美術館にて「江戸の茶の湯」をテーマとする展覧会が開催されました。不白好みの道具をはじめ、如心斎との係わりや、門人や周辺の人達とのつながりを示す多くの書画、茶道具が展示されました...
-
二〇一九年十二月一日、『川上不白茶会記集』『不白筆記』(中央公論新社刊)の出版を記念して、全国各不白会、また御縁のある方々六百五十人が集い帝国ホテル東京「孔雀の間」で、祝賀会が開催されました...
-
昨今の新型コロナウイルスの影響は世界中に広がっていますが、皆様もお仕事や生活にさまざまな影響がでて苦しんでいらっしゃる事と拝察いたします。さて、ここしばらくの稽古や茶会、月釜、その他イベントが全て中止や延期となっているのは御存知の事と思います。その中で私は自分の稽古場の方々と話合い、オンラインで稽古をしてみる事になりました...
-
不白会だより
-
-
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
令和元年霜月二日、恒例の孤峰忌が菩提寺安立寺で営まれました。今年は、不白生誕三百年にあたり、「江戸の茶の湯』」として特別展が根津美術館で開催されるなど大きめな節目の年です...
-
毎年、その命日近くに都内の岡倉天心ゆかりの地を辿る「天心巡り」が家元と数名の役員で行われています。今年も谷中の日本美術院をスタートに行われました...
-
ここ一年のシリーズで書いている水屋の支度ですが、今回は茶の湯の一番の中心でもある茶そのものについてです。京都、宇治の丸久小山園さまにお話を伺いました。元禄年間に初代が茶の栽培と製造を手掛けた事に始まる歴史ある茶園です...
-
不白会だより
-
-
-
今年の東京不白会春の茶会は、流祖不白生誕三百年を記念する茶会となりました。月光殿に不白に因む展示がなされ、各席それぞれ趣向を凝らしたお祝いの席でした...
-
流祖不白生誕三百年を記念して、今秋「江戸の茶の湯―川上不白生誕三百年」展が根津美術館で開催される。同館の顧問で、東洋陶磁史をご専門とされる西田宏子先生に、奥高麗茶碗についてご講演いただいた。そして宗雪宗匠からは、本年刊行予定の『川上不白茶会記集』に因んだお話があった...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
前回に引き続き、茶席の準備片付けにおける道具の扱いについてです。今回は釜です。尚、釜師である長野烈氏に監修をいただきました...
-
不白会だより
-
-
-
今年の初釜は、昨年十月に全国大会を開催した大分から多くのお客様が、また、八女、佐賀、福岡、高知や神戸と遠方の方々が新年の挨拶に見えられました。新宮同好会からも初参加がありました...
-
建国記念日恒例の招待茶会。宗雪宗匠は不昧軒に釜を掛けられました。遠州流の森田知実様に席に入られた感想をお寄せいただきました...
-
平成三十年十一月四日、恒例の孤峰忌が家元邸で行われたました。最初に、仙台国分尼寺の小枝一誠和尚の読経があり、続いて、後嗣博之氏による点前でお抹茶が流祖不白の塑像に供えられました。家元により小箱が載せられた盆が正客の前に置かれ、一二三の趣向で、点前者の評価が行われました...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
今年は家元の研究会のテーマの一つが小習となっています。それに沿う形で、茶事や稽古の「仕度」に関する話を取り上げることになりました。コラム的に続いてきた連載ですが、今号からしばらくは少し教科書的な内容となっていくと思います...
-
中央大学の茶道会では、日頃の稽古の成果を発表する場として一年に一度、白門茶会を卒業前に行っています。今年は靖国神社を会場として行われました...
-
不白会だより
-
-
-
今年の東京不白会夏期講習会は、会場を新宿区箪笥区民ホールに移し、二年ぶりの開催となった。日本野鳥の会・主席研究員で、野鳥や自然観察、環境教育などをテーマに活動をされている安西英明先生には、身近な野鳥を見る楽しさ、自然の仕組みについてお話していただいた。宗雪宗匠は、没後二百年になる松平不昧公の二通の手紙を読み解きながら、流祖不白との関わり、不昧の人間像などについて話された...
-
岡倉天心の命日である九月二日、第十五回目になる天心忌茶会が江戸千家家元邸で行われた。花月の間の床には白隠の達磨画賛が掲げられ、不白好の三具足には秋の草花が生けらた。家元の読経の後、天目茶碗に点てられた御茶が、一円庵の天心の消息に供えらた...
-
不忍池蓮見の朝茶に参加させていただき、日常では味わう事のできない充実した朝のひとときを過ごしました。少し湿り気のある早朝の風に荷葉の波がざわざわとうねり、時折紅の蓮の花が姿を現す。この波を渡っていくと浄土にいけそうだ。かがり火のような紅蓮が導いてくれると、昔の人はこんな事を想像したかも知れない...
-
平成三十年十月十三日から十五日まで、第十九回江戸千家全国大会が大分の担当で開催された。前回の高知大会から数えて八年ぶり、大分で開かれたのは昭和六十一年の第八回大会以来、実に三十二年ぶりである。全国各支部から三百人以上の会員が集い、これ以上望むべくもない好天の三日間を過ごした...
-
先日、京都の稽古に行ったときの事です。以前こちらでも触れましたが私の稽古場は大徳寺前の茶屋にあります。稽古場に到着すると、そこの主人から言われました。「一昨日、家元が来られまして、他流派の稽古で使った点前座のしつらえを見て、『是非、道具はこのままで稽古をさせて下さい』と伝言を残して行かれました」との事...
-
不白会だより
-
-
-
大龍宗丈の命日である三月十六日、玉林院洞雲庵で月釜が行われた。宗雪宗匠が席をもたれるのは二年ぶり四回目となる。今年は、神戸同好会に加え発足間もない新宮同好会の協力もあり、両会の交流が図られた...
-
今年は早い春の訪れで、桜も名残。明るい日差しの中、恒例の春の茶会に多くの参加者があり、趣向の凝らされた七席を楽しみました。毎年参会される村上瑛二郎氏に家元席の感想を、また、今回初めて席をもたれた江戸千家不白流家元川上渭白宗匠に文章を寄せていただきました...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
茶の湯のコラムでこのテーマは戸惑う人も多いとは思いますが、最近、AIの話題というのが盛り上がっています。まだ自分には関係ないように感じる人も多いと思いますが、既に片鱗は多くの人が日常的に経験しています...
-
不白会だより
-
-
-
家元邸での恒例の孤峰忌は、仙台国分尼寺小枝一誠和尚による読経から始まり、続く家元による供茶点前で天目茶碗に点てられた口切りの抹茶が流祖不白の塑像に供えられた。棚は、昨年家元が好まれた逢雪棚が用いられた。今年の講話は、柿衞文庫館長、岡田麗先生で、「俳諧と茶の湯」と題しお話をいただいた...
-
「八日、九日、十日の内、朝なりとも昼なりとも御茶申すべく候」 初釜の日取りの由来となっている光悦の手紙が広間の脇床に掲げられた。明るい日差しの暖かな三日間で、青森、岩手、山形、福島など東北からの参加者は殊の外喜ばれている様子だった...
-
様々な分野の専門家が集い転倒予防に関する取り組みを発展させている日本転倒予防学会(武藤芳照理事長)において、宗雪宗匠が特別講演をされました。菅栄一先生が報告を寄せて下さいました...
-
去る十月三日、私ども茨城不白会は、三十五周年の記念の会を、つくば市のつくば山水亭において執り行うことができました。家元三兄弟ご夫妻をはじめ、東京不白会からもお祝いに駆けつけていただきまして、楽しい会がもてました...
-
東八甲田のふもと、三沢空港から北西に四十分ほどのところの町、七戸。近年、東北新幹線七戸十和田駅ができました。青森の江戸千家の茶の湯は、この地から始まりました...
-
山形県の流派を越えた茶道の団体「山形茶道宝紅会」、その設立に当たり柳澤宗華初代支部長が発起人の一人として、また中心になってご尽力されました。そこで毎年行われる「追善茶会」では「目すだればんちゃ 菅井久先生」と筆書きされた二枚の写真が飾られます...
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します...
-
昨年、東京国立博物館で特別展「茶の湯」が、京都国立博物館で「国宝」が開かれていたので行かれた方も多いと思います。その際にもし志野の名碗「卯花墻」のまわりを延々と行き来しながらメモを取り続ける男性がいたら、それは私だったかもしれません...
-
不白会だより
-
-
-
港区南青山にある根津美術館の青山茶会で、宗雪宗匠が弘仁亭で釜を掛けました。披錦斎の展観席では根津美術館が所蔵品の展覧を行いました。茶会を担当された同美術館学芸員・下村奈穂子氏に原稿を寄せていただきました...
-
岡倉天心の命日に因む天心忌茶会は第十四回を迎え、今年は家元邸で執り行われた。まず花月の間で、家元により天目茶碗に御茶が点てられ、一円庵に掲げられた岡倉天心の手紙に供えられた...
-
平成二十九年九月十一日、五日間降り続いた雨も前日に晴れ上がり、赤倉の岡倉天心堂前の芝生は活き活きとしていました。朝から、高田不白会の皆様が、天心先生の大好きな山野草を、道々摘みながら来られて活けてくださいました...
-
昨年の春に自分の稽古場を開いてから一年半がたちます。今回は稽古場の最初の一年間というものを振り返りながら、最近考えていることを...
-
福沢諭吉記念文明塾の「茶の湯体験会」が、五月二十日、家元邸で開かれました。家元の講話、茶室見学や庭の散策、「体操十種」、洋風の料理が盛られた八寸にワインの一献があり、家元によるお点前で、抹茶が振る舞われました...
-
不白会だより
-
-
-
毎年建国記念日に開催される東京茶道会の招待茶会。澄み切った青空とひきしまった空気の中、艸雷庵の入席を促す喚鐘の音が響く。
-
四月十一日から六月四日まで開催された『茶の湯』展では、各流派による呈茶席が設けられた。江戸千家は四月二十七日を担当、臨時に設えられた置き床に、平櫛田中の「観」と、可憐な初夏の草花が生けられ、茶籠の趣向で、直門の皆さんによりテーブル茶のお盆点前でお茶が振る舞われた。
-
新宮は和歌山県の東南端に位置し熊野川を挟んで三重県と接する、風光明媚な景勝地です。流祖不白は水野家家臣の家に生まれ十五歳で江戸に出仕するまでを、この地で過ごしました。平成二十九年の全国連合不白会役員会が、この新宮で開催されました。
-
平成二十九年三月二十六日は、先代九世名元庵宗雪宗匠の五十回忌となり、去る三月三十日、菩提所谷中安立寺において、法要の式が営まれました。
-
本年三月、各不白会会長宛に、「本年度中に満九十歳以上を迎えられる江戸千家社中の方へ、家元よりお祝いの色紙を差し上げたい」旨の連絡をしましたところ、全国各支部より三十五人を越えるお申し出がありました。色紙をいただいた皆様からのお礼状、近況の報告を掲載します。
-
宗雪宗匠の呼んだり呼ばれたりの茶会の様子を紹介します。
-
茶席では炭を使いますね。今は電気やガスで湯を沸かす事も勿論できますし、実際そうしている茶席も多々ありますが、それでも炭火にはガスや電気とは違う良さを感じる人も多いのではないでしょうか...
-
不白会だより
-
-
-
高田不白会創立五十五周年を迎え、妙高赤倉において記念の茶会が行われました。茶会に先立ち、六角堂前では平櫛京雪氏のお点前により天目茶碗で抹茶が点てられ、博之氏半東にて六角堂の天心座像へ供茶が行われました...
-
宗雪宗匠が釜を掛けた玉林院三月の月釜に続き、九月、江戸千家社中のはじめての掛釜がありました。お席を担当した東京不白会会長落合文雪様に、感想を寄せていただきました...
-
家内博子が川上家に入って三十六年、今年は還暦を迎えました。……“博子先生”より何か茶名を名乗る方が相応しいのでは、と言う話になり、今年の正月に二人で廣徳寺の海雲和尚に御相談に上がりました。そして此の度「川上雲鶴」という佳き名前を賜りました...
-
「雨降って地固まる」などと申しますが、当日は足元から流れてしまいそうな雨となっていしまい、お客様方には大変なご苦労をお掛けいたしました。そのような中、席中のわずかなひと時を、社中共々一生懸命務めさせていただきました。沢山の方のお陰でこの日ができたこと、幸福に思っております...
-
今年の孤峰忌は、仙台国分尼寺の小枝一誠和尚による読経に始まり、家元の点前にて天目茶碗に点てられた御茶が流祖の塑像に供えられた。八女星野園に茶壺を預け、十月に口切りをしてきた抹茶がこの日用いられた。続いて仙台市博物館前館長・佐藤憲一先生による「伊達政宗と茶の湯」という講話があった...
-
江戸千家家元での初釜が、平成二十九年一月八日から三日間行われた。花月の間では家元のお点前により香り高い大福の濃茶が振る舞われ、続いて点心と福引き、蓮華庵では薄茶が供された...
-
茶の湯の世界において十一月の炉開きの頃は、同時に茶壺の口切の時期でもあります。今回はその年のお茶の解禁とも言える口切について書かせていただきます...
-
不白会だより
-
-
-
本年の東京不白会夏期講習会は、京都の野村美術館館長、谷晃先生に、「『不白筆記』と不白の茶会記」と題して、流祖川上不白の業績の歴史的意味についてお話いただいた。川上宗雪宗匠には、本年家元襲名五十周年記念として上梓された『名心庵 自會記』の中から、自宅の月釜にテーマをしぼりお話があった...
-
新たな連載として茶家の日常や茶席の裏側を書いていくことになりました。この紙面でこそ書ける話を載せていこうと思っております。夏の一時期は稽古が休みになります。その期間に茶杓を何本か削りました。...
-
不白会だより
-
-
-
恒例の初釜が、正月八日、九日、十日に執り行われました。今年は、本誌に連載で文章をお寄せ戴いている先生方や、日頃お世話になっている方々を毎回お招きし、それぞれの専門分野のお話などで席中の会話の内容も拡がり、同席の参会者も十分楽しまれていました...
-
本年も大龍宗丈の命日である三月十六日、家元が京都玉林院の洞雲庵で掛釜をされた。同院での席持も今年で三回目。地元の方々の参加も年々増え、今回も終日賑わいをみせていた。大阪から参加された裏千家 徳田樹彦様にその日の感想をお寄せいただいた...
-
第六十七回目を数える東京不白会春の茶会は、宗雪宗匠の古稀を寿ぐ慶賀の茶会となりました。家元の展示席となった月光殿の他、七つの茶席それぞれが祝意に溢れた特別なしつらいの席でした。すべての席をゆっくり巡られた家元に、各席主への思いをお書きいただきました...
-
今年三月、まさに桜花爛漫の季節、江戸千家名心庵宗雪宗匠にはめでたく古稀を迎えられ、共にいみじくも江戸千家十世家元襲名五十周年という節目の年をお迎えになられました...
-
不白会だより
-
-
-
今年の孤峰忌は、まず家元による読経の後、流祖不白の塑像に口切りの茶が天目茶碗で供えられた。「今日は流祖の二百九回忌。恒例の一日を、集った皆さんと流祖を思って過ごしたい」と家元のお話があった...
-
第十二回江戸千家天心忌茶会は九月二日、念願だった茨城県五浦で、茨城大学五浦美術文化研究所との共催で行なわれた。明治三十六年五月、飛田周山の案内で五浦を訪れた天心は、殊の外この地が気に入り、その二年後には六角堂をかまえている...
-
十一月三日の文化の日、東京都港区南青山の根津美術館にてひらかれた『全慶應茶会』に家元が釜をかけました。この茶会は慶応大学の茶道部である慶應茶道会 と、そのOB組織である三田福茶会による茶会で、毎年ひらかれています...
-
十月二十四日、近くの大学町エアランゲンにある合気道クラブのひとつから、創立四十周年記念講習会に伴う行事として、茶の湯を依頼されました。ちょうど十年前に一度、このクラブで茶の湯を紹介したことがあったからです...
-
不白会だより
-
-
-
去る4月5日、第66回東京不白会春の茶会が、音羽護国寺茶寮で開催され七つの席に釜が掛けられました。小雨交じりの天気の中、趣向を凝らした特徴のある各席を、終日大勢のお客様が訪れていました。一部を紹介します...
-
今年の講習会は,今日庵文庫長で、茶道資料館副館長の筒井紘一先生に、「もてなしの心」と題して、利休の人物像、茶の湯の本質ついてお話いただいた。岡野弘彦先生は、折口信夫に師事された歌人で、現在國學院大學名誉教授、日本芸術院会員。「日本人と桜―戦後七十年にあたって」という演題で、万葉集から現代までの桜にまつわる和歌を紹介いただきながら、日本人にとっての桜への思いについてお話いただいた...
-
去る4月5日、第66回東京不白会春の茶会が、音羽護国寺茶寮で開催され七つの席に釜が掛けられました。小雨交じりの天気の中、趣向を凝らした特徴のある各席を、終日大勢のお客様が訪れていました。一部を紹介します...
-
不白会だより
-
-
-
江戸千家家元での初釜が、恒例の正月八日、九日、十日に執り行われました。今年は殊に雪深い東北方面から多くの参加者がありました...
-
二月十一日、東京茶道会招待茶会が音羽護国寺で開かれ、同会各流の理事が釜を掛けられた。江戸千家家元川上宗雪宗匠は牡丹の間を担当され、大勢の参席者が訪れた...
-
恒例の全国連合不白会役員会は、別記の通り、本年は京都本法寺において開催された。流祖川上不白の墓所、東京の谷中安立寺の本山である。本法寺に江戸千家全国の理事四十二名が一堂に集うことは初めてのことで意義深い...
-
玉林院中興の大龍宗丈の祥月命日三月十六日に、家元はこれまで二度釜を掛けられているが、この度は、玉林院の特別のご好意にて江戸千家記念茶会として行われた...
-
平成二十四年九月三十日、東京で催された「蓮鶴先生を偲ぶ会」に出席の御長老(九十歳以上)方に、家元より記念の色紙が進呈されました。お許しを得て、各々の近況を掲載させていただきます...
-
不白会だより
-
-
-
去る十一月四日、江戸千家家元邸で恒例の孤峰忌が執り行われました。読経の後、家元の点前により流祖不白の塑像に口切りの茶が天目茶碗で供えられました...
-
本年も昨年に続き、家元邸での第二回目となる天心忌茶会が行われた。床は横山大観筆の不二山図、平櫛田中作の天心像「鶴氅」がその前に置かれた。その独特の風貌はその場を圧しているようだった...
-
九月二十日、茶の湯同好会主催、第三十三回定期講演がひらかれ、宗雪宗匠の講演がありました。同会は、流儀を超えた茶の湯を愛好する人々の集まりで、この日は百八十名ほどが参加しました...
-
平成二十六年十月十三日、東京不白会主催の家元邸見学会がひらかれました。今回の見学会は、普段なかなか家元邸内の茶室を見る機会がない方々へ向けて設けられたものでした...
-
不白会だより
-
-
-
第六十五回となる東京不白会春の茶会が音羽護国寺にて催され、七つの茶席に釜が掛けられました。一部を紹介します。
-
港区白金台にある畠山記念館では、友の会会員を対象とする茶会を毎年開催しています。開館五十周年にあたる今年は、畠山記念館が翠庵で濃茶席を、川上宗雪宗匠が、浄楽亭で薄茶席を二日間に亘って担当しました。この茶会への思いや趣向についてお書きいただきました...
-
第三十四回江戸千家東京不白会夏期講習会は、江戸東京博物館大ホールにて六月二十九日に開催された。今年は寛永寺長臈、現龍院住職浦井正明先生をお招きし、「寛永寺と天海」という演題で、寛永寺の創建に関わった天海僧正の意外な実像、また官寺として隆盛を極めた巨刹の寺領と寺域について、そして一日にして、寛永寺が灰燼に帰した彰義隊との関連についてご講演をいただいた...
-
不白会だより
-
-
-
床には達磨絵賛がかかり、座禅堂で時を計るために用いられる香盤に香炉、梅林寺の警策が置かれた。脇床には澤庵宗彭の消息が掲げられた。禅の主要な行事、臘八接心の座禅堂を表わされているとのこと...
-
正月八日、九日、十日の三日間、江戸千家家元での初釜が執り行われた。東京を中心に北は岩手、南は九州八女まで幅広い地域から集まった参会者は、恒例の初釜飾りを楽しみ、改まった年の慶びを香り高い大福茶とともに味わっていた...
-
京都大徳寺玉林院の洞雲庵で、宗雪宗匠が釜を掛けられました。今年で二回目となる掛釜は、床に如心斎の掛物と茶杓を飾り、御茶を献ずることから始まりました...
-
東京都練馬区にある東京女子学院の芙蓉が丘講堂において、宗匠による講演会が行われた。ここには江戸千家芙蓉会という茶道部(藤澤可雪先生指導)が活発な活動を行っており、今回家元を招いて講演を行うにあたり 全学年の生徒、先生方、保護者の方々二百十名以上が講堂に一堂に会した...
-
東京に大雪の降った翌日、福沢諭吉記念文明塾の修了生を対象とした和らぼ主催(志賀晶子世話人)のお茶会が家元邸で開かれました。雪の中庭を眺めながら、体操で身体をほぐし、一献で気持ちを和らげてお茶をいただく、車座になって茶の湯にまつわる様々なディスカッションも行われました...
-
不白会だより
-
-
-
久し振りの親睦旅行。定刻通りバス二台で上野を出発。一路北茨城の岡倉天心の聖地、五浦を目指す。住みきった空に筑波山の山影が過ぎていく...
-
去る十一月三日、恒例の孤峰忌が家元邸花月の間に於いて開催された。花月の間の床には不白筆三幅対「假空中」が掛けられ、不白像が安置された。はじめに、家元の供茶点前により、不白像前と今回は一円庵に掛けられた松平不昧筆の消息前にも茶が供えられた...
-
本年は、江戸初期の武将で茶人でもあった細川三斎生誕四五〇年にあたり,この度の講習会では、細川家十八代であり、永青文庫理事長、細川護煕氏、並びに永青文庫学芸員の石井窓呂氏をお迎えし、細川家の歴史と細川三斎の茶をテーマとして講演会が開催された...
-
この度、久留米、八女、福岡、佐賀不白会の二十周年を祝う合同茶会が、有馬家の菩提所梅林寺において開催された。初代不白の時代から久留米藩主と繋がりをもつ九州において、昭和二十五年に江戸千家九州支部が創立されたが、平成六年に、四つの不白会として改編され独立、今日に至っている...
-
不白会だより
-
-
-
床に松平不昧の長文の消息が掛けられた。朽木昌綱宛のもので、文中に、不白の東海寺の茶会に招かれたことの知らせの様子が記されている。不昧が四十七歳、 不白八十一歳。三月七日の日付のものである...
-
去る三月十六日、京都本法寺に於いて、家元主催による茶会が開催された。本法寺は川上不白の菩提寺谷中安立寺の本山である。室町時代に活躍した日蓮宗の僧侶日親上人により創建された...
-
不白会だより
-
-
-
本年度の家元初釜は恒例の通り行われた。茶の世界にあかわらず、だれしもが再建という志をもって年を迎えている。そうした中で平常の茶の湯、通常の催しに安らぎを覚える...
-
昨年十一月四日、恒例の孤峰忌が家元邸において執り行われた。十一月二日に家元はじめ役員の方々によって菩提所、谷中安立寺にて参拝が行われた...
-
護国寺境内は紅葉が舞い散り、冬の到来の風景であった。そして師走にもかかわらず、大勢の参会者でにぎわった...
-
本年度の東京茶道会招待茶会は、恒例の通り二月十一日に各流理事により釜が懸けられた。江戸千家家元川上宗雪宗匠は円成庵を担当された...
-
平成二十四年十月二十一日(日)に江戸千家岩手不白会は、創立八十周年の記念茶会を盛岡市中央公民館にて開催いたしました...
-
不白会だより
-
-
-
平成二十四年九月二日、岡倉天心の命日に行われる天心忌茶会が、池之端の江戸千家家元邸で開催されました。平櫛田中彫刻美術館館長、平櫛京雪氏に報告していただきます...
-
本年、九月二十九日、蓮鶴先生の三回忌を迎え、菩提所安立寺にて、川上家ご家族、ご親族により法要が営まれました。翌日の九月三十日は、帝国ホテル孔雀西の間にて、「川上蓮鶴大姉を偲ぶ会」が催されました...
-
第三十二回の東京不白会講習会は、講師として谷村玲子先生をお迎えし、「武家の茶の湯と不白の時代」をテーマとしての講演があった...
-
去る七月二十三日より三日間に亘り、家元と共に流祖不白の故郷新宮を訪問した。平成八年五月以来なので十六年ぶり、久し振りの訪問である。以前より、家元自身新宮訪問の希望があったが、ようやく実現する運びとなった...
-
昭和48(1973)年より本年に亘る40年間、江戸千家会報の巻頭言として書き続けられている随筆を、このたび一冊の書籍として刊行することになりました...
-
不白会だより
-
-
-
私が、どの講座でも、必ず最後に紹介するお話があります。もう七-八年以上も前、私に学生時代からお茶を教えて下さった荻野憲先生が九十歳を過ぎてまだご存命だった頃のことです...
-
本年度の東京不白会春の茶会は、春の訪れが遅れ、護国寺の桜もようやく三分咲といったところでしたが、各席の趣向は花が開いたように春爛漫となりました...
-
床には、東福門院の消息が掛けられた。後水尾天皇の弟一条兼遐宛のもので、お約束の飴について書かれた親しみのある内容。流れるような書風に引き込まれる。籐組の手は花籠に、大山蓮華、金鳳花、壷珊瑚が生けられた...
-
歴史ある大徳寺塔頭の中でも、川上不白と最も縁深き寺院が玉林院である。本誌巻頭言にて家元が書かれているように、不白は師如心斎の供として玉林院八世大龍宗丈のもとに参禅修業を続け、如心が「天然」、不白は「孤峰」という道号を授かった...
-
不白会だより
-
-
-
二〇〇九年三月、私が人口六千人弱の小さな町Neunkirchenで二度目に持った茶の湯を紹介する講座に、シュレーダーさんが参加していました。高校生時代、既に、岡倉天心著「茶の本」のドイツ語訳を読んでいたという彼は...
-
平成二十四年度の家元邸初釜は恒例の通り開催された。昨年の未曾有の天災、人災を未だくぐり抜けてはいない。茶道界も模索は始まったばかりであるが、誰もが平常の難しさ、大切さを思い知る...
-
平成二十三年十月三十日、第十八回目にあたる江戸千家全国大会が、高知不白会担当で開催されました...
-
昨年十一月四日、恒例の孤峰忌が家元邸花月の間に於いて執り行われた。十一月二日に、家元はじめ役員により、菩提所谷中安立寺に墓参が行われた...
-
昨年度の東京茶道会しめくくりの茶会は好天に恵まれ、各流理事により釜が掛けられた...
-
不白会だより
-
-
-
私が二〇〇二年の三月にドイツで茶の湯の紹介を始めた時、漠然と以下のような順序で自分の仕事を進めてゆけたら、と考えていました...
-
昨年九月二十九日に亡くなられました蓮鶴先生の一周忌追善茶会が去る九月二十一日に家元邸にて行われました...
-
本年度の夏期講習会は「家元の点前による茶事」が実演された。家元教場研究会においては、数年来、計画性をもって茶事の研究会が行われている...
-
不白会だより
-
-
-
3月11日の東北地方太平洋沖地震に際し、被災された方々に謹んで御見舞いを申し上げます。江戸千家ホームページでは、こちらの「東北地方太平洋沖地震関係情報 」ページで、義援金の報告や、行事の予定変更など、今回の地震に関する江戸千家の情報をご案内しております ...
-
大震災からひと月も経たない日でした。四月、五月の大寄せ茶会の多くが中止を決める中、春の茶会は家元の意向により、開催となりました。家元席の床、横一行の「懈怠比丘不期明日」を拝見。衝撃的でした...
-
恒例の東京茶道会主催の招待茶会。今年の江戸千家家元川上宗雪宗匠は、不昧軒を担当された。床は、宗達筆の白鷺の絵。うっすらとした墨色の中に無色の姿が白鷺として浮かび上がる...
-
福島不白会は、昭和五十八年、徳山宗玉先生がお家元に伺い、支部の基礎を固められたとお聞きしています。昭和六十年には第一回目の研究会を開催、蓮鶴先生をお迎えし、ご指導いただきました...
-
本年、江戸千家高田不白会は、創立五十周年を迎えました。お家元関係の皆様はじめ、近隣支部からも多数お祝いに駆けつけ、五月十四日には記念式典と懇親会が、翌日十五日には、家元席、新潟席、高田席と、それぞれに楽しめる三席の記念の茶会が開催されました...
-
ドイツ人は、大変よく考え、学び、常に目的と責任の所在を自覚して行動する民族で、ドイツ語も、感情表現よりも思考に適した言語だと言えます...
-
この度の震災では、多くの方々がさまざまな意味で被災されたと思う。大事な人、家、職はもとより、心の宝とも思っていたものを亡くした方も。私にとってまさに五浦の天心ゆかりの六角堂はそういうものであった...
-
不白会だより
-
-
-
平成二十三年度の初釜は恒例の如く、正月八、九、十日の三日間江戸千家家元邸にて開催された。今年の初釜は、新年の祝いの会と同時に、祈りの会としての点初式であった..
-
恒例の茶筌供養茶会が音羽護国寺茶寮において開催された。本堂にて茶筌供養が行われた後、各流理事により釜が掛けられた。江戸千家では、川上宗康氏が円成庵に釜を掛けた。床には永井尚政宛の遠州の消息...
-
ある日、稽古を始めて間もなく、Dr. プレッツが私に問いました。「私達ドイツ人が茶の湯を学ぼうとしていることを、日本の江戸千家の人たちは喜んでいるのでしょうか。」私は、勿論喜んでいます、と答えた後、なぜ突然そのような質問をするのか、問い返しました...
-
不白会だより
-
濃茶点前の基本を学ぶための必読の書。道具の扱い、さまざまな客の作法など、初心者にも役立つ一冊です。
-
-
-
平成二十二年九月二十九日、江戸千家家元御母堂、川上蓮鶴先生が老衰により自宅に於いてご逝去されました。享年八十九歳。九月三十日、十月一日に、自宅にてご家族により密葬が行われ、十月十四日に音羽護国寺桂昌殿に於いて本葬が執り行われました。...
-
第九回妙高天心茶会は、平成二十二年九月四日に開催された。東京は例年にない暑さに見舞われたが、この高原も秋の訪れはまだ先のようで、虫の声もかすかであった。しかし当日は夜半よりの雨も上がり、次第に姿を現す妙高山と周辺の山々には季節の移ろいを感じさせるものがあった...
-
十一月四日、家元邸花月の間において、恒例の孤峰忌が執り行われた。床には、不白筆三幅対「空假中」が掛けられた。炉開きでもあり家元の炭点前から始められ、続いて天目茶碗に濃茶が点てられた...
-
私の知人で、宇和島市にお住まいの筝曲演奏家、渡辺治子さんが、今年も八月中旬にヨーロッパへおいでになったので、「箏と茶の湯」という催しを九月四日 (土)の夜、Forchheimという町の合気道道場で初めて試みました。この外観も音色も美しい楽器は、ドイツではまだ、尺八以上に未知の存在です...
-
不白会だより
-
濃茶点前の基本を学ぶための必読の書。道具の扱い、さまざまな客の作法など、初心者にも役立つ一冊です。
-
-
-
本年は桜満開、花曇りのもと、恒例の春の茶会が開催されました。月光殿の改修工事が続き、今回の家元席は牡丹の間となりました。床には、酒井鶯蒲の描く桜の絵。華やかな花の下に徳利と朱盃、桜の花びらが散らされました...
-
三十回の節目を迎える本年の東京不白会夏期講演会は、「これからの茶道具」というテーマでシンポジウムが行われた。まず、川上宗康氏よりテーマの主旨説明があり、続いて釜、陶芸、漆芸という、茶道具の中でも主要な位置を占める分野のパネリストによって基調講演が行われた...
-
天心忌を中心とした「妙高天心茶会」が、岡倉天心終焉の地、妙高高原赤倉の「天心山荘」で今年も開催されます。この茶会は、大正12年9月2日に、この「天心山荘」で岡倉天心が最後を遂げたことを偲び、天心の功績の一つ〈茶の心〉を後世に語り伝えていこうと実施さ れるものです。...
-
二〇〇二年三月にお茶をドイツ人に紹介することを思い立った時、「茶の湯」と「茶道」のどちらの言葉を使うべきか、大変迷いました。そして、心の籠る、生き生きとした交流を願って、道徳的な面を強調する「茶道」でなく、「茶の湯」を選びました...
-
不白会だより
-
-
-
平成二十一年十月二十五日、第十七回江戸千家連合不白会全国大会が、岩手不白会担当の下、開催されました。同会での全国大会は二十五年ぶりの二回目。茶会、懇親会当日は、秋たけなわ、この上ない好天で、全国から参加した会員の晴れやかな再会の場となりました...
-
昨年度師走の茶筌供養は、月光殿が改修工事のため茶筌塚が使用できず、場所を護国寺本堂に移して行われた。本堂仏前にての茶筌供養は初めてのことであった...
-
十一月四日、恒例のごとく、家元邸花月の間において、孤峰忌が執り行われた。床は不白筆三幅対「空 假 中」。はじめに家元の供茶点前により、不白尊像に御茶が供えられた...
-
平成二十二年度の初釜は、恒例の通り、正月八、九、十日の三日間、家元邸に於いて開催され、流祖嶋台の茶碗にて大福茶が振る舞われた。今年は、新潟、高田、群馬、熊谷、長野、茨城、甲府、静岡、高知の各支部から参会者を多く迎え、活気溢れる茶会となった。...
-
私は便覧一〇六号の原稿の最後に、「結局ドイツ人に受け容れられるのは、このような《茶の湯に似た催し》が限界で、稽古が必要な茶の湯に足を踏み入れる 人はこの先も現れないだろう」と書きました。これは、七年間錯誤を通しての実感でしたが、その後思いがけない進展がありました...
-
不白会だより
-
-
-
去る七月五日、江戸東京博物館大ホールにおいて、恒例の東京不白会主催夏期講演会が開催された。今回は、家元の年間課題でもある茶事のうち「正午の茶事」が取り上げられ、解説を交え実演披露された。講師は川上博子先生...
-
第八回妙高天心茶会は平成二十一年九月三日に開催された。当日は曇りがちではあったが、斑尾連峰はもとより妙高山も時折り姿を見せ、何より嬉しかったのは辺りを包む涼やかな秋の気配であった...
-
不白会だより
-
シーボルト生誕の地、ヴュルツブルクから西に二十五キロメートル程の山の中にある Benediktushofという文化センターで、私は年に数回、茶の湯を紹介しています。二〇〇七年の夏、仕事の前に受付へ行くと、「オーストラリア人のジム・フランクリンという尺八演奏家が、あなたの茶の湯の講座での伴奏を申し出ていますが、どうしますか」と尋ねられました...
-
-
-
去る二月十一日、護国寺茶寮において、東京茶道会主催の招待茶会が催された。昨年は同会創立百周年を記念し、招待茶会から始まる一連の行事が行われた年だった...
-
東京不白会主宰の春の茶会は恒例の通り、音羽護国寺茶寮において、四月五日に開催された。本年は六十回の節目の年を迎え、新たな気持ちが込められた記念茶会となった...
-
去る五月十七日、「豪農の館」と呼ばれる、新潟市江南区沢海の北方文化博物館で「越後三楽山茶会」が催された。この茶会は、流派を問わず、東京や京都な ど日本中の茶人が訪れる、全国でも名の知られた茶会...
-
不白会だより
-
私は、会報102号の記事でお伝えしたように、公共の市民大学や教会等を利用して、ドイツの各地で茶の湯を紹介して参りました。市民大学は、ドイツで最も一般的で伝統のある成人教育機関ですが、それぞれの責任者を説得して茶の湯を紹介する講座を開設してもらうのは、必ずしも簡単なことではありません...
-
去る三月十七日、水戸市月例の芸文学苑「茶の湯と周辺の文化」講座に、川上宗康氏が招かれ、茶の湯と稽古のあり様の歴史的変遷をテーマとする講義があった...
-
本年十月二十五日、江戸千家全国大会が、岩手不白会担当で開催されます。岩手での開催は、昭和五十九年の第七回大会以来、二十五年ぶりの二回目となります。十月のみちのくは、丁度秋もたけなわの頃、とのことです。全国からのたくさんのご参加をお待ちします...
-
天心忌を中心とした「妙高天心茶会」が、岡倉天心終焉の地、妙高高原赤倉の「天心山荘」で今年も開催されます。この茶会は、大正12年9月2日に、この「天心山荘」で岡倉天心が最後を遂げたことを偲び、天心の功績の一つ〈茶の心〉を後世に語り伝えていこうと実施されるものです...
-
-
-
平成二十一年度の初釜が、正月八、九、十日の恒例の三日間、家元邸にて開催された。初釜の日取りは脇床に掛けられた光悦の消息に由来する。「八日 九日 十日の内、朝なりとも昼なりとも御茶申すべき候」...
-
恒例の茶筌供養茶会が音羽護国寺において開催された。午前九時半、茶筌塚の前にて読経とともに茶筌供養が執行され、引き続き各流理事により釜が掛けられた。江戸千家では、川上宗康氏が艸雷庵を担当。寄付席の十六羅漢図の下の香炉蒔絵箱に伽羅が焚かれ、本席の床には、松花堂宛の遠州の消息が掛けられた...
-
昨年、創立百周年を迎えた東京茶道会は、二月十一日の百周年記念招待茶会が催され、また記念行事として十月二十二日より十一月四日の期間中、日本橋高島屋に於いて「江戸・東京の茶の湯展 −近代茶の湯の黎明−」が開催された...
-
十一月四日、家元邸花月の間にて孤峰忌が執り行われ、家元により不白尊像に御茶が供えられた。流祖の二百周年にまつわる特別行事のため、家元邸での孤峰忌は三年ぶりである...
-
不白会だより
-
-
-
引き続き、今年の家元教場研究会の課題、「茶の湯の実践」が家元教場にて行われています。花月の間、蓮華庵、会館(応接間)の各席では、それぞれの席の特徴を生かしたもてなしが工夫されています。花や料理、茶道具などを持ち寄るのも楽しみの一つです...
-
第七回妙高天心茶会は、天心サミット(第十三回)と併せて催された。天心サミットは岡倉天心の偉業を後世に伝えるためゆかりの地の妙高、五浦、福井が持ち回りで天心の命日九月二日前後に開催している…
-
二〇〇八年、江戸千家ロサンゼルス不白会が創立二十周年を迎えました。ロサンゼルスでの茶会懇親会への記念旅行が企画され、家元はじめ、全国から大勢の方が参加されました...
-
本年は、雲巌寺住職原宗明老師と、金沢21世紀美術館特任館長蓑豊先生という二人の講師を迎えての講演会でした。まず、最初に家元から、両講師の紹介があり、次に講演に移りました...
-
不白会だより
-
-
-
今年の家元研究会の課題は「茶の湯の実践」。花月の間(広間)、蓮華庵(草庵の茶席)、会館の応接室という、それぞれ特徴のある空間を使って、茶会が開かれています。数人の当番が各席の亭主となり、午前と午後の二回、客を迎えます。
-
今年の桜は早咲きでした。散り際も風情ある光景です。花祭が祝われる好天のもと、恒例の春の茶会が華やかに開かれました。改修工事でしばらく使用出来なくなる月光殿の家元席からは、笛の音が流れてきます。風雅な空気漂う大広間で、お抹茶をゆっくりと味わう。会津八一の掛軸の五言対の語のように、山中にたたずむが如き世界が拡がりました...
-
去る二月十一日、「茶道協会」として、明治四十二年に設立された東京茶道会の百周年を記念する招待茶会が護国寺茶寮において催された。江戸千家家元は、円成庵を担当。床に伏見天皇の広沢切を掛け、古銅花入に不老門、雲龍梅を活けられた...
-
茶の湯は、ドイツでは、” Teezeremonie “ (英語“ Tea ceremony “の訳)と呼ばれていますが、私はこの訳語があまり好きでなく、茶の湯が、非個人的で繰り返し可能な「儀式」では味わえない、深い喜びと安らぎを齎すものであることを伝えられるよう、努めております。
-
江戸千家の流祖川上不白の90年にわたる長い生涯について、残された遺墨、作品、文献等から描き出そうとする研究書。出生の地新宮を離れ、表千家如心斎に弟子入りする京都修業時代。江戸に派遣され様々な有力者と交わりつつ千家の茶を広めていく活躍期。そして後年は、武家社会のみならず町人層と関わりながら市井の茶人として自由闊達に生きようとした...
-
-
-
流祖不白没後二百周年記念、第16回江戸千家全国大会が開催されました。11月3日、東京美術倶楽部で行われた記念茶会には、500人以上の招待客、全国からの会員が訪れました。同日夜、ホテルオークラ東京で開催された懇親会は、家元襲名四十周年の祝賀会でもありました。11日5日には、京王プラザホテルでのシンポジウム「不白の生きた時代」、前日3日には、菩提寺安立寺での流祖不白の墓のお参りが行われました。
-
江戸千家全国連合不白会主催の、流祖不白没後二百周年を記念する全国大会が、平成十九年十一月三日より三日間、開催された。第一日目は、菩提寺谷中安立寺への参拝、孤峰忌にあたる十一月四日には、記念の茶会、同日夜には記念式典、懇親会が開かれた。三日目には「不白の生きた時代」をテーマとするシンポジウムが行われた。
-
11月4日夜、ホテルオークラ東京において、流祖不白没後二百周年記念式典が行われました。昨年は、当代家元川上宗雪宗匠の襲名四十周年の記念の年でもあり、併せての祝賀会となりました。堀内宗完宗匠はじめ、上田宗冏宗匠、多くの来賓の方々の祝辞をいただき、南部利昭岩手不白会会長に祝辞と乾杯のご発声をいただきました...
-
大会三日目は、会場を西新宿の京王プラザホテルに移し、「不白の生きた時代」というテーマでシンポジウムが行われた。まず、司会者川上宗康氏より主旨説明がなされたあと、川上宗雪宗匠と、堀内宗完宗匠、河合正朝先生、佐藤悟先生の三名の講師により各々の分野からご講演をいただいた...
-
平成二十年度の初釜は、正月八、九、十日の三日間、家元邸にて開催された。昨年は家元邸の改修工事のため行われず、二年振りの初釜となった。今年は、一日一度の大福茶。参会者はいつもと変わらずということで困難が予想されたが、和気靄々とした初釜となった...
-
●人生の拾いもの 茶の湯にほれ込んで・大黒裕明(青森不白会) ●曇り空での満月茶会 お月見の会・小学六年 田上結貴
-
江戸千家の流祖川上不白の90年にわたる長い生涯について、残された遺墨、作品、文献等から描き出そうとする研究書。出生の地新宮を離れ、表千家如心斎に弟子入りする京都修業時代。江戸に派遣され様々な有力者と交わりつつ千家の茶を広めていく活躍期。そして後年は、武家社会のみならず町人層と関わりながら市井の茶人として自由闊達に生きようとした...
-
江戸千家において、年間を通じて用いられる代表的な棚、十三種類を取り上げ、その飾り方、使い方を豊富な写真と図版で解説しました。お茶会に、普段のお稽古にお役立てください。
-
-
-
恒例の妙高市赤倉天心茶会も今年で第六回を迎えた。これまでになかった好天のなか、家元による岡倉天心への献茶、続いて山荘での茶会が開かれた。床の掛物は「無心雲自閑」。地元からもたくさんの参加者があり爽快な高原の二日間を堪能されていた。
-
恒例の東京不白会夏期講演会が、東京都墨田区の江戸東京博物館大ホールにおいて行われた。今年のテーマは、小習十三箇条の内から「茶筌飾り」による茶の湯、そして七事式のうちから「廻り花」が選ばれ、好評の実技形式で行われた。講師は川上博子先生...
-
-
-
江戸千家という流派の初代が川上不白であるということはよく知られているところである。しかし、初代不白には、江戸千家という流儀を作り、自らが初代となる気持ちはなかったに違いない。如心斎のもとで修業を続け、紀伊藩江戸詰家老水野家の茶頭職となった不白は、積極的な活動を通し、千家の茶を江戸の武家社会、豪商社会に拡めていった。不白の茶は、各藩の要望により、門弟達により伝えられ、各地に拡まることにもなった。不白は五十五歳の時に、家督を嗣子自得斎に譲っている。不白による免状が作られ、家督も継続され始めたのである。
-
川上不白は享保四年(一七一九)、紀州新宮に水野家の家臣川上家の次男として生まれた。水野家は紀伊藩江戸詰家老職にあり、江戸に仕官した不白は、十六歳の時に主君の指示により、水野家茶頭職になるために表千家七代如心斎の元で修業を続けた。茶の湯は当時、社交接待、稽古事として大衆化の時代に入り始めていたが、不白は師如心斎から茶の湯のあるべき姿を学んだ。延享二年(一七四五)、如心斎より茶湯正脈が授与され、寛延三年(一七五〇)には真台子が伝授された。
-
今年の江戸千家東京不白会春の茶会は、流祖不白二百遠忌を記念して開催され、他支部の参加も得て各席いずれも見応えのある会となった。家元席は、三六畳の大広間に五十人のお客様を迎えるというスケールの大きさ。織部の茶碗、青竹の結界、朱塗りの桶。淡いモスグリーンの瓶子にこぼれるような枝垂れ桜が座敷の中央に飾られ...
-
-
-
去る十一月二日、流祖不白の二百遠忌法要が、菩提寺安立寺において行われた。好天気に恵まれた当日、全国の各不白会より代表者八十名が集まり、二百遠忌の法要は厳かに始められた。午前十時、安立寺住職越塚上人による読経と共に家元の供茶式が行われた。供茶式終了後、焼香が続けられた。
-
-
-
不白手作りの茶器。銘「面カケ」。「面カケ(影)」の名は、下記の如く啐啄斎による歌の追銘である。...不白は、江戸の水野家茶頭職となるために、京都の千家如心斎のもとで長期間にわたり修業を続けた。そこで修得したことについては、如心と不白、に焦点があてられた研究が進み解明されてきている。
-
流祖の二百回忌に因む取合せ。寄付には、不白手作りの茶碗、茶杓が展示された。やはり手作りの遺品は、直接流祖不白の人柄を伝えてくれる。本席は、流祖の一行はじめ、不白好みの代表米棚が用いられ、点前と飾り方に変化をもたせた趣向。仁清の水指が殊の外生かされていた。
-
●「マイ茶杓」茶杓削り講習会・久留米不白会 ●「来年も続けたい」子ども茶道教室開催・岩手不白会
-
-
-
本年(平成十八年)は流祖不白(享保四年〜文化四年 九十歳)の二百遠忌にあたります。不白は紀州新宮に生まれ、紀伊藩江戸詰家老水野家の家臣として表 千家七代如心斎の下で茶の湯の修業をし、紀伊藩水野家の茶頭として江戸の武家社会、町人社会に茶を伝えました。
-
去る2月11日の建国記念の日、恒例の招待茶会が護国寺茶寮に於いて行われ、各流家元が各席を担当された。江戸千家家元は円成庵に釜を掛けた。床には小堀遠州の長文の消息、宛先は石弾正遠州59歳の老筆のものであるが壮年の筆力のある消息である。黒高麗、扁壷に山茱萸、不老門(椿)が生けられ、床の間が見事に調和していた...
-
2005年11月の東京茶道会月釜に蓮鶴先生が艸雷庵に釜を掛けられました。寄付の床は不白の子息で江戸千家二代自得斎の掛軸「日々是好日」。蓮鶴先生がお好きな禅語で、ご自身でも短冊によく書かれています。本席の床の間には不白の師如心斎の後継者啐啄斎の飛石画讃。重々しくなく、茶味が感じられました...
-
-
-
第4回「妙高山天心茶会」が、赤倉天心山荘において、去る9月3日、4日に開催された。主催は妙高山天心まつり実行委員会。毎年、天心山荘に江戸千家家元が釜を掛け、山荘近くの庭では裏千家新潟支部の方々による野点席が設けられる...
-
-
-
茶の湯は、師のところに行き、お点前の稽古だけをするものと思われがちです。しかし、茶の湯は本来自らが支度をして人を自宅に招いてするものです。点前はすでに支度から始まっています。簡略な茶の湯も手の込んだ茶の湯も、基本は同じことで工夫が大切。茶室、座敷がなくとも茶の湯で人を招くことができるものです...
-
恒例の東京不白会春の茶会。今年の月光殿家元席は、点前のみならず、人を招くという稽古を実演披露するというもの。「この度の家元席は、近頃提唱している私どもの稽古の様子を皆様にご覧いただく趣向にしました。茶会の有様を考えていただく機会になればと実行いたします」という家元の挨拶が配布された会記に添えられた。
-
●茶筌飾り、仕組茶碗、組合点・青森不白会 ●筑前芦屋釜の里を訪ねて・久留米不白会
-
-
-
-
-
-
江戸千家便覧『ひとゝき草』が100号に達しました。そこで、主な連載の索引を掲載いたします。
-
© 2009 edosenke