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2024年4月20日

2024年度 家元教場研究会レポート(3)

家元教場研究会 古典「茶通箱」

(土曜B組) 一色宗海

「手の左右の扱いにとらわれるのではなく、茶通箱において何が大切であるかに思いを寄せること。箱には貴重なお茶が二つも入っている。自然と普段よりもより慎重に丁寧に扱うことになり、それは主客の交わりに思いを寄せることにつながる」「手の所作や箱自体に格式が宿るのではなく、お茶を持ってきてくださったお客に感謝し抹茶を大事に思い、共に美味しくいただくことにつきる」......と教えていただきました。
 所作は目的のための手段であり、目的を達成するために何をするべきか、常に自ら考えることが必要だと気付かされました。

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