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2017年2月7日

中野支部長先生の月釜に

桒原宗誠(新潟不白会)

 二月七日、中野先生が「今年は少し頑張ってみます」と始めてくださった月釜の第一回目に、社中でお招きいただきました。お家元の丹頂の絵の掛かった待合で春蘭の湯をいただき、路地を通っての席入の時には雪も止んでおりました。初めてのお茶室「忘己庵」では良寛の「思無邪」が掛けられ、その凛とした空気に身が引き締まりました。唐物の炭斗、筑前芦屋の釜、万慶寺の丸釘で作られた五徳に驚きました。
 掛物の通り、飾らずありのままのご亭主と正客との話に耳を傾け、楽しみつつ勉強させていただきました。先生の心のこもった懐石料理、平目のお造り、鮑の椀、のどぐろ、強肴の盛り付けも美しく美味しく感激いたしました。私にとって本懐石も久し振りで詰めをさせていただく事で良い経験となりました。
 後座には青竹の一重切にまんさくと白の妙蓮寺椿が入れられ、高麗のお茶碗(春の山)、不白の茶杓(六華)で星の奥をいただき、流祖の赤楽(末松神)、了入の黒楽(寒菊)でいただいた星の昔にも感動いたしました。
 私も背伸びせず自分なりのもてなしで、いつか先生方をお招きできればと思いました。

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