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2017年3月1日

五智窯での「八寸のお茶」体験旅行

浅見恵子(新潟不白会)

 早春の一日を、新潟不白会青年部の日帰り旅行に参加しました。青年部とはいえ青年から八十代までの各世代の集まりです。まず、五智公園の山道を登って行くと様々な山草花が咲いていて皆様はよくその名前を知っておられ、初心者の私はびっくりでした。下の方で蕗の薹を採って喜んでいた方々も上の方で花開いた蕗の薹集団に「もったいないわー」という声。そして木村先生の五智窯を見学し無造作に置かれた作品を眺めたのち木村亭へ。
 木村先生がご用意下さった手作りの蕨の一本煮、おこわ、鰻の煮付けに舌鼓を打ち、花開いた蕗の薹の花弁をお汁に入れる食べ方にびっくり。上越の濁り酒を先生の作品の片口でいただきそのすっきり感が気に入り、「自宅のお茶」用に購入しました。
 作品の説明、昔話を聞きながら、先生のお点前でお茶をいただく至福のひとゝきを過ごさせていただきました。

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