江戸千家 > 会報から(103号) > 平成二十年家元教場研究会

■平成20年家元教場研究会

●茶の湯の実践(第3回)

 引き続き、今年の家元教場研究会の課題、「茶の湯の実践」が家元教場にて行われています。
 花月の間、蓮華庵、会館(応接間)の各席では、それぞれの席の特徴を生かしたもてなしが工夫されています。花や料理、茶道具などを持ち寄るのも楽しみの一つです。一部を写真で紹介します。

■花月の間
広間点前
花月の間で、お抹茶を一服
  
広間で一献
手作りの点心を味わう
 
点心一例
季節の素材を使った工夫の点心
一献を楽しむ
初座の一献で場が和む
■会館(応接室)

会館一献
まず、乾杯
  
点心一例
グラスや皿も担当者が持ち寄ってコーディネート
  
テーブル茶で一服
話題の絶えない気軽なテーブル茶
会館花
木槿、都忘れ、水引き
■蓮華庵

蓮華庵外観
水を打った蓮華庵前
  
蓮華庵で一服
小間の濃密な空間で茶を喫す
 
蓮華庵床
蓮華庵床
 
■教場にて

 教場飾り付け
 
 教場には陶磁器や掛物などが飾られ、それらを鑑賞する場にもなっている。
 この日は木彫の平安仏に、朝開いたばかりの蓮が添えられた。
 引き続き、『茶話指月集』の読み合わせが続いている。

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