2024年9月21日
2024年度 家元教場研究会レポート(9)
家元教場研究会 古典「台天目」
(土曜B組) 遠藤宗雅
午前中の講義で、『ひとゝき草』145号「井の中」に書かれた家元の目指された本当の茶の湯の世界、家元の半生について伺いました。お話を聞きながら、自分の茶の湯に対する姿勢や考え方を今一度振り返る機会ともなりました。

家元の研究会に通うようになってから「実践(自宅の茶)を前提としたお稽古」について考えるようになりました。体操の一部や、社中や友人を招いての簡単な「自宅の茶」を実践するようになりました。せわしない日々の中、お稽古で季節感溢れる設えやお道具に囲まれて別世界を味わうのはとても好きですが、ドタバタと掃除や準備に追われつつ、自宅にお客様を招きして一服差し上げるのも新たな楽しみになりつつあります。家元が度々おっしゃってくださったから行動に移せたと思います。
まだまだお点前も勉強することだらけですが、稽古と実践の両方を行き来することでより茶の湯を深く知りたいと思います。
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