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2018年4月11日

家元教場研究会レポート⑵

課題ー古典(相伝物) 第一回 唐物(盆点) 

永野宗与(水B:新潟不白会)

 八寸の料理の準備を担当しました  後座は唐物茶入の披露がなされる特別な座で、上客のおもてなしであることを意識しました。今しかない当地新潟の旬の食材にこだわりました。気候の影響で、なんども市場に通い、ようやく納得する材料を手にすることができました。少量の八寸三品でお酒と共に醍醐味を味わってもらうことにしました。
・春の良い時期にしか捕れない櫻鱒の焼き付け。
・地物の菜花を出汁に漬け込み寒天を流し固めたもの。
・生のウルイに蕗味噌を添えて。
 料理を決めるまでにずいぶん悩みましたので、初座の様子を見ていると、私も一緒に入りたい気持ちになりました。

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