江戸千家 >  不白会だより > 三木町棚を学ぶ 茶事の流れの中で

2013年6月2日

三木町棚を学ぶ 茶事の流れの中で

宗康先生招請研究会

亀山穂雪(高田不白会)

三木町棚茶事
 去る六月二日、東本願寺高田別院にて、宗康先生招請研究会が開かれました。課題の三木町棚について、棚の特色や時代背景、江岑棚との違いなどを教わった後、三木町棚を用いた付薄茶の後座の席が設けられました。お花をたくさん集まりましたので花所望も加わりました。
 私は、二客として参加したのですが、先生のご指導と正客、三客の先生に助けられ、お床の花、ご亭主のお菓子と抹茶に至福のひと時をいただきました。
 その後は服茶、七種の蓋置の説明と扱い方の実践、茶器の清め方の実践と盛りだくさんの内容でした。「心を込める」ということを強調され、頭で覚えないで身体で身に付けるようにとも教えてくださいました。ご教示を胸に今日からまたお稽古に励みたいと思います。

カテゴリー:研究会/宗康先生招請研究会 「三木町棚を学ぶ 茶事の流れの中で」のリンク