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2011年4月18日

はじめての亭主

家元招請研究会−【茶事の実践】

田島宗美(八女不白会)

とある茶席の寄付
とある茶席の寄付
 午前中は各自宅にても茶事、午後は亭主客共に一堂に会し、反省会、その反省会会場に茶室があり、自宅が遠方等の理由で席を持てない方が利用してはと、一席設けることになったそうです。
 三月の中旬、「持ち出す道具は少なく、気軽な席にするので亭主を」と声かけをしていただきました。
一献のやりとり
とある茶席での一献
 せっかく先生からいただいた機会なので、できないながらにがんばってみることにしました。
 「盆点てでお濃茶を、点心は花見弁当のお重を利用しましょう」と先生より助言をいただき、お席の準備がはじまりました。会場と兼ねあう取り合わせ、「火が使えないからお炭に代わるものを」と色々なおもてなしの仕方を教えていただきました。お客様に楽しんでいただくようにと瓶かけの火を蝋燭にし、食材も季節のものを取り合わせました。
一献その2
 先生をはじめ半東さんの助けがあり、お客様の温かい支援のおかげでどうにか無事に終わることができました。大変な中に楽しんでいる自分がいました。お茶をされている方々が、大変だけど、と言いながら長年続けられている気持ちがわかるような気がしました。
 お家元からは、「信」の字をいただきました。添えのお言葉に「他をあざむかない」とあり、お茶に限らず、何事にも自分を信じ相手を信じて生きていきたいと思いました。
 このような機会をいただいたことにとても感謝するとともに、よき機会を大切にし、何事にも積極的に参加していこうと思いました。

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