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2010年6月5日

名物茶入飾りで亭主を学ぶ

宗康先生招請研究会

田中宗央(福岡不白会)

名物茶入を扱う
正客の前で名物茶入、盆を披露
 名物茶入飾りでは、貴重なお茶入の扱い方を学びました。大切なお茶入ですので、姿勢を低くしてゆっくりと大切な扱いをいたしました。
 先生が実際に服紗さばき、お茶入の扱い、お盆の清め方などお手本を見せて下さり、ゆっくりとした動作の中にもリズム、呼吸が大切なのだということを体得いたしました。
 初座の名物飾りからはじまり、お炭点前、濃茶、薄茶と、お茶事の形ですが、社中の若い者でそれぞれが担当し、断片的だったものが一つの流れとして理解できました。
 また後の時間では、長緒の扱い方、箱の紐結び、ふろしきの結び方などお教えいただき、本質に触れた思いでした。
茶入の扱いを繰り返す
割り稽古
 私にとって、亭主役は初めての経験で、また不慣れなことでしたが、ご指導をお受けすることで、ひとつひとつ思いを深くいたしました。また、準備の段階では特にお道具組みがいかに大切かということをご教授いただきました。
 今回の研究会にあたり、大変貴重なお道具の数々をお出しいただきました賛助会員の田中孝先生には心より感謝いたしております。そしていつの日か、自分なりの趣向で余裕をもってお茶事ができるようになるため、今後より一層お稽古に励みたいと思いました。

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