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2014年9月14日

お茶事形式で「盆点」を学ぶ

博子先生招招請研究会

里舘宗泰(岩手不白会)

盆点
 空の青さに秋の訪れを感じる九月十四日、博子先生をお迎えして盛岡市中央公民館にて研究会が行われました。お忙しい先生に直接ご指導していただける貴重な機会とあって、峰雪会員四十一名が参加致しました。課題は「盆点」でしたが、博子先生がご亭主になられ、光栄にも私は次客に入れていただきました。
 はじめに「盆点」について、「唐物や瀬戸の名物など特別な茶入を披露するときのお点前であり、茶入を盆にのせて特別に重く扱います。その他についてはさらりと流してメリハリをつけることも大切です」というお話がありました。
 席入りで床の家元筆『心月輪』のお軸を拝見し、ご挨拶の後、当番の先生が用意してくださったお膳と一献を頂き、正客のお誘いに応じてご亭主もお持ち出しになりました。博子先生のお優しいお話に座がなごみ、次々と出てくるお料理に話が弾み、研究会であることや諸先生方の視線が背後にあることを忘れ、それまでの緊張もほぐれていきました。お炭点前を拝見した後、中立となりました。
盆点の手前
 後座では、「盆点」でお濃茶をいただきました。本日の主役のお茶入は、南部家伝来の流祖不白作『立布袋』、盆は真塗のものでした。お茶碗は高麗茶碗で、お家元が南部会長と八幡平でお会いになった際に『一声彷彿又千声』と箱書きされたという思い出のこもったものでした。ご亭主のお茶入に対する思いが、丁重なお点前から伝わってきて、自ずと「盆点」の世界に引き込まれていきました。また丁寧に練られたお濃茶はとても美味しく御心が込められておりました。博子先生の洗練されたお点前を間近で拝見させていただき、お客役をいただいたことに感謝致しました。
 「盆点」について学ぶとともに、お茶事のあり方、美しい所作など多くの事をお教えいただき、充実した研究会でした。

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