(土曜B組) 一色宗海
「手の左右の扱いにとらわれるのではなく、茶通箱において何が大切であるかに思いを寄せること。箱には貴重なお茶が二つも入っている。自然と普段よりもより慎重に丁寧に扱うことになり、それは主客の交わりに思いを寄せることにつながる」「手の所作や箱自体に格式が宿るのではなく、お茶を持ってきてくださったお客に感謝し抹茶を大事に思い、共に美味しくいただくことにつきる」......と教えていただきました。
(水曜B組) 圡田宗充
茶通箱は「二種の茶の飲み比べがすべてである」という家元の言葉に強い印象を受けました。そうなると茶通箱を使った茶事での会話は、茶を飲み比べての話題が中心になる。そのためには飲みものとしての茶に対する深い知識と洞察が必要となる、これは学ぶ必要があると思いました。しばらくは美味しいお茶を点てることをテーマに茶を学ぼうと決めました。池内宗有(茨城不白会)
本年も四月九日に、笠間稲荷神社において例大祭が執り行われました。ようやく桜も見頃となりましたのに、当日は朝方より春の嵐でした。西依宗直(久留米不白会)
茶通箱は相伝のイメージが強く、箱を取り扱う作法にばかり気を取られておりました。初伝で茶通箱のお点前を習得するのは結構大変だと思っておりました。
中野恵雪(新潟不白会)
午前中家元からお茶を運ぶ道具としての「茶通箱」が、水屋に置かれ、やがて表道具となり現在の姿となった変遷や意味についてお聞きした後で、体操十種から体をほぐすひとときを教わりました。(水曜A組) 松田宗啓
茶通箱は相伝の時のみ行う点前と思い込んでおりました。日常抹茶をいただいたり、差し上げることが多い中、頂戴した茶を茶通箱を使ってもてなす事を思いつかなかった事を恥ずかしく思います。
今井宗美(新潟不白会)
元日夕方新潟でも揺れを経験し、二カ月経った今でも市内西区では液状化被害で我が家で生活できない方もおられます。ましてや能登半島ではライフラインの復旧すら遅れているとの報道に、つらく困難な生活を続けておられる方々を思うと胸が痛みます。(佐賀不白会・八女不白会)
小川宗弘(新潟不白会)
令和六年一月二十八日、新潟不白会九十周年記念祝賀会としての初釜が老舗料亭「鍋茶屋」にて開催されました。当日は、家元ご夫妻、宗康先生ご夫妻、新柳様ご夫妻、そして東京と高田支部より役員の方々にお出ましいただき、支部会員百余名参加の盛大な会となりました。
午前は中野宗順支部長の濃茶席と、四席のテーブル茶席が設けられ、午後の祝賀会では美味しい料理と特別酒に舌鼓を打ち、家元の篠笛のご披露で花を添えていただきました。
また、はじめて参加させていただいた娘三人は、華やかで温かい雰囲気を楽しみながらますます茶の湯に関心を深めたようです。御堂島良子(長野不白会)
一月十二日。朝の気温は氷点下七度、信州の冬らしいきりっとした寒さで、見上げた真っ青な空がとても清らかでございました。
●茶の湯の原点を見つめて
この度は、皆伝伝授式において、家元、奥様、新柳様、正客の落合先生他、皆様に総出で祝っていただき、本当にありがとうございました。
初めて伺う茶室のたたずまいにまず圧倒され、「家業」と表現された家元の言葉に、その継承の実際を目の当たりにし、深い感銘を受けたところです。久留米篠山で「乱飾」を伝授していただいてから二十年、最後の「皆伝」を家元自身からいただけたのは幸いです。
手作りのお料理の数々、鮮やかなお菓子、運びの皆様のさりげないお声かけの心遣いに気持ちが和みました。そして何より、家元によるお点前は圧巻でした。
始める前に深呼吸をされ、そこに何か決意めいたものを感じ、その緩急のリズムにまばたきもせず見入ってしまいました。ここに「本物」があると感じました。また「、孤峰不白」の背景にある意味を初めて知り、四十年目にしていたはずの「孤峰」の意味も知らず過ごしていたこと、恥ずかしく思います。茶花のすっとした切れは、久留米での研究会、梅林寺の折も学ばせていただきました。『行雲流水』の句集は、帰りの新幹線で拝読しました。一つ一つの句の情景、その時の心持ちが、簡潔な中に、しっかりと伝わってきます。また「ニーチェ、朔太郎、大津皇子」等、哲学や文学、歴史に渡る幅広い見識に驚きました。その中で「富士の山上るも下るも一歩一歩」が四十年間遅々茶の湯を続け、今、皆伝をいただいた私の心に一番合致しました。この句集から、家元の全国を歩かれたその足取りのご苦労、喜びが思われます。
私も一句つくってみました。
照り葉置く主の心か露地の庭「ちらと見た露地の石に散る照り葉が、まるで意図をもって置かれてあるようだ」との意です。
最後に、家元の「どうぞ、お茶を自分のために」という言葉が、少し意外で印象に残っています。人に教えることばかり考えていた私にとって、原点は何かと問われているような気がしました。私自身にとっての「茶の湯」とは何であるのか、日々見つめていきたいと思います。
久留米不白会 生津宗郁
●道号をいただいて
先日は上伝を賜り、まことにありがとうございました。美味しいお料理、由緒あるお道具、美しいお点前、これからの私の人生に彩りを与えていただける大変貴重な経験をさせていただきました。
高校生だったころ、お菓子を楽しみに半ば遊び感覚で茶道教室に通っていた頃は道号がいただける日が訪れるとは、夢にも思っておりませんでした。名前に恥じることのないよう勉強して参りますので、今後もご指導よろしくお願いいたします。
群馬不白会 青栁宗匡
●感謝の気持ちを胸に
初めて池之端に伺った時、左手にお箸を持ち替えてお菓子を取ったのを家元が気付いてくださり、その後左利きの点前を開発くださったことが、ここまでお茶を続けられた大きなきっかけになりました。利き手を使えることで安心して落ち着いてお茶に集中でき、お茶のみならず人生を深く感じられる時間になりました。
美味しいお菓子とお茶をいただくだけではなく、もっと勉強したい、もっとお茶のことを知りたいと思い、お稽古を続けて通えるようになりました。お茶を始めて周りのことにも興味を持つことができ、陶芸にも出会えました。
先生方にも恵まれて、家元はじめ雲鶴先生、落合先生、矢口先生、高橋先生に入門当時からお世話になったのもお茶を続けられた理由です。感謝の気持ちで一杯です。
今年はお免状をいただいて、本当にいい年になりました。「友雪」という素敵なお名前、雪を友と敬ってお茶に精進いたします。
東京不白会 内山友雪
●「秀嶽」のお軸を胸に
晴れた初冬の一日に上伝の相伝式を迎えさせていただきました。家元、中野先生のご指導、雲鶴先生、新柳様はじめ皆様の温かいお心遣いと、深く感謝申し上げます。
心に残りました床の「秀嶽」のお軸、その力強い筆致に圧倒されるばかりでしたが、ご相伝の際、多くの先輩方がご覧になられたことに思いを巡らせますと、何だか勇気が湧いてまいりました。
今はその麓にも立っておりませんが、気持ちを新たにお稽古に精進してまいりたいと思います。雪深い地で生まれた私には「恵雪」の道号もありがたく、大切にしてまいりたいと思います。
新潟不白会 中野恵雪
●これからも楽しく
師走を迎え山には白い雪も見える新潟でしたが、東京は天高く青空一杯で気持ちのいい一日でした。
門をくぐりお庭に見入り、ご準備いただいたしつらいの数々、家元のお気持ちが嬉しく感動いたしいました。初座での心のこもったお料理は、ほっこり身体も温まり楽しいお話で緊張も和らぎました。家元のお話で、忘れていた振り返りができました。この日だからこそ大切に思い、お茶をやっていて良かった、これからも楽しく続けようと思う一日となりました。
たくさんのご準備をいただいた奥様、新柳様をはじめ皆様にお礼申し上げます。
新潟不白会 斎藤和雪
影山宗翠(福島不白会)
郡山市にある 世紀公園麓山の杜主催の「大人の茶道教室」を、九月、十二月の二回、郡山市茶道連盟の当番として福島不白会根本社中が講師として開催しました。太田宗恵(福島不白会)
家元をお迎えしての四年ぶりの研究会でした。「体操十種」では、茶の湯を行う上で身体は重要、呼吸、正しい姿勢、座り方が体操中に折り込まれており、頭の先からつま先に、芯が通って行くのが感じられます。中でも「だだっこ体操」。子供がおねだりをして駄々をこねるように、腕をぶらぶらさせながら、「ヤダ、ヤダ、ヤダー」と身体をねじる。大きな声を出して笑いながら、とても良かったです。
曽原宗香(熊谷不白会)
午前中の体操では、家元と一緒に爽やかに身体を動かし、その際「体操は身体への旅」と心得よとお話いただきました。
「興味をもって自身の身体と向き合うこと」で、「自身がこうありたい、そこ(旅先)にたどり着くためには、どのように、どのような行程(体操)を経ていけば、よいかを考え、どのような心持ちで日々を過ごすべきか」をご教示いただいたものと理解しました。効果的な身体の動きのみならず、今後、自身のどのような姿を意識して人生を歩んで行くかを意識し、実践して行くべきヒントをいただいたものと実感しております。 午後の花付き花月では、美しく生けられた花と、花月の楽しみを興味深く拝見しました。そしてコロナ禍に適応した新たな形の、札なし花月では、永きにわたり時代とともに進化するその過程を目の当たりにし、貴重な経験をさせていただきました。斎藤和子(新潟不白会)
九月十六日、新潟県文化祭茶会にて中野里雪先生が新潟不白会として初めてのお茶会を担当され、私もお点前のメンバーとして参加しました。里雪先生から「今回は立礼席なので華やかにしたい」と言われ、五人のメンバーは着物の打ち合わせをしたり、前日までお点前の確認を兼ねて練習を行いました。当日は宗順会長はじめ新潟の先生方・先輩方が受付・水屋に入っていただききお客様をお迎えすることができました。
跡部宗佳(八女不白会)
先日、家元の研究会に参加し、一番印象に残ったことは「茶会の主役は誰か」というお話でした。西依宗直(久留米不白会)
今回は久しぶりに家元にお越しいただき、さらに初めての佐賀不白会の皆様との合同の研究会でした。緊張感と同時に一堂にお会いでき、和やかな雰囲気でした。この三年間はリモートでの指導でしたが、対面での「体操十種」では、身体が思ったより柔軟に動くようでした。
お花に四季があるようにお軸も同様であることだと感じました。橋本宗千・本間冨美子(山形不白会)
○山形不白会ではオンラインで家元研究会を行いました。「身体への旅」と題し、「頭の位置と腹式呼吸」の大切さを教えていただきました。頭の位置、良い姿勢はずいぶん前からの私の課題です。
朝起き上がるまでの時間に、寝ながら体操をゆっくり自分なりに初めていいます。ぎっくり腰になりお茶会を急に休まざるをえなくなったこともあり、筋肉を柔らかくするためにも毎日少しずつ続けています。
花を生ける楽しさ、愛でる楽しみとお茶席の空気が伝わってくるようでした。
札なし花月は、客自ら「月」「花」を選ぶことも衝撃的で、全員に役が回ってできるのも楽しく感じられました。
直門の方々のきれいなお点前、茶席での集中力に茶の湯の奥深さが感じられました。 (本間冨美子)
川山宗初(青森不白会)
八月始めのねぶた祭りの期間に三日間、青森港に寄港するクルーズ船(ダイヤモンドプリンセス、ベリッシマ)のお客様にお茶会でおもてなしを致しました。
中山精雪・伊藤温雪(高知不白会)
●リモートから今回久し振りに高知にお越しいただき、お目にかかれて嬉しく思っています。花月では感染対応に併せてのお茶碗の扱いから部屋に合わせてのしつらえ、またお客さんの所作や花札の扱いなど、教わる事が多種多様で、まさしく花月百遍おぼろ月のような感じでした。寝ながら体操は、早速家で行っていますが、いざやってみると家元のようにスムーズにできません。自分なりに継続していき心身ともにリラックスしていきたいと思います。そして、短時間でしたが、新柳先生のお灰はとても綺麗で感激しました。再た高知で家元と新柳先生に教授していただける日を楽しみにしております。 (中山精雪)