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2025年10月5日

青森市民文化祭を終えて

加賀秀雪(青森不白会)

 程なく錦秋を迎える八甲田連峰を展望する会場にて青森市茶道諸流会が催され五流の釜が掛けられました 当支部は昨年文化団体からの受彰と十一代家元襲名に祝意を込め、元支部長現在相談役の津田宗禮先生が釜を掛けられ私も師への感謝の念を込めお手伝いさせて頂きました 寄付きには「縁」本席の大広間には茶席を悠然と見守るかのように力強い「紅葉青苔」が。共に名心宗匠より支部の記念すべき折に賜ったお軸です。
 床には新柳斎家元の襲名記念の袱紗に愛らしい「江戸時代粉溜柿蒔絵香合」と「被覆」が飾られ話題と成りました。華やかさのなかにも奥ゆかしさ重厚さがと先生のお人柄が感じられるお道具組に皆さん興味深げに拝見質問なされておりました 支部の皆で心を込め点てた八女のお茶は美味しいとのお褒めの言葉で安堵いたしました是非もう一度と足をお運び下さる方も御座いました。
 九十二歳に成られお元気に席主を務められる師のお姿に長年支部の礎を築かれ先生の師でもある岩崎宗蓬先生のお姿が重なります今回江戸千家の茶の精神が脈々と繋がる事の大切さと嬉しさを感じ私共も継承していかねばとの思いを更に強く致しました。

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