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2019年12月8日

自宅の茶に目覚めて

真子宗佐(佐賀不白会)

 昨年十二月、川上不白生誕三百年という節目の年に、家元邸でのご相伝式に出席させていただきました。家元は真剣なお点前を私たちに示してくださり、「実践が大切である」ことを重ねて話されました。
 顧みますとこれまで私は稽古にばかり関心が向いて、それほど実践をしていませんでした。これををきっかけに家人・友人相手に、自宅の茶を少しずつ始めてみますと、新たな発見や楽しみが拡がっていくのを感じています。
 正月にカナダの友人が来訪したときには、家族と一緒にテーブルを囲み、皆に茶を点てながら楽しく過ごしました。友人がカナダの自宅でも抹茶を飲んでいると聞き、日本文化に対する関心の高さに驚きました。 また、かつて茶道をされたことのある来客にもテーブル茶でのおもてなしはとても喜ばれます。近ごろはいつでも出せるように茶碗や茶杓・服紗などをお盆に準備し、毎日家人相手に茶を点てながらひと時を過ごしています。これからも稽古をしながら、楽しく自宅の茶を続けていきたいと思っております。

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