2025年2月1日
山形市民文化賞受賞・山形不白会恒例茶会
庄田宗雅(山形不白会)

令和七年二月一日、山形グランドホテルにて、佐藤孝弘山形市長、各界の方々、山形市芸術文化協会会員の方々百二十名が参加されるなか、第六十六回山形市民文化賞記念式典授賞式が開催されました。若輩ながら私は、山形市茶道連盟よりご推薦いただきまして、山形市民文化賞を受賞致しました。これもひとえにご指導いただきました名心宗匠、宗雪家元、ご尽力いただきました先生方、山形不白会会員の方々のおかげであり、皆様と共に頂戴いたした賞と深く感謝申し上げます。式典前には、名心宗匠お好み「星の昔」と雪輪をかたどった主菓子をふるまい、皆様に江戸千家のお話をさせていただきました。この度の受賞に際し、江戸千家の名前がでましたこと、このうえなく嬉しく思っております。
五月十一日には、山寺芭蕉記念館全館をお借りし、第七十八回山形不白会恒例茶会を開催致しました。中村昌生先生設計の茶室にて、本席、立礼席、点心席と三席しつらえました。点心席では、生田流琴曲の音曲を聞きながら新緑の美しい風景で御一服していただきました。私は、本席を担当致しました。茶席では、江戸千家の襲名式や記念茶会、展示会、流祖不白ゆかりのご説明などをさせていただき、各流派の先生方も熱心に聞いてくださいました。
昨年末から今年にかけて、五十八年ぶりの襲名式・記念茶会・記念祝賀会と歴史に残る様々なお式に参加出来ました事、めぐり合わせの貴重な体験ができましたこと、大変感謝申し上げます。今後とも、お茶の道に精進いたし山形不白会もさらなる飛躍をしていけますよう会員一同、心にきざんで参ります。
今後ともご指導、ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。
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