2025年6月7日
青森名心宗匠招請研究会
名心宗匠招請研究会 〈課題:体操・小習〉
三國宗裕(青森不白会)
名心宗匠をお迎えし、「体操」、「小習・風炉の灰」をテーマに研究会が開催されました。まず、宗匠がご持参された、詩人・フランス文学者である堀口大学先生の掛け軸を鑑賞させていただきました。「富士山 髙く つつましく」の書からなるお軸に、改めてお稽古の心のありようを考えることができました。続く小習では、二種類の風炉にそれぞれ遠山と丸灰押切りの灰型を皆様で作成しました。宗匠からは、灰の量や丁度良い火袋など細かなご指導をいただきましたが、特に、「客人を想い、本気で取り組むこと」という言葉が心に残りました。
その後、体操で身体と心をリフレッシュさせてから、作成した風炉の灰で炭手前を行いました。美しく作った灰を崩してはならないということに心を奪われ、肝心の釜の湯が不足しておりました。「お稽古がそのまま実践に現れる」との宗匠のお言葉に、お稽古での「本気で取り組むこと」の不足をご指摘いただいた思いでした。最後に、随行の方の左利きのお点前を初めて拝見させていただきました。このように、多くを学べた研究会でしたが、溌溂とされた宗匠にお会いできたことを最も嬉しく感じました。今後は「本気で取り組む」を忘れずに、謙虚に学んでいきたいと思います。
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2025年3月17日
神戸名心宗匠招請研究会
名心宗匠招請研究会 〈課題:小習・体操〉
吉田慶子(神戸同好会)
神戸教場では、三月十七日に名心宗匠にお越しいただき、研究会が開催されました。前半は小習と体操、後半は「花月」のご指導をいただきました。普段のお稽古では先生方のご準備により予め整えられた茶室に入ることが多く、準備段階である小習については、あまり知識がありませんでした。
今回は花と掛軸について宗匠のお話を聞きながら一つずつの動きを目で確かめることができ、とても勉強になりました。体操は着物姿でできる立居の体操を教えていただきました。動きは少ないのですが基本の基本である深い呼吸と正しい姿勢を保ちながら、ゆっくりと動くというのはとても難しいと感じました。長年の習慣で浅い呼吸と前屈み、そり腰と悪い癖が身体にしみついてしまっています。正しい呼吸、正しい姿勢に戻るのはなかなか難しいですが、まずはお茶室の中から心掛けていきたいと思いました。休憩をはさみ、後半は四畳半での「札なし花月」と「炭付き花月」に取り組みました。「炭付き花月」では炭点前全くの初心者の私にまさかの札が当たりました。先生や社中の皆様がハラハラと見守る中、戸惑って手が止まってしまう私に一つ一つ丁寧にご指導いただき、何とか最後まで終えることが出来ました。

直に宗匠のお声を聞いてご指導いただけることに感謝するとともに幸せを感じた一日でした。
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