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東京茶道会 招待茶会

令和8年2月11日(水・祝)
於 音羽護国寺
牡丹の間 主 川上宗雪

牡丹の間 床

 二月十一日、建国記念日に行われる恒例の招待茶会が音羽護国寺において開催され東京の各流儀の宗匠方が釜を掛けました。江戸千家では宗雪宗匠が牡丹の間を担当。護国寺は、五代将軍徳川綱吉が、生母の桂昌院の願いにより創建した祈願寺で、牡丹の間はお参りになる徳川家の方々の休憩の場だったともいわれています。
 家元としてはじめての招待茶会席持ちとなる新柳斎宗雪宗匠は、流祖不白の「松樹千年緑」を掛け、格調のあるお部屋を引き締めていました。霰の立ち上がりがぼんやりとして温かみのある筑前芦屋の釜、雲がにじんでいるような文様の御本三島の茶碗、紅白梅の棗、梅鴬蒔絵の硯箱など、冬から春へとうつろう季節が感じられるようでした。この日は午前中は雨模様でしたが、午後には暖かな日差しが差し込み、一五〇人程のお客様が温かいお茶を満喫しました。

流祖不白 八十三歳 「松樹千年緑」

【会 記】

床 不白筆 横
   松樹千年緑
 花 加茂本阿弥椿 檀香梅
 花入 龍耳四方古銅
 脇 梅鴬蒔絵硯箱
   瓢箪形香合 真葛
 風炉先 金
 水指 高取
 板  長板
 釜  雪丸 芦屋
 炉縁 菊桐蒔絵
 茶器 梅蒔絵 平棗 松亭作
 茶杓 不白作 銘 恵方
 茶碗 御本三島
  替 薩摩 筒
 蓋置 竹形 因久山焼
 建水        浄益作
 御茶 星峰   星野製茶園
 菓子 羽衣    越後屋製
 器  赤絵
    芙蓉手

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