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2016年10月23日

工夫の研究会 「自宅の茶」

家元招請研究会 

内山宗博(新潟不白会)

 拙宅、了知庵に家元はじめ三名のお客様にお越しいただきました。
 見よう見まねで作り上げた待合、外腰掛、露地を通って席入。家元のご挨拶で「あちこちに風呂敷が掛けてありますが、何か趣向?」片づけが済まず目隠しですとも言えず、口ごもりましたら皆様、大爆笑でした。
 地の物で一献。お家元が喚鐘一回打たれて隣の部屋のテーブル席で、お濃茶。半東さん点前で薄茶、至福のひとときを過ごし楽しみました。茶を習い始めた時から集め育てた茶花を庭で見ていただき散会。
「茶の湯は実践の世界、お客様を招くことです」の元で研究会で今まで続けて下さった支部の皆様のお陰でこのようなまたとない幸運に恵まれ勉強できましたことを感謝しております。これからも体操を続け少し痛んだ身体を手当てして好きなお茶が長く続けられたと思っております。

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2016年10月16日

正客で濃茶を味わう

家元招請研究会 

佐藤俊雪(熊谷不白会)

 お家元と博之様をお迎えし、本庄市児玉町の「セルディ」で行われました。参加者は三十名。
 今年のテーマは「体操十種」。①まず頭の位置について、灯籠の一番上の石のように頭が体幹の中心の上にあることが大切。自分の体軸の中心を、普段意識してないせいかむずかしい。②柔軟体操、立居歩行。まず膝、足首を柔らかに、足の指も動かします、立居は呼吸を合わせ、姿勢を正しゆっくりと、気持ちを込めて。歩行は、安定した状態でバランスよく。またゆっくりと歩くことも練習しました。③気功と太極。④座式。⑤臥式。それぞれに目的があり、美しい所作を修得するためには、大切な運動ばかりでした。
 午後は家元の点てて下さった濃茶をいただきました。香り豊かな、たっぷりとしたお茶の量、手に取って一口いただくと全身にしみわたり、本当においしいと感じました。美味しいお茶を点てることももちろんですが、ふさわしい客になる事も修練が必要なことを感じました。「その場に一緒にいられる」という幸せを、しみじみと感じられる至福の瞬間でした。

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2016年10月6日

ついて行きたい体操十種

家元招請研究会 

古川宗愛(茨城不白会)

 家元をお願いしての研究会の日、まさに小春日和、さわやかな気持ちでお迎えする事ができました。
 「体操十種」、軽い運動からはじまり、だんだんむずかしくなり臥式などは拝見させていただきました。
 古稀をお迎えに成られたという家元の身の柔らかさに感動したり、あぐらを組んでみてはひっくり返ったり、楽しい体操の時間でした。日頃あまり動かすことのない節々がほぐれたのでしょうか、久しぶりに眠れたことを思い出します。
 午後は、家元の点前で中置濃茶のご指導をいただきました。緊張の中にも亭主と客とのやわらかい雰囲気を感じ、主たる者の持つ何かを感じさせられました。小間の設定でしたので半東さんの動きにも窮屈と思われる場もありましたが、お客様を大切にとの持ちの表れとも思われよかったと思ったりしました。また家元ご持参のお道具を最後に拝見させていただきました。
 お茶碗が自分の手元にくるまでのお話など温かい人とのふれ合いのことなど、思い込めたいろいろのことをお話くださいました。祖父を感じさせられますね、と家元のおっしゃる濃茶器のお仕服の何とも言えない柔らかさなど身にしみております。
 秋晴れや今日は筑波がよく映ゆる  後にお家元からお送りいただいた一句です。ありがとうございました。

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2016年10月2日

はじめてのテーブル濃茶

家元招請研究会 

空閑宗純(久留米不白会)

 体操を午前中に約二時間も続けていると、程よく気持ちのよい疲れを感じました。相撲の四股踏みが、足腰を鍛えるのにすごくいいときいたことがあり、以前やってはみたものの上手く出来ませんでした。けれど、家元の合図を聞きながらすると、身体に効いている感じがよくわかります。立ったり座ったりの多い茶事を、いつまでも楽しくできるよう、続けていこうと思います。
 午後のテーブル濃茶は初めての事もあり、半東として後ろで見ていた私は、参加者の真剣なまなざしをひしひしと感じました。客人は緊張されていたようですが、家元との会話で和まれ、次第に楽しく会話が弾まれていたように思います。
 日頃のお稽古でも、テーブルでの濃茶をしてみようと思います。

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2016年10月1日

「自宅の茶」を終えて

市川宗恵(長野不白会)

  去る十月、自宅の茶の亭主をはじめて実践いたしました。二グループを二日にわたりお招き致しました。
 当日までの準備にはもちろん不安もありましたが、楽しいものがありました。
 掛物は亡き義父の思い出の軸で月に薄と鶉の画賛。花入は虎班竹の籠。お花は水屋お手伝いのお仲間が用意して下さいました。
 道具組は中置でと考えながら持ち合わせの少ない中で準備を進め当日を迎えました。点心席もお仲間が何品か持ち寄って下さり半月盆が賑やかになりました。
 勉強不足、経験不足を、客様、そして水屋と半東などをお手伝いいただいた皆様方に助けられ何とか二日間を終える事ができました。
 拙い自宅の茶を終えて改めて今、お茶のお仲間のひとりひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。

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