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2015年6月24日

家元ご夫妻の尾瀬行きにお供して

金井宗美 松田清雪(群馬不白会)

 六月二十四日、すばらしい夏空にほっと胸を涼しい風が抜けてゆきます。尾瀬沼から下田代の道中、水芭蕉、延齢草、立山竜胆、小さな花々が迎えてくれます。レンゲツツジの咲く休憩所で、清水で入れたコーヒーを、木道の原をゆっくり三十分程で山小屋に到着。夕食はそれぞれ好きな飲み物で、おつかれ様でした。
 食堂は「尾瀬の四季」のビデオシアターですが、お家元が篠笛を吹いて下さるとのサプライズにミニコンサート場に早変わり。同宿の方々、従業員の方も一緒に静かな一時を過ごしました。
 七十代のご夫妻は、ご主人が五十年前にお泊まりになられたとのこと、やっと二人で来られてこんなすてきなサプライズに、今日のことは忘れることがないでしょうと感激されていました。朝もやの中で吹いてくださいと、お客様の所望に、二十五日早朝、霧立つ木道の演奏。散歩中の方々が集まって、朝のお茶一服に皆様それはそれは幸せな満ち足りた朝の始まりでした。
 しの笛に さそわれ茶の香 なほ豊に
 白い虹は見られませんでしたが、初夏らしい朝の湿原です。山小屋を後に中田代を花々に送られて一路鳩待峠に。
 陽を仰ぎ 立山りんどう清々し
 ガイドさんには、こんなゆっくりとご案内できたことははじめてと感謝をされました。お供できましたことに、感謝致します。(群馬不白会)

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2015年6月21日

新しい試みの且座を学んで

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家元招請研究会

小川享雪(大分不白会)

 「且座 主客役目を果たして茶の湯一会を試みん」
お家元筆、持参された掛物が床に掛けられました。「主客役目を果たして」その言葉にはっとしました。準備、手順の多い且座。初めて亭主を務める私は、自分の行う手順、タイミングなどの事ばかりを考えていました。亭主の役目とは……。本来の目的の為に準備がどれだけ大切なのか……。お家元、博之様より花、炭、香の支度について、どのような事を考えて準備をしなければいけないか、お話と実践でとても細かく教えていただきました。準備を大切に行うことが、お客様への『サプライズ』につながり、『サプライズ』をお客様と共感、共有できること。今更ながら、気づくことができました。
 そして、今回の研究会では、且座に一献、八寸をもうけること、中立をすることを経験しました。美味しい料理とお酒に緊張もほぐれ、楽しいひと時が生れ、そして中立は、後座濃茶への覚悟、よい緊張感の時となりました。
 終わった後、見学の方から「お当番のみなさんのチームワークがとても良かったですよ」との労いの言葉をいただきました。当番がそれぞれの〈役目を果たす〉事ができたのかなと、嬉しく思いました。 〈役目を果たす〉、これからもいろいろな場面で私の課題になりそうです。

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2015年6月11日

〈おもてなし〉茶会

原 宗友(長野不白会)

 私共長野不白会では、李支部長提唱のもと、〈自宅の茶〉を今年の活動に取り入れ実践しております。
 そのような中、地元の公民館で三十年近く茶道教室を指導してこられた森泉先生が、長年の文化活動への貢献が認められ、市より表彰されるという朗報が入りました。それを記念して社中の皆様が、日頃稽古されている公民館を会場にして〈おもてなし〉茶会を催し、招待してくださいました。
 総勢十一名のお社中が、森泉先生指導のもとに花(会場設営)、料理、点前の三担当に分かれて準備されたそうです。待合の一室に入ると、早朝に近くの山で採取してきたという山野草やお庭の花々が思い思いの花器に生けられ、生き生きと出迎えてくれました。点心のお膳には、自家製の梅ジュースから始まり三種類のおはぎまで手づくりの品々が並び、おなかも心も幸せいっぱいになりました。
 別室には立礼席が工夫を凝らして用意され、濃茶と薄茶が振る舞われました。主菓子のおまんじゅうも干菓子のかき揚げも手づくりで、昔懐かしいやさしい味わいが感じられました。
 社中の皆様がそれぞれの持ち場で自主的に生き生きと活躍されている姿が見られ、日頃の活動の様子が伝わる心温まるお席でした。
 帰りにはたくさんのお花をおみやげに頂戴し、〈おもてなしの心〉と一緒にうれしく持ち帰りました。(長野不白会)

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