2012年1月28日
ロサンゼルス不白会 初釜
ロサンゼルス不白会西村社中
濃茶で、一二三
一月二十八日、江戸千家ロサンゼルス不白会西村宗櫛社中で、初釜が行われ、その様子が現地日本語新聞「羅府新報」で紹介されました。記事中より一部を要約し写真とともに紹介します。
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「初釜で茶道への理解深める 新春の一服を堪能」
正月にちなみ、茶室には結び柳と紅白梅、床には羽鳥西恒筆「松柏千年翠」、鶴の花入には、松竹椿の他、庭に咲き誇っていた桃の花も添えられた。初座の炭点前では、亭主は「皆様の運勢が、天に昇る龍のように上昇し、今年も良い年になりますように」と、挨拶。手づくりの料理に続き、濃茶席では西村支部長を正客に、点前の採点をし互いの上達を見る「一二三」を行い、薄茶の席では客の振る舞いの心を学ぶ「数茶」を行い、それぞれ新春のお茶を堪能した。
西村師は、「いたるところに今年の干支が生きており、新年のめでたい気持ちとともに大変おいしくいただきました」と感想を述べた。七事式の中の二つを経験した参加者からは、「ゲームをしているようで楽しかった」との感想が聞かれた。
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なお,記事全文は,次の羅府新報のWebページでご覧いただけます。
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羅府新報記事:「江戸千家ロサンゼルス不白会:新春の一服を堪能」
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2012年1月7日
初稽古
高野宗廣(茨城不白会)
新年、一月七日、自宅で初釜を催しました。時間と労力を惜しまず、心からの「もてなし」を心がけ、大勢で参加する和やかな茶会をテーマにしました。昨年の暮れに、試行錯誤しながらの会記作り。徐々に気持ちを高めていきました。掛物は「無事是吉祥」竹台子、皆具は唐銅。茶碗は萩。十一名の客を迎えました。
席入り後の献茶に始まり、炭点前をし、しばし湯音に耳を傾け、この静寂な心地よい時間を過ごせる事に、心から感謝いたしました。茨城支部では、昨年は皆で楽しみながら稽古ができる「花月」を数多くしましたので、それを実践してみようと思いました。
初めは、花付き花月。次は香付き花月。香銘は、「梅の香」。休憩を入れ、続いて懐石料理が運ばれ、和やかに寛いだ雰囲気になっていきました。私が凝った一皿は幸運が重なりますようにと、食材に「ん」が二つ付く物。銀杏、半片、隠元、人参、蓮根、金柑。等々十二種を盛り込み、南天と金粉で飾った料理。笑い声が上がり、指を折ったり、声に出したりと、話がはずみました。お酒は甘酒。熱いうちにと気になる一つでしたが、満足していただけた様でした。
中立ち後、最後は、いよいよ濃茶付花月。菓子は、富貴豆を栗きんとんで包み、花芯は梅肉で色付けしてみました。銘は「白梅」。集中した数回の練習の成果も出て、やっと安堵の面持ちになっていきました。茶銘は「妙寿」、詰は伊藤園、茶杓は「希望」。
なるべく自分らしい手づくりでと心がけた初釜を兼ねた初稽古は、十時から二時までの四時間。終わってみれば、あっという間の感じがします。
この年が、平和で健やかでありますよう、切に願い手を合わせました。多くのお仲間の方々と、お茶の稽古を楽しめる幸せを噛みしめた年のはじめでした。
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